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ある人目的で読んだ方、挙手。
でもこの作品はあることに関して本当に丁寧に
書いてあってさすがお金の人!!と思うことでしょう。
ただし内容はスカッと系ですけどね。
相手に思いやりがないクソ男はグッバイだわ。
あとは最後の作品かな。
あるトラウマを抱えて自分を失ってしまった母親のお話。
救われないと思うでしょうが
ちゃんと終盤に救いがあったのはほっとしたね。
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アミの会と気になるお金の話ということで読んでみました。
お金の話でも色々な切り口があって楽しめました。
物の価値やお金で換算できない価値について考えさせられました。
行き過ぎてもやはりダメですね。反省しないと。
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アミの会、お金にまつわるアンソロジー。
どれもおもしろくついつい一気読み、週末で良かった…
百万円分の無駄…新津きよみ
一生遊んで暮らせる方法…原田ひ香
12万円わんこ…大崎 梢
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?…永嶋恵美
わらしべ長者のつくりかた…福田和代
塾に行かない子どものための五つのクリンプス…図子 慧
二千万円の差額…松村比呂美
テーマがお金だからか現実的な話が多かったけれど、わらしべ〜は、ほんわか。
図子 慧さんは初読みの作家さんでしたが、子供を育てる環境のあるあるとかすごくうまく描写されてて展開にドキドキしました。
二千万円の差額は悲しい話でしたが前向きなラストが良かったです。
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お金にまつわるあれこれのアンソロジー。
ゲーム課金、会社のお給料、転売ヤーの稼ぎ、
宝くじの当選金、子供の教育費など様々なお金の話。
どう稼ぐか、どう使うか。お金の話だけど、嫌らしさは無くさらりとしていて面白かった。
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福田和代さんの「わらべし長者のつくりかた」が良かった。健斗の祖父のような含蓄のある言葉を言ってくれる人が若者の周りにいてくれると、生きる方向を見失った時にいいだろうなと思った。
仕事を楽しもうとすること。仕事は大変なこともあるけれど、興味をもって、面白がってやっていけば、面白くなっていく。できなかったことが上手にできるようになったり、人に感謝されたり、世の中を支えたりすることも、楽しいこと。
気づけば、いま、そのような仕事ができるできていることに改めて感謝の思いとなった。やはり自発で取り組むと楽しくなる。
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お金をテーマにした7つの話。
短いですが、なかなか深い話ばかりでした。
みんな面白いですが、『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』がちょっと怖くてゾワッとしました。
『わらしべ長者のつくりかたの考え方』は参考になりました。
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お金にまつわる短篇アンソロジー。
7名の人気作家たちのお話だけあって、それぞれ楽しめる。
○百万円分の無駄〜新津きよみ
もし、自分が宝くじで当てたら誰かに言うだろうか?使い道は?と考えてしまった。
元同級生のお店には行かないだろうな。
○一生遊んで暮らせる方法〜原田ひ香
こんな相手との生活は耐えられないだろうな…と
価値観の違い⁇
投資人生って自分の中で全く想像つかない。
○12万円わんこ〜大崎梢
ペットモデルの実情が少しだけわかった気がした。
それを取材して得られたものは、覚悟や勇気や度胸で自分のスキルを磨こうと思えたことはよかったなと。
○廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?〜永嶋恵美
何にお金を使うのか、ほんとうに人それぞれだなぁと改めて感じた。
ゲーム課金は全くしないけど(そもそもゲームをしない)本はついポチッと買ってしまう。本屋へ行くと一冊は買っている。
洋服は今はすっかり興味もなく減らしていくだけ。
依存症、、自分では気がつかないのかもしれないと思うと怖いなと思った。
○わらしべ長者のつくりかた〜福田和代
棚からぼたもち。これわたしも好きだわ。
と思いながら読み進めると拓海の友人である健斗のおじいちゃんがとても良いことを言う。
わらしべ長者の話から何を提供するか?ってことになり、工作が得意で昔作った万華鏡を思い出して、手近にあった牛乳パックとアルミホイルや色紙で早速作り上げる。それを持って動き回っているうちに隠れたニーズ何ふたつ掘り起こされるという…。
実質、いくらにもならないけれど楽しい思いと喜んでもらえた、役に立ったと満足できた。
楽しく夢のある時間だと思えたことで、前向きに仕事についても考えることができた。
いやぁ、おじいちゃんさりげなく良いことおっしゃるわ。
○塾に行かない子どものための五つのクリンプス〜図子慧
子どものことで親は日々頭を悩ませる。
たんに塾に行く、行かないだけじゃなくてどうして行かないのか原因がわかれば対処できる。
しかし、塾ってこんなにもお金かかるんだと今更ながら思う。
○二千万円の差額〜松村比呂美
これは辛い話だなと。
夫が真面目な性格だったからこそ、なのか…。
金銭的に老後の心配がないとわかっていても、なくした自信を取り戻すことができなかった…
仕事がうまくいかずに会社を辞める、ということが耐えれなかったというのがわかったから余計に辛い。
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給料や節約、宝くじや投資信託、子供の塾や楽して稼ぐ生き方などお金にまつわる悲喜劇を集めた短編集。「100万円の無駄」「わらしべ長者の作り方」が面白かった。お金は大切だけど、でも人間ってそれをどう使って満足するかが大事だと思った.2023年7月6日読了。
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実力派女性作家集団『アミの会』によるアンソロジーも本作で12作目。
今回のゲストは原田ひ香さん。
毎回楽しみにしていて欠かさず読んでいるシリーズだが今回のテーマはズバリお金。
どの短編も其々切り口が異なりバラエティに富んで面白かった。
特にお気に入り作家さんの新津きよみさん「百万円分の無駄」と松村比呂美さん「二千万円の差額」はリーダビリティが高く惹き込まれた。
新津作品は女性の心理描写が秀逸で主人公の言動に共感。
毎日の様に届く詐欺メールを盛り込んだ松村作品は身近に感じた。
イヤミスのイメージから一変し、心温まる読後。
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「アミの会」アンソロジーはどれも面白い。今回のお金の話も現実的。ゲーム課金や塾の費用など知らない世界も覗けて楽しかった。
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それぞれいいお話ばかりなのだが、多分すぐに忘れてしまうと思う。
IT技術がどんどんと進み、世の中がどんどん変わっていく。そうすると、小説のネタもどんどん広がり尽きることがないのですね。
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?
いわゆるせどりをテーマにしたおたくのお話。「〇〇っすよ」という会話がちょいと気になった。こういう話し方するんだろうね、ほんとに。
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『百万円分の無駄』 新津きよみ
『一生遊んで暮らせる方法』 原田ひ香
『12万円わんこ』 大崎 梢
『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 永嶋恵美
『わらしべ長者のつくりかた』 福田和代
『塾に行かない子どものための五つのクリンプス』 図子 慧
『二千万円の差額』 松村比呂美
「アミの会」のアンソロジーです。久々です。
お金がらみのお話を集めたもので、原田ひ香のヒットにあやかったのかな。
どれも面白かったんですが、『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 が
一番好きです。映像で観たいと思ってしまった。シスターフッドってヤツ?
転売ヤーに転落しようとしている買い物依存症の友人を救おうとする「廃課金兵」。
会話のテンポが心地よく読後感も最高で、他の作品も読んでみたくなりました。
オススメです。
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ここだけのお金の使いかた
アミの会
「一生遊んで暮らせる方法」 原田ひ香
これが読みたくて、取り寄せたのだった。原田ひ香さんのお金にまつわる物語ならなんでも読みたい。
ふぁいやあ太郎こと主人公の夫のツイート
人生の負債、の項目の3に妻子供とあった。
「妻は働いてくれている間は大切なパートナーですが、子供ができたりしたら、前と同じようにはできないでしょうし、というか、できなくなったら即負債です」
結構しぶい気持ちになるお話だったけど、もう一回読もうと思う。しぶく感じるのはあまりに自分と状況が重なるからだ。もう一度読んだら、感想を書き足す。
(でも、ちょっと身をもって感じている。悩んで迷っていたときより今のほうが身が軽い気が、する)
「廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?」 永嶋恵美
フクちゃんとミミさんの関係は物語の最初から最後まで最高だった。なによりフクちゃん。でもフクちゃんも、ちゃんとミミさんに助けられていた経験があるから。ふたりとも話してないことがないくらいの話をしあっていて、その上でフクちゃんには病識があって、経験もあって、だから助けることを考えられた。ミミさんも追い詰められた状態で防衛せずに、「交通費とネットカフェの利用料だけでガチャ何回分になるんだろう」と考えられた。助けてもらう価値のある友情だったんだ。わかんないけど。ちょっと泣いた。
全部読み終えてから原田さんのをざっと読み返した。感想としては、裸足で逃げ出したくなった。
それでいいのだ。これでいいのだ。
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「わらしべ長者のつくりかた」の考え方が参考になった。おじいちゃんの「日本人の悪い癖だと思うんだが、仕事を楽しもうとしないんだな。働くことはしんどいことだと、自分で自分に呪いをかけてるんだ。」って言葉よかったな。楽しさや面白さは自分でつくっていくしかないんだよね。
「二千万円の差額」も好きだなぁ。切ない家族系の物語にとことん弱い私なのであった…。
お金というたったひとつのテーマで、全く違った景色を見させてくれる作家の方々には頭が頭が下がる思いです…!
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お金にまつわる話のアンソロジー。割と好きな作家さんが揃っていて予想通り楽しめた。価値観とは世代によって違うのは勿論、収入によっても異なるし、本当に人それぞれ。夫婦になる際はやっぱりそこが違うと後あとすれ違いのもとになるとつくづく感じる。ピッタリ合うということはなくとも許容範囲内でないといい関係は続かないと思う。