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【すべての女性が眠りにつく……キング親子が贈る壮大なSFホラー】「オーロラ病」が世界中に蔓延し、女たちは次々と眠りについていく。しかしドゥーリングの町には唯一、病の影響を受けない女がいた。
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2022.1.17
自分が女だからかな、頭をブンブン振って同意したい場面がたくさんあった。
世の中の大半の女性が体感してきたであろうフラストレーションをぶった斬ってくれる場面があって気持ちいい。
ただ、下巻のドンピーターズとフランクの動向が気掛かりすぎる…
この世界の女性たちがこれ以上危険に晒されませんように…
居酒屋で教授(名前忘れた)が熱弁してた、
世界中から男が消えても女は生き延びていけるが
女が消えたら男は死んでいくだけ
みたいなセリフが印象深かった
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上巻を読んでの感想。
すぐに死亡すると思ったのに最後まで生き残ったのが2人います。1人は受刑者のセクハラ行為を繰り返す刑務官ドン・ピーターズ、もう1人は緑のベンツで猫を轢き殺す薬物中毒の形成外科医ガース・フリッキンジャー。クズ2人の今後の活躍が楽しみでもありおそろしくもあります。ちなみにP474のガースが小さな黒いバックと往診バックを手にして現れるところは良いシーンだと思いました、クズのくせにカッコつけてるところがです。
ドゥーリング女子刑務所に女性が立て籠もり、男が包囲するような感じになると予想するのですが、想像を超える展開になると思うと楽しみです。
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主な登場人物 42人
読み始めから人物の特定に苦労する。クリント と フランク をよく勘違いしてしまう なんで??
夫婦 親子 同僚 警察 刑務所 う~~ん。イメージが固まらないうちに次の出演者が登場する。最後まで固定できてたのはイーヴィだけかもしれない。
女性だけがかかる病 という不思議な状態に男たちはどう対応していくのだろう?
あれ??男だけがかかる疫病による……
よしながふみ原作の「大奥」を思い出した。
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世界からすべての女性がいなくなったらvsすべての男性がいなくなったら…
自分がどっちかということを置いておいても面白い。
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「男が女に“愛してる”といったら、パンツを脱がせて一物を突っこみたいというのが本音だよ」
――何かと分断が取り沙汰、懸念される世の中だが、男と女という、最も身近な分断の元をメインにした、パンデミック?SFホラー。女性への愛は、斯くの如くでない自分でありたい。