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三冬が誘拐されて、大治郎が助け出して
田沼意次の勧めで 結婚。
ふーむ。
ちょっと 簡単すぎた感じがある。
もう少し、紆余曲折があってもよかったのだが。
淡々としたのが 池波正太郎の流儀かも。
読みこなれてきた。
物語としては 安定感がある。
浅野幸右衛門より 1500両と屋敷を譲り受けるのが
秋山小兵衛を さらに悠々自適とする。
道場破りをして お金を稼ぐ
体面を守るために 襲撃する。
ごろつきを養う 道場にもいろいろあるが
大治郎の道場はなぜはやらぬのだろう。
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時代小説。「剣客商売」シリーズ第6弾。7作。
「鷲鼻の武士」「品川お匙屋敷」「川越中納言」「新妻」「金貸し幸右衛門」「いのちの畳針」「道場破り」
「品川お匙屋敷」で大治郎と三冬が結ばれる。この話がメインのように思えるが、「鷲鼻の武士」の渡部甚之介(「金貸し幸右衛門」にも出てくる)や「いのちの畳針」の植村友之助、「道場破り」の鷲巣見平助など魅力的な人物が描かれる小作品により惹かれた。
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いつも通り安定の剣客ワールド。
大治郎の結婚とか家と財宝ゲットとか結構大きなイベントあったけど、それでもなんだかいつも通り。
茶漬けをすするようにするすると読める。
それがいいとも言えるし、安定すぎとも言える。
まぁこの世界がイヤな人はここまで読まないだろうから、これでいいんだろうけどね
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遂にというか案外あっさりというか、息子も結婚!
個人的にはラブコメ編をもう少し楽しみたかったところ。
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かわいい夫婦ができあがりました!
「品川お匙屋敷」の延焼の原因が大治郎としか思えないのですが、
思い違いでしょうか…。
ちょっともう一度読み直してきます。
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タイトルから大治郎と三冬のことかと思って読んだのだが、良い意味で体をかわされた(笑)「品川お匙屋敷」が切っ掛けで、老中・田沼から縁組みを申し入れられるなどは当時としては破格のことだろう。「新妻」「道場破り」で大治郎の情の厚さが堪能できる作品だった。「金貸し幸右衛門」の中の『かえって戦乱絶え間もなかったころのほうが、人のいのちの重さ大切さがよくわかっていたような気がするのじゃ。(中略)生死の意義を忘れた人それぞれが、恐ろしいことを平気でしてのけるようになった。』とは、平成の世でも言えることだろう。
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2019年8月27日、読み始め。
●人物メモ
・永山精之助---町奉行所の同心。弥七の直属先。
・弥七---四谷・伝馬町の御用聞き。
・徳次郎---内藤新宿の下町に住む。女房は、おせき。
・又六---深川・島田町の裏長屋に住む、鰻売り。
・小川宗哲---亀沢町の町医者。小兵衛の碁がたき。小兵衛より10歳位年長。
・文吉(ぶんきち)・おしん---鬼熊酒屋の亭主と女房。前亭主は、熊五郎。文吉・おしんは養子夫婦。
・長次・おもと---浅草駒形堂裏の河岸の料理屋「元長(もとちょう)」をひらいている。
・牛掘九万之助(うしぼりくまのすけ)---浅草・元鳥越町に奥山念流の道場をかまえる。
・金子孫十郎信任(のぶとう)---湯島5丁目に道場をもつ。60歳をこえている。門人は300人以上。
・杉本又太郎---団子坂の無外流・杉本道場の当主で、秋山親子とも顔見知りの剣客であった父親を1年前に亡くしている。
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鷲鼻の武士 渡部甚之助、理不尽に巻き込まれる
品川お匙屋敷 抜け荷と三冬の拉致
川越中納言 淫乱犯罪
新妻 大治郎、同姓同名で人間違いされる
金貸し幸右衛門 小兵衛小金持ちになる
いのちの畳針 板挟みの御用聞き
道場破り 鷲巣見が不憫
やっと結婚します
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剣客商売 六
「品川お匙屋敷」では、密貿易に関わる一味に三冬が攫われてしまいます。必死に探し回る大治郎。“愛しい人を助けに行く殿方の図”というのは、鉄板でカッコイイものです。
何とか無事に三冬を救出した大治郎に、三冬の父・田沼老中から三冬を嫁に貰ってほしいとの申し出があり、めでたく二人は結婚する事に。本当に、お似合いのカップルです。
晴れて大治郎の妻となった三冬が、慣れない家事に奮闘する姿も微笑ましいです。登場当初は権高なところもあった三冬ですが、すっかり女性らしくなってきて、変われば変わるものですね。
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剣客商売6作目。
タイトル通り。というべきか。
(タイトルと三冬は、直接関係ないが)
三冬が女性になったな。。
章を追うごとに女性になっている気がするが、武術はそのまま励んでほしいところ。
「品川お匙屋敷」は、いろいろな意味合いでヒヤヒヤした。
「金貸し幸右衛門」は、悲しい結末。
幸右衛門と関わりがあるということが恥だと思ったのか。
寂しすぎると思った。
鷲鼻の武士
品川お匙屋敷
川越中納言
新妻
金貸し幸右衛門
いのちの畳針
道場破り
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池波正太郎の剣客商売シリーズも№六「新妻」(2002.11)、いよいよ佳境に入ってきました。鷲鼻の武士、品川お匙屋敷、川越中納言、新妻、金貸し幸右衛門、いのちの畳針、道場破りの7話、どれも読み応えがあります。なんといっても、朴念仁で二人ともおのれの胸の内を打ち明ける術を知らない佐々木三冬と秋山大治郎が結婚しました。家事は何も知らない三冬が初々しいです。小兵衛に「一肌脱いでいただきたい」と言われたら、恥じらう三冬w。一方、大治郎は巻を追うごとに、逞しく、頼もしく成長しています!
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秋山大治郎のことを思いながら夕暮れの根岸の里を歩んでいた佐々木三冬は、背中を斬られて逃げてきた女に小さな品物を託される。それが密貿易に係わるものだったため、三冬はその一味から狙われ、捕らわれて地下蔵に押し込められる。
鬼神のごとくなって探し回った大治郎が奇蹟的に三冬を救出すると、父・田沼意次は、いきなり三冬を嫁にもらってくれと頼むのだった。シリーズ第6弾。
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<目次>
略
<内容>
大治郎と三冬が結婚した(ただし、第4巻はまだ未読)。最後の道場やぶりはドラマで見た記憶がないが、やっているだろうな…。
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シリーズ第6弾。「剣客商売」の六冊目にあたるこの『新妻』に収められた7編は作家・池波正太郎が元気そのものだった頃の作品である。なかでも、「品川お匙屋敷」で秋山大治郎と佐々木三冬は結ばれるのである。世間を知らぬ、微笑ましほどに初心なカップルの誕生だ。
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タイトルの「新妻」大治郎のことかと思いきや違った。なるほど。二人の結婚のきっかけとしての人質事件…少しさっぱり書かれているような気もした。意次からではなく、大治郎または三冬からプロポーズしてほしかったような。「いのちの畳針」「道場破り」よかった。