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連作短編集。あらすじとか何も知らずにただ単に読んだ感想として、フランス語訳の小説みたい〜だったんですが、愛の不時着のオマージュなんですね。わたしそれ観てないので何が何だかさっぱりです。リ・ジョンヒョクって何だよ、って思ってたほどだし…愛の不時着を観てる人のほうが楽しめそう。
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顔も性格もかっこいい男、リ・ジョンヒョクが元気の無い人たちの前に現れ、気づいたときには去っている。
「僕の女を探している」というやや粗野な言葉遣いにも関わらず、好ましく思えてくる。
思わずリさんの画像を検索してしまった程に。
彼が女性に会えるかということより、彼の存在そのものが神がかっていて気になる。
そっと寄り添ってくれ、時には力強く激励してくれる彼は一体、何者だったのだろう。
荒野さんの小説で初めて、女性に優しい…いや、全ての人に優しい男性を見た気がする。
でもやっぱり冷たい男性が出てくる話が好きでしょうが無い。
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「愛の不時着」のオマージュ…読み終わってから知ったけど そもそも 観てないし 内容も全然知らない。
イケメンで優しい リさん。一体何者?実在してる?
「愛の不時着」を観てれば わかるのかな。
いつもの荒野さんより ちょっと優しい感じのお話が多くて わりと好きでした
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ドロドロした話なのかと思いきや、悩みや怒りや悲しみを抱えている人たちが、リジョンソクという人に出会って救われていく話だった。
読みおわったあと清々しい気持ちになった
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愛の不時着を観ているか否かでこの本を楽しめるかどうかが大きく変わってくると思うし、わたしは観ていないどころかあらすじをうっっっすら知っている程度なので、リーさんのことをずっと、この人は一体何なんだ...って気持ちで読んでた
愛の不時着観てみようかな
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今までの著者作品でいちばん好きかも。
リーさんをめぐる連作?短編集。
”大ヒットドラマ「愛の不時着」に心奪われた著者による熱いオマージュの込められた・・・”
なるほど~、読んだ後で知ったけど。って、愛の不時着観てないけど、なんとなくわかる(笑)
とにかくピュアな彼の行動にキュンとくる。
なかなかこんな男はいないけどね。
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「今まで聞いたことがないピアノの音、あるいは羊」
「亡き人が注文したテント」
「静かな、もの悲しい、美しい曲」
「ポメラニアン探し」
「大人へのボート、あるいはお城」
「真木とマキ、あるいはきっと辿り着ける場所」
「偽物の暖炉の本物の炎」
「塔、あるいはあたらしい筋肉」
「今まで着たことがないコート、あるいは羊」
『愛の不時着』へのオマージュを込めた9話収録の短編集。
黒いコートに身を包んだ高身長の美しい男。
彼の名はリージョンヒョク。
「僕の女」を探しながら、出逢う人達を虜にしていく。
ふうわりとした読み心地のラブファンタジー。
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誰もがうっとりする韓流イケメンが、老若男女のココロのスキマをお埋めします。女性受け全振りみたいなストーリーだなぁと思っていたら韓流ドラマ『愛の不時着』のオマージュ作品だそう。その事も知らずドラマも未視聴なので特に先入観なく読んだ。出会いはあっとよろめいた時に「大丈夫?」と優しく抱きとめてくれるスタイル抜群長身イケメン。というベタな展開だったが、皆彼のおかげで人生を好転させていく前向きな短編集だった。結局、彼、リー君はエンジェルかフェアリーか?何ともファンタジックな雰囲気だったが全体的な印象は薄味。
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著者の井上さんがドラマ『愛の不時着』へのオマージュとして書かれた作品。ドラマは観てないし、あらすじや登場人物の顔すらわからないけれど、それでもとても楽しめた。というか素晴らしい。20ページほどの短編が9編収録されていて、そこで起こる日常と夢のような狭間の出来事。迷い悩んでいたことが、黒いコートを着た誰もが見惚れる男性との出会いで変化が起こる。その変化する瞬間がとても鮮やかで読後も残り続ける。
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9篇の短篇で構成された妄想系ファンタジック連作短篇集。
どの作品にも長身で超絶イケメンの同じ韓国系男性が登場する。何やら裏がありそうで検索してみると、「『愛の不時着』にはまった荒野さん」という記事を発見。ははあ、そういうことですか。人の推しにケチをつける気はないし、元ネタがわからなくても本書は独立した作品として楽しめるので問題ない。
荒野さんの過去作を続けざまに読んでちょっともたれていたので、本作は軽めでよかった。
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どの、短編も、すぐに、物語に入り、心を揺さぶれはじめる。
愛とは、自分の幸せ以上に相手の幸せを願うこと。
胸を押さえ、愛はここにいる。ちゃんと世話をしなくちゃだめだ。
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実に謎めいた男、リ・ジョンヒョク。黒尽の衣装を纏い、颯爽と現れては難題を解決し煙の如く消える。見返りを求めず信じること、愛することを9つの場面で彼に教えられた。彼のピアノを聴きたい。
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目次の章ごとのタイトルが秀逸でした。短編作品になっておりましたが共通して登場する謎の男性。この男性が最後までミステリアスでした。個々の主人公達のそれぞれの心の中に存在している実態のない何かなんだろなぁ、と。
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最近、短編になっていて各家庭、カップルの元に生活する話を読む。犬、鳥、そして今回は若い男性。大切な女性を探しながらそこで出逢った人の人生を幸せにする話。今の時代ではなく話の断片から過去から来ているような素振りで、しかも出逢った人の生い立ちを知っているみたいで自然と助けて、そして痕跡を残さず去っていく。
そこで出逢った人は自分で決定したと思うのだろうけど、本当は寄り添ってくれていた。
スピリチュアルに近いかも。自分だけでは行動するはずもない出来事なのに行動していたらみんなが振り返るような端正なりーさんが寄り添って後押し、助けてくれていたと思うと人生楽しくなるかも知れない。
想像力膨らまして私の側にリーさんが応援して助けてくれる。必要な事をアドバイスしてくれると思って苦難もリーさんに委ねてみよう。
3冊同じような感じの本を読んだからこんな風に考えるようになれたと思うと本を選ばず読む事も無駄ではない、読んで意味を感じる大切さを知る。
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こういう形で”リ・ジョンヒョク”に会えるとは。
黒いタートルのセーターと黒いスラックス。
身体能力抜群で長身できれいな整った顔立ち。
運命の人(女)を探しに来たのに困っている人がいると助けずにはいられない。
あー、また観たくなったよ。
この9編を読んで再会した気分です。