紙の本
人とのつながりとは
2023/05/06 20:26
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投稿者:よみよみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に、表紙買いをした作品だ。
初めのほうは、いろいろな主人公が出てくるもので、場面が変わっていく感じだったので勝手に完結していくものだと思ったのだが、ラストに行くにつれてこういう繋がり方をするのかと感心してしまった。
最後のエピローグは少し寂しさを覚えてしまった。
あまりにも、現実的な事を突き付けられて感じがしたから。(ネタばれになるので、気になった方は読んで欲しい)
人は生きていると色々な人に関わっていく、ときにはわずらわしかったり、しんどいときもある。 それでも繋がりながら生活していかなくてはならない。
この本に出合って、人との関わりは当たり前ではないものだと改めて教えられた。
作品の中の主人公たちみたいに、自分も人と関わっていくのだろう。
この作家さんの他の作品も、ぜひ読みたくなってしまった。
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面白かった。
星をつないで星座を作るように、人と人が繋がり物語りとなっている。
不幸や不運で輝きが弱く見えても、ひとりじゃなく、誰かと繋がっているんだと思えるお話。
それだけに、ラストは悲しすぎる。
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4つのストーリーが同時展開していくんだけど、所謂スモールワールド。
こういうナラティブ同士がスッと他人に入り込んでくる瞬間のストンって感じが良かった。読みながら「あああああああなるほどなあああああああああ」とかになる瞬間の気持ちよさ。
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家族愛、父の愛、母の愛
複数の主人公が各章に登場。半ばからそれがつながってきて、大きな愛の物語になるという筋書きかな。最後に殺すなよと思うけれど、それが現実かなぁ。
登場人物たちの数奇な人生が凝縮された物語は圧巻だ。ただ、私には他人事感が先行して、イマイチ感情移入できないまま終わってしまった。私がドライに過ぎるからだろうな。
「音楽的無気力」という言葉が出てきた。新しい音楽を聴かなくなるってことらしい。確かに、「〇〇的無気力」は現実に存在する気がする。そうならないように、常に好奇心を持って人生を過ごしたいな。
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死にたいで検索したら出て来たので手に取ってみたのだが…
最初の話で登場人物が性風俗店に行ったという文が出て来てなんかやだなあと思ったので読むのやめた。風俗が普通のことのように話されるのがなんだか理解しがたい私が潔癖なだけかもしれないけど一気に読む気が失せた。ので星ゼロで。
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結構好きな作品
目黒以外は伏せられた名前で登場してたから、直江の幕は、あんた、あんたかー!!!となった。直江のことがあったから、梅江田はなんとなくそうなんだろうな〜と思った。茜と青葉もでてきてなんだか不思議な感じ。人を羨ましく妬むこともあるけど、誰にでも人には見えてない、見せてない部分があって、悩みは千差万別だなと感じた。自分も自分の置かれた状況にクヨクヨしてないで行動することが大切だなと思わせられた。
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最後の方、あなたはあなただったのか…!!と感動してこれは★4か5と思ってたら青葉のくだりが後味悪すぎて★3。全員ハッピーエンドになって欲しかった。