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恋人のモレルは怪我をして帰国。
ヴィクもまた、肉体的危機に見舞われる。
恩師の依頼で、出身高校のバスケット部のコーチを引き受けたのだが。
貧しい地域で、自分が育った頃よりも妊娠して中退する女子高生が増えていて、バスケットも奨学金を貰うレベルには遠い。
地元で発展した大企業の一族に出会い、純情な孫のビリーに好感を持つ。
悪女役の叔母ジャッキーや、ヴィクに恨みを持つ元同級生など、熟女の印象も強烈。
ビリーは牧師のアンドレアスと親しくなり、家族とケンカになる。
工場で何事かが起こっていて、ビリーがバスケ部のジョージーと行方不明になり、やがて殺人まで…?
正義感と好奇心と行動力でどんどん突き進む。
モレルと旧知の仲の女性マーシナの滞在に嫉妬しつつも…
とうてい救いがなさそうに思われる環境に1つでも確実に風穴をあけるヴィク。
無邪気な2匹の犬たちの活躍にも乾杯!
2009年9月初登録。
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ずーっと好きで読んでいるシリーズ。もう主人公も私の年齢を追い越していったけれど、相変わらずの大活躍。でもケガしすぎ。体壊すよ~と、いつも思う。
今回も最後まで楽しめました。
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やっぱり面白かった( ´ ▽ ` )ノ。
そして、やっぱり長かった( ´ ▽ ` )ノ。
1ヶ月かけて未読のヴィクもの4~5冊を読んできたけど、大筋は大体一緒だね( ´ ▽ ` )ノ。
衰退したシカゴを牛耳る名門財閥の傲慢暴挙(~_~)。
底辺で必死に生きる善人と破滅に身を任す愚か者(~_~)。
義憤に駆られ一人突っ走る女探偵( ´ ▽ ` )ノ。
今回は後半に入ったところから、俄然面白くなった( ´ ▽ ` )ノ……でも、やっぱり長い……(´ε`; )ウーン…もうちょっと、短くてもいいんじゃないかな?
前にも書いたけど、ほんの数日間の話なのに600ページ700ページというのは……一気読みしないと細かな筋が把握できないたぐいの小説なのに、いくらなんでも分厚すぎ……(´ε`; )ウーン…
まあ、とにもかくにも、これにてヴィク本ストックはゼロになった。またブックオフで見つけたらまとめて読もう( ´ ▽ ` )ノ。あと何冊出てるのかな?
事前にNAVER まとめかなんかでシカゴの現状を写真付きで見ておくと、ヴィクの嘆きにより共感できるね(~_~)。
2015.11.4
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ケガの多いお話だな…と。だけど若い世代を認め懐かしみ応援するヴィクに憧れる。そんなふうに歳を重ねていきたいなと思う。
しかし今作は、いや今作も?収入が心配になるのは私だけかしら…。
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探偵ウォーショースキーの13作目。
自立した女性としては、嫉妬は見苦しい。
そうはわかっていても、
自分よりも古い友達で、戦場を共に生き延びた仕事仲間、
しかも女っぷりもいいとあっては、
ジェラシーもやむを得ないよ、ヴィク。
またもや、心ならずも故郷のサウス・シカゴを訪れるヴィク。
バスケットのコーチでもあった恩師の頼みで、
母校の女子バスケットチームの臨時コーチをやることに。
メンバーの一人に、母親の働いている工場の事で相談を受け、
調査を約束したことから、
地元から成長したディスカウント・ストアの大企業とのもめごとに。
ヴィクが事件を解決するのも素晴らしいが、
なんやかんや言って、子供や若者を身体的にも精神的にも助け、
その人生を変えていくのが素晴らしい。
富豪の家に生まれながら、純粋な気持ちや理想を失わずにいた少年や、
貧しい環境を抜け出そうと闘うバスケットボール・チームの女の子たち。
でも一番の山場は、
コントレーラスと飼い犬ミッチとチームの子の家にでかけ、
ミッチがチンピラを追いかけて行ってしまった場面。
二人で探し回って、ミッチは死体と重傷者のところへ案内する。
しかも、コントレーラスが赤ん坊の扱いの上手さを披露してた。
いつまでも元気に「相棒」を務めてほしいものだ。