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子供のころに背伸びして読んだ、大人のせつないラブストーリー集。今読んでもどきどきする。ほろ苦いけど甘やか。
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12の話が入ってて、夜にしんみり一人で読むのに良いと思います。ただ、しんみりを通り越してめちゃくちゃ寂しくなる可能性もあるからご注意を。一般的に「女ってめんどくせーなー」って男性に言われるのがよくわかる。女はそういうもんなんだから仕方ないじゃん!とも思うし、そうならないように気をつけよ…とも思うし。
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初めて田辺聖子を読んだんだけど、はまってしまった。嫌味のない関西弁が良い。恋をしている時のドキドキする気持ちがとってもリアルで良い。嫉妬して勝手に嫌いになっちゃったりするところなんて、とってもかわいい。女の子をかわいく描くのが上手。
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タイトルと装丁に惹かれて。
タイトルはぴったりだなぁ、と思った。
うん。こういうことって、あるよね。
と思うから悲しいのでしょう。
男も女も、今も昔も変わらないなー。
わかってしまうから、一緒になって一喜一憂してしまう。
終わり方がからりとしてるのがよい。
それは女性たちが優しくて強くて、どっしりとしているからだろう。
関西弁がよいです。
雨の降ってた残業の夜あたりが好き。
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短編集です。
関西が優しく響く物が数話ありました。
”エイプリルフール”に出てくる夢二の唄
『やさしきことのかずかずも
エプリルフウルの宵なれば
嘘もまことも薄情も
けさはわすれてあるべけれ』
明確に意味はわからないのだけど優しい気持ちになった。
(14日間)
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30年以上前の作品。いつの時代も女のこころの中は変わりません。関西弁のゆるさが女の嫌な部分を上手い具合に和らげてくれてる。携帯もインターネットもないけれど、恋や愛や男と女の関係は同じなんだなぁ。
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昭和53年刊行の短編小説集。30年前の独身女性の恋愛観、結婚観に現代と多少のズレを感じたが、その中に普遍的な女心も描かれた。軽妙な関西弁での会話のテンポが良い。2010/12/1(70-52)
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短編集。なんていうか、短編の最後の数ページで読者を殺すような真似をしている作品がちらほら。「うっ」て声を出しそうになった。
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この大御所作家さんの小説を読むのは実はこれが始めて。復刊とは思えないほど、現在の恋愛事情とおんなじ新鮮さに満ち溢れていた。
表題と同じ話が収録されていると思ったのだけど、表題作は無い。でもこのタイトルが秀逸。これをみて読もうと思ったのである。
ちょっと切なくなる作品が多かったけど、残りの復刊2作とジョゼも早いところ読んでしまいたい。
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短編集。
どれも哀しい話だなあ。という印象を受けました。
どかっと大きい哀しみではなく、ぷちっと糸がきれるような
そんなあっけない感じの哀しみ。
読んでる途中、頭に田辺聖子の顔が浮かぶのだけはいただけない
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甘くて
苦くて
あたたかい。
そんなまさにタイトル通りの
ココアみたいな
それも、眠れない夜に飲む
ココアの様なお話*。°
そんな恋のお話が詰まった
短編集
とくにわたしは
「怒りんぼ」って話がもう、
ぎゅってなった(T ^ T)
ー…「怒りたいけど怒れないの…なんでやろ、カッとなれないの」
カッとなって怒れた日は、悲しみを知らない日だったのだ。…ー
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それぞれの作品ごとににじみ出る女の強かさや純粋さ、ゾッとするような湿った感触は、
どの女性もみんなもっていて共感できる部分があると思う。
とくに『雨の降ってた残業の夜』や『ちさという女』は自分のもってる女としての物悲しさやいやらしさを突きつけられたようでした。
『エイプリルフール』と『中京区・押小路上ル』はかわいくて好き。
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昭和53年の作品とのことで、もちろん現代とは女性の生き方が全く違うのだけれど、そういうことを差し引いてもなかなか面白かった。すっきりと気持ち良い文章で、使われる方言もうつくしかった。現代の私たちは、少し説明や描写が過剰かもしれない
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30年以上前に書かれた、宝石のような恋物語集。
大好きな田辺聖子さんの復刊シリーズ。
欲してもなかなか手に入らないわがままな男たち。
欲するがゆえに、策略的に、本能的に振舞う女たち。
切ない心、痛み、そして、少しだけ足りない幸福感が、美しい文体で綴られる。
独身の時に読んでいたら、もっと違う感想を持ったかもしれない。
今は、ただただ、田辺聖子さんが描くチクリと痛い、美しい世界を感じた。
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独特の文体?はやっぱり好きになれないなー。でも作者の書く男の子はどれもみんな最強にかわいいですずるい