紙の本
独特の世界観
2015/06/04 08:47
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投稿者:アトレーユ - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮沢賢治はどれも好きだが「やまなし」か「よだかの星」か。クラムボンはかぷかぷ笑ったよ…クラムボンってなに?かぷかぷってどんな感じ? 独特の擬音は理屈で考えちゃいけないのだ。かぷかぷといったら、かぷかぷなのだ。黙読と音読でまた印象が異なるのもまた特徴。その一方で、どの作品でも舞台の背後には深遠たる自然の静けさを感じる。又三郎のようににぎやかな作品でも静謐さを感じるのはなぜだろう。
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ブドリ切なすぎる…豚も同じような展開でもうかわいそうすぎる。又三郎がこんなにもあっさりしていたとは。小さい頃は一週間くらいかけたから壮大な物語だと思ってたのに。2008/4/28
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4101092044 345p 2001・4・25 14刷
「やまなし」「風の又三郎」など16作品。
△内容も統一されていないから気に入る作品は人それぞれ。
文学ならではの文章表現なので意味が理解できないものもあるかも。国語や漢字の勉強にはいいと思う。
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ブドリ…!と泣いてしまったのはもしかして私だけですか?
やまなしは懐かしいーと思いました。小学6年生の時の国語の教科書に載ってました。
クラムボンが印象的。
07'12'11
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小さいころ読んだフィルムコミックのグスコーブドリは実話だと思っていたw
今読んだら思いのほかあっさりしてて、こんなものかーと思った だがそれがいい
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注文の多い料理店よりも、こっちの方が好きでした。
けれど、悲しくもなり、微笑ましくもあり、どこか不思議です。
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2009/
2009/
やまなし
貝の火
蜘蛛となめくじと狸
ツェねずみ
クンねずみ
蛙のゴム靴
二十六夜
雁の童子
十月の末
フランドン農学校の豚
・・・・
谷
鳥をとるやなぎ
祭の晩
グスコーブドリの伝記
風の又三郎
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本を読む前にテレビで『風の又三郎』を見ました。
不思議な雰囲気を感じたのをよく覚えてます。
本を読んでみて、あのテレビの『又三郎』は結構忠実に
再現されてたんだなぁ…と思いましたね。
何だかモノトーンな感じの寂しい雰囲気を感じるんですが、
ある時フッと色が付く。
不思議な世界に引き込まれるお話しでした。
あの『ドードドー』の歌も健在で嬉しかった(´ω`)
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少年と村の子供たちとの心象風景を
現実と幻想の交錯として描いた秀作の物語です。
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ
ある風の強い日…
谷川の岸の小さな小学校に、不思議な少年が転校して来ました。
地元の子供たちに少年は、「風の神の子 ではないか?」
という疑念とともに受け入れられたのでした。
さまざまな刺激的行動の末に、学校を去っていきました。
どっどど どどうど どどうど どどう
風は まだやまず、窓ガラスは雨つぶのために曇りながら、
また がたがた鳴りました。
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2010年1月23日
ブタさんの話は、最後食べられてしまうので悲しかった。良く意味が分からないものもあった。グクコーブ ドリの伝説も子供の時に呼んだイメージと違う気がした。言葉は、子供向けの言葉使い。音を表す言葉が多い。
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複雑さがなくシンプルな話ばかり。よく意味がわからない話もあったが、基本的には楽しめた。たまには文学っぽい作品を読むのもいいなと思う。
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・小学生
・転入生
・高田三郎・三郎・赤毛・風・急な転校
・風の又三郎
・一郎、一郎の兄さん、嘉助、悦治、耕助
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やっぱり宮沢賢治は好きだなあ。
本当に読めば読むほど、独創的な世界。
この本の中では「やまなし」はもちろん、
「蜘蛛となめくじと狸」がおもしろかった。
蜘蛛が「あまりにひもじくておなかの中には
もう糸がない位でした」なんて
よく思いつくなあ。
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「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現れ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持ちを生き生きと描く表題作ほか、16編を収録。多くの人々を魅了し続ける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。
理想主義(大正後〜昭和初期)
幻想的でヒューマニズムに満ちた童話を描く。
詩集「春と修羅」
「やまなし」懐かしい。
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賢治の童話は、大人になって読み返すとまた違った味わいが出てきて楽しいですね。ほっこりとした東北の方言、印象的な言葉の選び方、子供たちの純粋なこころ。童話の魅力がたっぷり詰まってます。忙しい毎日の中で、ホッと一息つける、そんな一冊です。