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著者の本は結構読んでいるのだが、これはドキドキが少なかった。
シベリア永久凍土で発見された冷凍マンモスの体に潜む未知のウィルス。それを突き止めるべく奮闘する科学者。
その基本的な設定はSFでもままあるし、なによりも毒性は弱いものだったとはいえ、未知のウィルスを既に全国民が体験してしまっている。このことが本の評価に影響した。
毒性の強い鳥インフルの人人感染が広まった時こそ、本当の危機がやってくると思うが、今回のコロナ騒動は事前演習となったのは良かったのかもしれない。
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2023.6 さすが高島さん。スケールの大きな小説でエンターテイメントとして楽しみました。でももしかしたら現実に起こりえることなのか?
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地球温暖化の影響でシベリアの永久凍土が溶解、未知のウイルスが出現。コロナ禍において米疾病予防管理センターでコロナ対策に尽力していた遺伝子工学研究者カールが元同僚ジェニファーとともに事態を収束させようとする…。人類のおごりに警鐘を鳴らす作品.
500ページに迫る大作ではある。
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コロナが落ち着いてきたアメリカで、ひょんなことからコロナよりも脅威のウイルスを見つけた主人公が、ウイルス感染拡大を防ぎながら、ウイルスの起源に迫っていくという冒険ものともいえる作品。
なぜ脅威のウイルスが発生したのか。
ページをめくる手をが止められないほどにグイグイ読み進めた作品。
作品を読んでいて思ったのは、コロナ禍で経済活動を止めてまでロックダウンしてコロナの感染拡大を抑え込んだ関係者の方々って、私が思っているよりも大変なことをやっていたんだなと思いました。
こういうウイルス感染の時にワンセットとなるのが、「経済活動の維持」だと思うのですが、これ、読んでいる側だからウイルスの脅威のほうが経済活動よりも大事やろって言えそうですが、実際こんなん起こったら、経済活動も大事やねんから、どうにかしろよと言いそうやなと思いました。
私も、中学校の理科だったか、食物連鎖の話の中で、イナゴの増殖グラフをみたときにある一定の量まで増えると、個体数が減ってバランスをとるみたいなことを学習したときに、人間も増え続ければいつか減るんじゃないかと思っていました。
その時思ったのは、人間が増えると作る食料も増やさなければならない。食料も限界がある。結果、人間は飢えるか食料の奪い合いで減ることはあるんじゃないかと思っていました。
しかし、今作品を読んでウイルスによる人間の減少あるいは滅亡がありうるという考え方も間違いじゃなく、むしろあり得るなと思うようになりました。
それくらいインパクトある内容です。
ただ、ウイルスとの戦いになっても人類は乗り越えられるのではないかという希望もあり、決して絶望だけがあるのではないとも思えました。
そういう展望もあり、コロナ禍で医療現場に携わった方々や感染拡大防止のために尽力された方々の大変さも伝わり、今読んで本当に良かったと思う作品です。
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帯に惹かれて購入し、読み終えました。
うーん、なんだか文章とかが外国作家みたいで、翻訳?って思いました。
人類を滅ぼすウイルスに対抗するため、温暖化防止しましょう…
ちょっと短絡的すぎるかなぁ。
ラストで判明する宿主に関しては、失笑してしまいました…。
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語り口はあまり好みではないが、内容・プロットともに非常に興味深い傑作。地球温暖化がもたらす影響で、永久凍土で隠されている古代ウィルスが暴れだすところは真実味たっぷりで恐怖を感じる。
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スケールの大きな壮大なストーリーだが、何か緊張感が足りない気がする。外国の小説にありがちなストーリー展開。翻訳ものを読んでいる感じ。
本来の作者の力量はこんなものではないはず。次作に期待したい。
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面白かったけど。
でも、上手く行き過ぎに感じました。
もう一波乱欲しかった気もします。
現実を考えると無理かな。
コロナがあっただけに難しいですね。
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なんだかな~、と思った。
コロナが終息したのに、新しいウィルスが発見された。
バイオ企業に在籍するニックに頼まれてP3ラボを訪れたカールは、そこで未知のウィルスを発見する。
ウィルスはマンモスの体内から発見されたらしい。
更に旧知のダンからウィルスが送られてきた。
P3ラボのものより感染率も致死率も高い危険なウィルスだ。
ダンはこのウィルスをはどこで見つけたのか。
カールはCDCのジェニファーと共にウィルスがどこから来たのか調べ始める。
同じような文章が繰り返されたりしてくどいと思う部分もあるのに、感染症で消滅した村についての様子は書き足りない。
カールとジェニファーは恋仲ではないかと、行動を共にした人に言われたりするが、それを思わせる文章はその言葉だけ。
未知のウィルスの発見、宿主を探しての危険な行動、感染症で消滅した村、そして恋愛と欲張りすぎた結果、どれもこれも中途半端になったのではないか。
ガッカリだ。
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「人類を滅ぼすのは人類自身」本文中の言葉が未来を予見しているように思いました。地球温暖化が新たなパンデミックを引き起しかねない事に警鐘を鳴らしているお話しでした。
新型コロナウイルスと人類の戦いには一段落着きましたが、やはり人類を滅ぼす最大の敵はウイルスなんでしょうね⋮ก(ก꒪⃙⃚᷄࿁꒪⃚⃙᷅*)⋮
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首都感染から、さらにスケールアップ。今の世界情勢ならあり得る。しかも温暖化に無頓着なトランプ大統領誕生となれば、さらに加速か⁈ウイルスも人と同じ生命体。どちらも生き残りたいと生物の本能をむき出しにしている」「人間側から見ればコロナウイルスは大敵だけど、他の動物や地球から見れば救世主かもしれない」哀しい現実…友達いないのか、人間。「コロナを含め新しいウイルスは、地球が自分自身と他の生物たちを守るために太古の生命に託した祈りなのかもしれない。いずれ、命を育み、尊び、愛し、慈しむ生命体が現れるまで…」
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医者が来てくれたと思ったら、薬も何も持っていなくて調査に来ましたと言われたら、現場の人はさぞかし気落ちしたことだろう。
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コロナ収束後、再度エボラウイルスに似たウイルスが発見されるお話。題材としては面白かった。
ロシアでの出来事がご都合すぎて、ちょっとあり得なさすぎるからと思った。
最後はまとまりがよく終わってよかった?のかな。普通におもしろかった。