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対人関係の仕事はクライアントとの距離感が難しいですね。そんなのプロだから当たり前と言わず、今一度振り返ってみては。図書館予約数は2(07/10/14現在)です。
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対人援助職とは「医療、看護、福祉、介護、教育などの分野で、人とかかわって、人を相手にする職業のこと」だそうだ。「もえつき」「バーンアウト」は援助職の職業病と言われている。
無理をしない、仕事に境界をつける、自分と相手の問題を分離するなど具体的で有益なアドバイスがあった。
倒れないための秘訣として筆者は、問題があってもそれに支配されない生き方をしようとすることを挙げる。「まあ、なるようにしかならないじゃないか」「そのうちなんとかなっていくのだ」という考え方を、積極的に取り入れているそうだ。
シートで自分の状況をチェックできる。
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仕事関連の本読むの久しぶり。
付箋をつけながら読んでたらほとんどどのページにもつけているような有様で、まさに自分について書いているような本。
印象的だったのは「仕事がうまくいかないとしても、それは自分の技能や経験の問題で自分の価値そのものとは関係ないのだ」というくだり。援助職って人に関わるだけに否定されると自分の全人格を否定されているような気持になっちゃうんだよねー。
あと「患者さんの問題と自分の問題を同化させない」というところも心に残りました。
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カウンセリングってどんなもんかと
一回だけ行ったときに、この著者について教えてもらった。
東京まで講演とか聞きにいけないから、本で読んでみた。
こういう本、いるよね。また読んでみよう。
勝手に職場で他の人にもおすすめしてたな。
案外自分では燃え尽きるその時まで、気づかないもんだから。
予防が大事。
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私の仕事……は対人「援助」職ではないのかもしれないけど、それでも人を相手にする部分がほぼ100%なので、特に3,40代で専従職に就くと、燃えつきてしまうというケースが多々あります。かくいう私もそうで、そのさなかに読んだ本がこれでした。
どうしても、他人の評価が自分に対する評価になってしまって、それで苦しむ、ということは多々あったし、なかなか自分とほかの人の間に「境界線」を引けなかったり。自分で自分を満たす、なんてこともなかなかできなかったなぁ……と、今は書けるのは、少しは楽になったからかしら。元気になっても、この本は手許に置いておこうと思います。
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by朝日080623 with 『対人援助職のメンタルケア…』
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1 なぜ援助職にメンタルヘルスケアが必要か
2 こんな症状がはじまったら
3 「もえつき」のプロセスをとらえる
4 何が原因なのか?
5 回復とセルフケア
6 援助専門職として必要なこと
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012, 015, 017,
もえつきの兆候チェック表 023
自分を縛る考えをチェック表 028
029, 035, 041,
自分の今のもえつき度チェック表 044
もえつきのプロセス一覧 046
055, 059, 062,
アルコール依存チェック表 064
うつ病チェック表 065
もえつきの背景として五つ 068
071, 073-5,
自分を見れてるかチェック表(他人流れではないか) 078
080
適切な境界を設けてますか?6分野チェック 082
適切な援助と共依存的援助(他人流れ)との比較一覧 085
087-089,
グリーグワークとは一覧 091
096
回復のチェック表 099
無理をしないで生きるコツ:考え方をかえるチェック表 102
104
セルフケア20:自分のニーズ 106
107
もえつきを防ぐライフスタイルの提案一覧 110
112
専門家としての距離のとり方チェック表 116
援助者がもえつきる不健康な行動傾向一覧 117
118-9, 121
スーパーバイズ 122
131
他著書 135
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感情労働からくる「燃えつき」の恐ろしさ。
共依存について、再考するよい機会となった。
対人援助職のみならず、人と関わるうえでは少なくとも、どの職場でも「燃えつき」は起こり得る。
多くの人に読んで欲しい、と個人的には思う。
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現在、援助職をしています。
相談は大好き。でも今は本来と違う業務がほとんど。疲れてます。身を守るため退職も考えてます。
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もえつきたときの対処方法がたくさん書かれています。
報われ感が得られないときや喪失を体験したときの対処法、これまでの成功体験や失敗を乗り越えたことを振り返ること、その時に最善を尽くしたと考えること、無理をしないで生きる方法、セルフケアの方法、仕事と私生活に境界を設ける重要性など、多くの対処方法が説明されています。
対人援助職に限らず、まじめにがんばってしまうタイプの人、過重な労働やストレスに疲れきってしまった人には、必ず役立つと思います。
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はじめに 援助職にこそメンタルヘルスケアが必要
1 なぜ援助職にメンタルヘルスケアが必要か 援助職はなぜ燃えつきやすいのか なぜ援助職を選んだのか 新人とベテランは要注意
2 こんな症状がはじまったら 「もえつき」の兆候チェック
・こんな症状はありませんか?
-「もえつき」の兆候チェック 休みたいけど休めない あなたを縛る考え
・こんなメッセージを自分に言っていませんか?
-自分を縛る
私だけが一生懸命やっている
過剰なストレスを抱える
私なんかいなくてもいいのでは……
ゆるせない、信じられない
私は正しい
私はだいじょうぶ
仕事を休みがちになる
援助職の課題
・自分の今の状態を知るために
-「もえつき」チェック
3 「もえつき」のプロセスをとらえる
「もえつき」のプロセス
事例1 Aさん(看護師)
事例2 Bさん(教師)
プロセス1 イライラする、不平不満が多くなる
プロセス2 忙しそうにする、権威的にふるまう、休みがちになる、怒りの感情をもつ
プロセス3 身体に症状がでてくる
プロセス4 転職、退職を考える
プロセス5 今まで以上に仕事をする、強迫感、うつ状態、アルコールに逃げる
・アルコールに依存していませんか?
-アルコールチェック ・うつ病ってどんな状態?
-うつ病チェック
4 何が原因なのか
「もえつき」の背景となるもの
背景にある「共依存」という問題
スコット・ジョンソン(カウンセラー)の話
・自分に目を向けましょう
-共依存チェック 境界線を引く
・境界を引けていますか?
-適切な境界のチェック 報われ感(感謝・賞賛・評価)が得られないとき
・共依存的援助と適切な援助のちがい
喪失を体験したとき
・グリーフワークとは
-深い悲しみの過程
5 回復とセルフケア
回復とはなにか
・回復のチェック表
むりをしないで生きる
・こんなふうに考えを変えてみましょう
-むりをしないで生きるコツ セルフケアとは
・自分のニーズを満たしていますか?
-セルフケア20のチェック 「もえつき」の予防
・「もえつき」を防ぐライフスタイルの提案
6 援助専門職として必要なこと
デタッチメント(分離)とは
・デタッチメントできていますか?
-専門家としての距離のとり方チェック
援助者が「もえつき」に陥る行動傾向
スーパーバイズを受ける
職場におけるラインケア
おわりに 援助職をつづけていくために