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投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な店で買った品物をめぐる連作集…というのは色々ある。この小説ではそれを「不思議」だけで終わらせず、店の存在理由や何故その品物だったのかを(ファンタジーの枠内で)理屈づけようとする。上手く書けば綺麗に決まるのだが、この作品では説明的過ぎて「不思議」だけの物語より更に完成度が低くなった感じ。
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【奇妙な古道具が、さまよえる男女たちを導く】その古道具屋の店長から問答無用で買わされたモノが、客の人生を変える。間違いながら懸命に生きる人々を描く傑作長篇ファンタジー。
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全てを関連付けるのは分かるし、小説はそんなもんだと思ってるけど、何故かご都合主義的に感じてしまって冷めた。それがピタっとハマって面白い!すごーいみんな繋がってたんだー!となる小説もあるのに不思議。
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ある日、突然現れる古道具屋。
ふらりと立ち寄ってみると、中には忍者ハットリくんのお面のような顔の店主。
そして、座り心地の良い椅子。その椅子に座ると買い物をしないと椅子から離れることが出来ないようだ。
そして押し付けられるように買った物がキーワードになって物語が進む。
いくつかの作品が収められていて関連している。
登場人物もまぁまぁ多い。
ページ数もなかなかで。
きっと本当は面白い作品だと思えるのですが、疲れが溜まっているときには読まないほうが良かったな、と思いました。物語についていけなかったことがあったので。
少しファンタジーのように感じる設定で、この作品も色んな人を励ましてくれているのかな~と思いました。
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面白く無くはない。
ただ、何かがピタッと嵌まるような感じもない。
柴田よしきさんの作品は好きなのですが、正直今回は期待外れかな。
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ある日突然現れた古道具屋。
ふらりと立ち寄って、欲しくもない物を買わされてしまう。
古道具屋で買った物に翻弄される人達は、ある人物の意志によって繋がっていた。
最初は面白く読んでいたが、連作と気付いた時点で人物相関図を作りたくなるくらいややこしくなり、純粋に物語に没頭出来なくなってしまった。
人物関係が中々理解出来なくて、何度も何度も読み返し、その上物語は現実と妄想を繰り返し、取っ散らかってしまって、感情移入が出来なかった。
ちょっと手を広げ過ぎた印象。
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突如現れる古道具屋で買うものは。
連作短編集でいいのかな。
逆さまの絵本の話は不思議な素敵な話だなぁと思っていたけど、何だか人間の欲と言うか闇の部分が並び出すと途端に疲れてきた。
柴田よしきさんはとても好きな作家さんなのに、ちょっとしっくり来なかったかなぁ。
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登場人物達がある日骨董屋に立ち寄る
性別不明「ハットリくん」似の店主から
すすめられて骨董品を購入する
そこから何かが変わっていく
時代の変化と登場人物の変化
不思議な繋がりの話
最初は面白く読めた
途中から集中力がなくなり
話の後半の作品の意図が読み取れず
少し生活が落ちついたら
もう一度挑戦して読んでみたい
図書館で予約して次の方が待っているので
今回は読み直さず返却する
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その人にとって必要な時に突然現れて消える不思議な古道具屋さん
忍者ハットリくんに似た顔の性別年齢不詳の人が、ガラクタを強引に、そしてその人の所持金全部を搾取して売りつける
第一話と第二話ではそれぞれが困惑しながらも現実が徐々に好転していくので、良い話じゃないかと思っていたら、第三話では雲行きが怪しくなって一気に不穏になっていく
各話のメインが少しずつ絡み合って行き、途中で誰と誰がつながっているのかよく分からなくなっていったが、ラストは納得
同じモノであってもその人の心持ち1つで良くも悪くもなる、邪な心は自分自身を蝕んでいく
純な心からスタートしたことでも、受け取り方によってこんなにも変わるなんて怖い
それでも生きていかなきゃいけないし、しんどいことがなくなるわけじゃない、それでも気持ち1つで変わることもある
だからかこそ想いや繋がりが大切なんだなと思う
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突然現れて突然消える古道具屋。訪れた者は忍者ハットリくんのような顔の店主に必要な品物を売りつけられる。品物によって良い結末も悪い結末も…というのはわりとよくある不思議な店系。笑ゥせぇるすまん的な。この本はお店の正体と結末までがしっかり描かれているのが結構好きだなと思った。