投稿元:
レビューを見る
バリキャリママと専業主夫の話。
他所の夫婦の愚痴をずっと聞かされてる感じで、正直滅入るなぁと思ってたけど、読み進めて3分の2位で夫婦の形が変化して、そこからが面白い。
結局元サヤだけど、
よくある家庭を顧みない夫と専業主婦の話だったらすんなり元サヤにはならない。きっと妻は子供を連れて実家に帰るから、旦那はワンオペ子育ての苦労や妻への感謝はわからないでままだろうなぁ。
坂井さんの作品は、やっぱり時代小説の方が好き!
投稿元:
レビューを見る
子育てして働くの大変やろうけど、
子どものこと悪く書きすぎやろー。
どんだけ邪魔もの扱いしてんねん、
この夫婦。
子どもが可哀想
いたたまれなくて後半で読むのをやめた
投稿元:
レビューを見る
社労士事務所を経営し、大黒柱として家計を担う
麻衣子と専業主婦の耀太。しかし2人は離婚する
ことに。だが、麻衣子には育児、耀太には再就職と
いう高い壁が立ちはだかっていて…。
投稿元:
レビューを見る
この時代。主婦であるのか、主夫であるのか? それぞれのスタイルがあってもいいと思います。
でも現実は主夫で妻が仕事となると色物に見てしまう人の方が多いでしょうね。
ですが、読んでいて、この夫婦って絶対的に会話が足りない! と思ったことも事実です。
アルバイトの女の子がカギ明けたまま、外へ出て行ってしまうのは論外だけどね。
信じられない、社労士事務所なんて個人情報の塊を抱えているようなものなのに、しかもブログにグチを書くなら勉強しろと思った私なのでした。
投稿元:
レビューを見る
「普通の夫婦」っていったい何!?
多様性が謳われている今、夫婦に限らず人の数だけ自分基準の普通が存在する。
もうこれからは「普通」に囚われる必要はないと思う。
社労士事務所を経営している岩瀬麻衣子と、二人の子の育児と家事に追われる専業主夫の夫。
一組の夫婦を通して、夫婦と家族の在り方が描かれる。
昔に比べ性差別も性別分業も減少して来たとはいえ、まだまだ男は仕事、女は家事・育児が当たり前と古い価値観が残っているのも事実。
仕事も家事も誰かがやらなければ生活は成立しない。
家族が幸せであるならばその形は自由で良いと感じた。
投稿元:
レビューを見る
社労士でバリバリ仕事したい妻。そんな妻を支える専業主夫の夫。幼い子ども2人。本人たちが幸せなら良い話なのに、そこは社会の古い価値観が振りかざされて不安や不満が積み重なって…とても読みやすく、すっきりとしたラスト。お互い頑張ろうねーと登場人物たちを応援したくなるお話でした。
投稿元:
レビューを見る
やるせないなぁ〜
夫婦も世の中もやるせない…
終盤以外は結構リアル!
少子化が叫ばれている昨今、これがリアルな家庭状況ではないかな…
このストーリーは良い形で読み終えたけどこんなふうに上手く収まるケースはあまりないような気もする。
投稿元:
レビューを見る
一家を養う妻、家事・育児を担う夫。
お互いの得意分野を理解し、納得して役割分担した進歩的な夫婦でも、壊れるときは壊れる。
男とか女とか、夫なら妻なら、父親なら母親ならという価値観はかなり根深い。
性別に関係なくと思っていても、長年刷り込まれた価値観は消えるわけではないし。
途中まで、なんて出来た夫なんだろうと感心して読んでいたが、ある行動から一転してしまった。
普段接するのが子供だけ、社会での妻の活躍を目の当たりのすると、考え方が狭く不安定になるのか?!いや、違うだろー!と、ドン引きしてしまった。
一昔前のモラハラ夫のようになりかけた妻、家の中のことに無関心で無協力の夫に不満を溜め込む妻のようになる夫、これでもか!というくらい問題が起こる。
双方のイライラやうっぷん、嫉妬、焦りがよく分かってしまったのだけど、女性ばかりが古い価値観に苦しむ話ではなく、何よりコミカルなので楽しかった。
仮に専業主夫(専業主夫ってまだ一度に変換できないのね。)、妻が大黒柱というのが主流になったとしても、夫婦の危機というのは十分起こるね。
投稿元:
レビューを見る
専業主夫の夫とバリキャリ社労士の妻、ほのぼのホームドラマかと思っていたら途中からの展開が意外でした。
投稿元:
レビューを見る
男は外で働き、女は家を守るといった固着観念が未だ根強い日本。麻衣子と耀太は互いの多忙さを理解できず離婚。仕事に貴賤無し。子供たちの耀太への想いが主夫の評価だと感じた。
投稿元:
レビューを見る
妻がばりばりと働き、夫が専業主夫となる。
そんな形があったっていいじゃないかと思うけれど、やっぱり世間の目はそれを簡単には受け入れてくれないし、
何よりもその形を選んだはずの自分達の中にも根強い偏見は生きていた、という。
こういった形の本がどんどん増えていけば、いつか多様性を構えずに普通にあるものといて受け入れられるようになるのかもしれない。
読後感はとても良かった。
投稿元:
レビューを見る
男女平等とは言いながら、実際には男には男らしい、女には女らしい立場が求められていて、本当に対等に生きて行こうとすれば生きにくい。
このお話では、妻が働き、夫が家事育児をするという選択をした夫婦が、周りの無理解、ひいては何より自分達が自分達によって追い詰められていく。
なかなか社会派なお話でした。
ところで、坂井希久子さん、Wikipediaには官能小説家とありましたが、このお話は全く官能小説ではありませんので念のため。
投稿元:
レビューを見る
「あらゆる偏見が、親世代やメディア、あるいは教育によって、無意識の階層にまで刷り込まれている。」
本当にそうだよなぁ。そして夫婦によって、働き方のバランス、家事のバランス、それぞれ良い形があるんだと思う。でもやっぱり資本主義の社会で生きている以上、どちらかが専業主婦(夫)だと無意識のうちに上下関係が出来ちゃうのもまた自然かなと思った…難しいね
投稿元:
レビューを見る
よく男性が「家事を軽んじている」、「稼ぐ方が偉いと思っている」、「家事は女性の仕事だと思っている」と言われるが、男女逆転した場合、女性はそんなことを一切思わないいい人ばかりなのだろうか?
この疑問が少しシミュレーションできる本でした。
家族の仕事には総和があって、その中にお金を稼ぐ事や家事が含まれる。それらをいかに配分することが効率よいか、それを考えて実施する事が家庭というユニットを運営していく事だと思う。そこに「偉い」や「偉くない」なんて概念はない。
結局、相手の立場に立って考えることが不足してることが原因なのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
古い価値観、偏見根こそぎはなかなか…。ただ“男だから”“女だから”と意識しすぎない事が肝要で、ある程度の役割分担は“生き物”としては自然なのでは?怒られちゃうか⁈「できれば残りの人生は、自分のために生きたいと母は言う」みんな自分のために生きてるんじゃないの?人のお世話するのも回り回って自分の為じゃないの…。陳腐な言い回し寂しすぎ坂井さん。それにしてもハラスメントモンスター怖すぎだけど、アルアルだ。