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余命1年の宣告を受けた高校2年の月島誠は、想いを寄せる美波翼に気持ちを伝えられない日々を送っていた。でも、それでいい。そう思っていたある日、誠は翼から映画制作部に誘われ、事態は思わぬ方向に転がり始める。
活動を重ね互いに惹かれ合う二人だったが、残酷にも命の刻限は確実に迫っていた。そこで誠は、余命のことを知らない翼が悲しまないよう、ある作戦を実行するが――。
映画を通じて心を通わせる少年少女たちを描いた、感涙必至の青春ラブストーリー。
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好きになった人を悲しませない為に、優しい嘘をつく。急に外国に行くと。自分が死んだ後を考え実行し。そんな強い思いに驚愕した。
高校生が病気で亡くなる話はよくあるが、生きる意味を改めて伝えられた気がした。
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自分が心から大切だと思う人、好きな人、幸せになってほしいと思う人、だからこそついた嘘。登場人物それぞれが各々の思いを抱え、誰かのために日々を懸命に生きる姿が美しい。途中から涙が止まらず読み進めるのが辛かった。しかし、生きるとはどういうことか、何気ない日常がかけがえのないものであること、自分の人生に彩りを与えてくれる人の存在、自分らしく生きるとはどういうことか考えさせられる物語だった。
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嘘の世界は、本当に優しい世界だった。
それぞれがもっと我が儘になってもいい状況で、大切な人の事を想う。
こんな優しさと強さを持つ高校生っている?とツッコミながら、後半はずっとウルウルしていた。
エンドロールの後も人生は続く。
「意味なんてないよ。意味は作るものだから。」
美波の言葉は前半と後半で違ったものに聞こえる。
人生に何かしらの意味を見いだせるように、がんばらないとな。
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人のためになる事、人を思いやる事、大切な人ができる事など当たり前の感情を少し整理させてくれる作品かなぁと思います!自分は未だ相手を本当の意味で思いやる事が出来ているのだろうか? 相手を思ってる自分が好きなタイプの私は、相手を本気で想う意味を知った気がしますね!
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またまた切なくて愛おしい物語です。
嘘をつくのは良くないけど
中には大切な人のために必要な嘘もある。
この物語には大きく2つの嘘があるんだけど
どちらもお互いのことを想っての嘘。
それぞれの嘘に込められた想いが
ストレートに刺さって切なくなる。
大切な人がいるってこういうことなんだろうなぁ。