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ホラズム・シャー国との大戦の中で進む後継者たる息子たちの物語があり、なかなか濃い巻となった。チンギス・カン自身は歳をとって、戦ホリックみたいになってきて、ガンガン前線に飛び出しては、周囲からしたら老害レベルの行動をする。けど、その動きがあればこそ勝利があるのは間違いなく、後継者候補たちはますます親(祖父の場合もある)との差を感じる。今回はあまりメインどころが死ななかったから、次はそういうことになるのかな?
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ホラズム長いなー笑
チンギスの遠征の広大さは驚くばかりだが、それを延々と描き続ける北方さんのエネルギーにも感心するばかりだ。そろそろこの巻でキメるか?って思っていたが、あと一歩足らず。戦が草原のような戦いではなく、攻城戦であったり大軍同士のぶつかり合いになってきたのでどうしても全体的に大味気味に感じてしまう。描写も突っ込んだ、すぐさま引き返した。さらに引き返した。敵はすでに潰走し始めた、って具合だから一人の漢の戦いを見るというよりは戦況を高い俯瞰から見下ろすように読み進めてる。今後は日本にも攻め込んでくるところまで書かれるのだろうか?
まずはジャムカとテムジン因縁の戦いの結末に期待!
あと見どころは、チンギスの息子たちの成長を楽しみにしている。今後の活躍は彼らに委ねられていく上で、特にフビライ・ハンを生むトルイが頭角を現し始めたのでわくわくしてきた。
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ホラムズ軍との決戦が始まる。
それぞれの思いを胸に戦う。登場人物は多いが、其々に個性的ななのでいずれかに共感できると思う。
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チンギスカーン物語が佳境に入り楽しく読み終えた。著者の作品はこれからも続き、生涯かけた作品を次々と出版される事だろう。小生も命のある限り付き合って行くつもりだ。次を楽しみにお待ちしましょう。
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次が次が待ち遠しい。
チンギス・ハンもひとりの男。父親としての人並みの悩みだったり、配下への気遣いなど、など、相変わらず人間臭い。
領土、背景、闘いが大きくなりすぎて追いつくのは難しいのだが、目を通すと人名、土地名も含めてスルスルと映像が浮かんでくるほど。条件が許せば再読したい。
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モンゴル軍が本格的にホラムズ・シャー国に侵攻、攻勢に出る。闘気と戦略に勝るモンゴル軍はホラムズ側の罠をかいくぐりサマルカンドに続きオトラル、ウルゲンチを落としていく…。チンギスをつけ狙うジャラールッディーンとマルガーシも一歩届かず
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闇米の関係者を拷問にかけ壊滅させる
ホラズムしぶとい。長男と次男が連携せず、チンギス・カンの命令で一気に街を落とす。
マルガーシは多くの兵を失って吹っ切れる。
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まだ続くかぁホラズムとの戦い~ホラズム帝の叔父でカンクリ族の長であるイナルチュクが守るオトラルは堅い。次男のチャガタイと三男のウゲティが攻めても落とせず、工兵隊が掘った隧道が功を奏したが、イナルチュクが手離したと考えた方が正しい。モンゴルは真の支配者大后トルケンのいるウルゲンチ攻略に長男ジョチとチャガタイに各2万騎を向かわせるが、一日おきに両軍が繰り出し協力する気配はない。城外に出された民6万は無関係で、チンギスはウゲティの2万騎を主力に据えて総攻めをするが、城外に逃れた兵を追撃したウゲティに襲いかかったのは6万の歩兵だった。ジョチの援護で危機は去り、ウルゲンチも攻略し、砂漠での決戦の機運が高まる~引き延ばしすぎだと思います。ジョチはジュチ、ウゲティはオゴタイで良くない?
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第15巻も淡々と読了。
年老いたチンギス・ハンは尚、最前線で戦い続ける!
その顔は北方謙三氏の顔をイメージして読んでしまう。
第16巻も期待!
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チンギス率いるモンゴル軍とホラズム国軍との本戦模様を描く。長期戦の様相で局地戦の太后トルケンが籠るウルゲンチの城攻めを不仲兄弟ジョチ&チャガタイ各2万騎の軍とナルス率いる工兵隊がせめあぐむ中、チンギスから総大将の命を受けた三男ウゲティ軍が加わりウルゲンチを堕とす。しかし原野の民6万に紛れたトルケン軍に不覚を取る。チンギス本隊はスブタイ&ジェぺ軍と共にアラーウッディーン&イナルチュク率いるホラズム本隊とカラクム砂漠での野戦に挑む。チンギス軍は、4兄弟に各1万ずつと新たに将軍としたドルベイ・ドクシン、パラ・チェルビ2名に各1万の編成変えを行っており勇将スブタイ&ジェぺ軍と優勢に戦う。その中でチンギスはジャラールッディーン率いる皇子に馘を狙われるも跳ね退けマルガーシがジャラールッディーンを救い本編を終える。
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動いた。戦場が急速に動く。その中心にいるのはチンギス。しかし、そこにマルガーシ。ジャムカの息子マルガーシ。ラストのセリフがかっこよすぎる!
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シリーズ15巻目。
まだまだ続くホラズム国遠征。
主要登場人物は金国の人だけで、ホラズム以外の国は自然に枯れていくような感じです。
とはいってもホラズムもジリ貧でどんどん西に戦端が移って行って都も陥落しちゃって、意気込んだ決戦も横綱相撲に負けた感じです。
次巻でホラズムも息の根を止められるか。
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ホラズムシャー国との戦いが本格化する。ブハラ、サマルカンドを抑えオトラルを攻囲するモンゴル軍。チンギスカンの首を狙う3つの精鋭。
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チンギス紀 十五 子午
北方謙三
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「飲もう、ボオルチュ。槍のジェルメと呼ばれていた頃を忘れたくない」「私は、泣き虫と呼ばれていたのだ。忘れたいなあ」
このちょっと老いてきた2人の会話がしんみりする。
長く読んでると、こういう内輪ジョークみたいなのがいいなと思うようになる。
ジャカ・ガンボっていつの間に亡くなってたの。
前々から世代は代わってきてるけど、これから楽しみなのはウゲティとボロルタイかな。
チャガタイは本当にジョチとは合わないようで。2人の仲が悪くて戦闘に支障が出るくらいって、部下はどんな思いで戦ってるんだろうか。
2023/07/22 読了
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オトラルの攻防戦から、やや低調に事態が進み、ウルゲンチが陥落。最後に戦機が熟して次巻で決戦かなと思ったらあっさりとモンゴルの騎馬の撹乱戦法にホラズム主力が敗れる。まだ、戦力は温存されており、次回に大きな動きがあるか。