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高級老人ホームであった入所者9人の惨殺。
犯人はとてもよく世話をしてくれた介護士。 御子柴の裁判までの話が長すぎて、イマイチだったかな。最後の回収も洗脳!?
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御子柴シリーズ6巻。老人ホームで毎日贅沢をする生産性の無い上級国民の粛清と、数年前に起こった相模原事件を思い出した。
シリーズ最初の方のインパクトはないしイマイチだったけど、これからも、御子柴シリーズは追いかけようと思う。
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御子柴シリーズ最新作。わくわく。
高級老人ホームの入居者9人惨殺。
被疑者の介護士は正義感を振り翳し悪びれる様子もない。
極刑濃厚と思われる状況下、御子柴が弁護を引き受ける。
事件自体はとてもシンプル。被疑者も明らか動機も単純。
読みながら、ずっとついて回る疑問は御子柴が国選弁護を受けたその『目的』だ。
国選だから収入は期待できない。
圧倒的な勝率を誇る彼だから、勝機があると踏んだのか?いやいや、さすがにそれは厳しいでしょ。
売名目的の線は前作で自身の過去が晒されているし、効果薄そうだよね。
故に、裁判の結末の落とし所と御子柴の思惑が明らかになってさすが!!としか。
読了後に感嘆のため息と共に思わず本を抱きしめる。
いやぁ、、良かった。
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中篇ぐらいのボリュームで少し物足りなかった印象。
もう少し、御子柴節を聞きたかった。
次作は大長編を期待します。
とはいえ、御子柴弁護士のトーンは変わらず、楽しめました。
あの子がこんなところで関係するなど、御子柴シリーズはすべてが関連しているのですね。
御子柴弁護士は本来は応援すべきではないキャラクターなのになぜか肩入れしてしまうのは作家中山七里さんの描写に偏向があるのでは?
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待ちに待った御子柴礼司シリーズ最新刊です。
あっという間に読み終わり名残惜しいです。
やはり複数人殺めて置いては、流石の御子柴礼司も無罪には出来ませんよね。
ただ殺人へと導いた犯人の罪を暴いたところは、気分良いラストになりました。早くも次回作期待しています。
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★3.5
相変わらず面白いし、御子柴先生好きだけど、ちょっと間延び感あった。
御子柴先生出てくるまで長すぎる!
ラストで、被告人が御子柴先生の親友の兄弟だった事が分かる。
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介護老人福祉施設での大量殺人。
しかも犯人は社会に貢献しない老人を殺すのは正義だと理性的に言っている。
と、途中まで読んでやっと御子柴先生シリーズだと分かってどうやって判決覆すのかと思ったけど、やっぱり死刑は免れないのか。
でも犯人の考え方を変えたり、犯人を扇動した裏の犯人を突き止めたのはさすがの御子柴先生。
高級老人福祉施設にいるからって高級国民ではない。それぞれの家族のあり方があるのがリアル。
どうして御子柴先生が頑張ったかはラストに分かるけど、過去の話でそんな話があったかどうかもう覚えてないけど、あればまた読みたい
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介護施設で発生した、大量殺人。犯人は施設の介護士だった。
この前代未聞の殺人事件に弁護士御子柴が挑む。
ストーリー的には少しダラダラという印象で読書が捗らなかった。最後の公判での大どんでん返しは
中山七里らしさを感じ、終盤は一気読みでした。
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御子柴礼司シリーズ第6弾。
流石に9人の要介護老人を殺しておいて無罪は勝ち取れないと思うが御子柴ならあるいは・・・、と思わせるところ流石です。
ラストに犯人が人間としての心を取り戻していったことや御子柴の過去との関連は感動しました。
作者の中でも屈指のいいシリーズです。
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御子柴シリーズ第6か。今回は老人ホームでの大量殺人に弁護をする御子柴の活躍。 なぜ、こんな状況の容疑者を弁護するか、最後に語られる。 ただ今回の殺人の中でに潜んだ洗脳のような殺人教唆が。 最後に語られるが、やはり9人もの殺人の報いは変わらない。 ただ今回はちょっと今までよりスケールが小さい。
また逆転勝利とはならないところが。少しオチが小さかった。
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老人ホームでの無差別殺人事件を題材にした御子柴シリーズ。被害者家族を丁寧に描いている部分は少し停滞気味。納得の結末に。
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御子柴礼司シリーズ作。洗脳された介護士が引き起こした高級老人ホーム内の殺戮事件で、被疑者をどのように弁護するかが読みどころ。無理のない中位のどんでんがえしがかえって好印象だが、事件が大きすぎるのはこのシリーズにはあわないなあ。
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介護士が高級老人ホームや9人殺害。
生産性の無い老人を殺しことは社会貢献と訴えて自分は無実。謝罪なし。
介護士は身寄りのない若者。真面目。
施設では介護士を雇ったのは誰?
運営会社が施設長、メンタルケア医師に責任押し付け。
生きている意味の無い老人を殺したのは無罪と訴えてる
裁判費用はインタビュー、出版等でまかなう
国選弁護人を辞めさせ御子柴に依頼。
14才の時、幼女殺人。悪徳弁護士。
最悪事件担当に顧客のヤクザ。検察官。事務所の秘書。全員担当をる降りるように言う。
御子柴は犯人の論法が誰から聞いたのか?
削除された携帯の履歴を調べた
犯人に殺人教唆をした先生と名乗る男が遺族にいることを見つける。遺産相続の権利が自分だけにくるよに。残りの8人はそれを隠す為であるた。
死刑が確定したが、犯人は毎日遺族に謝罪の手紙を書くようになった。
犯人は御子柴が少年院で一緒だった親友と母親が同じ。親友は母を虐待する父殺し。
少年院で自殺。母親が結婚して子供がいることは知っていた。忍野という姓名は気にしていた。今回の事件が起きてすぐに親友の家族が被疑者だとわかった
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御子柴シリーズ最新刊!!
主人公の人間としてのレベルがどんどんあがっていく…。取り返しのつかない過去を背負って、誰よりも真摯に、でも孤独に法律や犯罪と向き合う姿がシリーズで一貫してる。弁護士なのに被告だろうと被告以外の人だろうと「絶対責任逃れはさせない」という態度に、好きなタイプは武士って言ってた昔の私がときめいてる。
今回の事件は相模原の障害者施設での事件と池袋暴走事故がモチーフになってるので、社会派ミステリーの色が強め。
全然関係ない2つの事件を繋げて、それぞれがあぶり出した社会の闇までちゃんと焦点が当たってたのが、さすがとしか言いようがない。落としどころもめちゃくちゃ意外だったけど、主人公にしか出来ないことだなと思った。
まさかの某トリックもあり…中山さん、(半分くらいしか読んでないけど)こういうこともできるんだと驚いた。さすがどんでん返しの帝王。
図書館で予約して半年待った甲斐があった、次もいるから2日で読んで返却した。次の人にも楽しんでほしい。
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中山さんらしい、最近の事件をモチーフに書かれた作品。御子柴さんの仕事が素晴らしい。人を殺した者にしか分からない闇を確実に突いていく過程の会話が良かったです。きっと誰であれ「思想」というのは誰かの影響を受けるものだと思うけれど、それが実は洗脳というか、操作されてた、というのであれば確かに衝撃的だとは思います。だからと言って今回の犯人のように憑き物が落ちたようになるのかどうかは微妙かな。死刑を回避せず、綺麗にまとまっている感じはしました。御子柴さんの過去が少しまた語られた最後でした。