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最初の短編は面白かったが、あとのははじめの方でネタがわかってしまい、さらにドンデン返しがあるといいなと思ったがなかった。発表当時は画期的だったのかも知れないが。
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『赤い右手』の著者の中短編集。
ミステリやサスペンスのほかSFチックな作品もあり、何が起こっているのか読者にわかりづらい構成、熱に浮かされたような幻想的な語り口で物語に引きこまれてゆく。続けて読むと飽きるがこの著者独特の雰囲気を十分楽しめる作品集である。
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70~80年前の中短編サスペンス集。筆者ロジャースは、ハーヴァード大学出身の秀才であり、そのサスペンス作品群は近年復刻が進んでいる説明にあった。
なるほど、私が学生時代読んだサスペンス作品に臭いがしたはず。
6編の中短編が掲載されており、いずれも現実と虚構の間にあるグレーゾーンで読み手を綱渡りしているようなふらつき感の空間に泳がせるような技が冴えている。
種明かしをすると【それはないだろう】とか【現実性に欠けるなぁ】と感じるのもあったけど、それも遊びの内として。。。。。
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『ネタバレの恐れがあるのであらすじ等は一切書きません。』
この注意書きが良いねー。
どのお話も非常に面白い。一気に読み切った。
内容に敢えて触れないが、グイグイと引き込まれる良質で奇妙なミステリーが続く中、最後の表題作は巨大モンスターもの。思わず笑ってしまった。