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紙の本
2篇3篇の連作構成
2023/10/17 08:04
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投稿者:somaandsinko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほっこりするような奇妙な出来事系の怪談もあり、
日差しが降り注ぐ日中でも嫌な寒気がする話もあり。
合間に差し込まれるイメージ画像が雰囲気を作り出していますが、
画像なしでもう1篇くらい入っていた方が嬉しかったです。
あと、同一人の同じ怪異にまつわる話を短く区切って2篇3篇と続ける手法が目立ちます。話を分けてしまっているので、実質の収録数は他の怪談本より少ない気が。
簡潔な書き方で読みやすいし話自体は好きなものが多かったのですが、明らかなミス(主人公のイニシャルが話の途中で別のものになっている)が惜しかったなあと思います。
(そもそも怪談文庫自体が割と誤字脱字多めではありますが)
奇妙な出来事系の話が好きなので、この作家さんの作品は今後も読んでみたいと思います。
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