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抜群のユーモアセンスと、ひとに対する素直さと優しさ、圧倒的な行動力と集中力。これらが溢れた岸田さんの人生は、側から見たら大変なことがたくさん起きているのにとっても健康で等身大で、身軽に見える。その身軽さは書くことに支えられているらしい。岸田さんの人生と人柄に始終惹かれながらスイスイ読み終えた。いつでもそばに置いて元気のない時に読み返したい。そして私も大切な人や一つ一つの出来事にきちんと向き合い言語化しながら生きたい。
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愛がたっぷりある家族にまつわるエッセイをユーモアたっぷりの語り口調で書き下ろしてあるので、軽快に読み進められる。明るく楽しいことだけではなく大きな悲しみや困難なことが多いが、こんなにも温かく愛を感じるのはやっぱり家族だからなのだろうか。
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才能の越境がスゴい!
エッセイの真髄ここに極まれりな感じです。
奈美さんが好きと語ってる向田邦子、さくらももこは作家業の延長線上でエッセイも書いていた感があり一流のエッセイストでもあったと思いますが、別業種から転身した岸田奈美さんは技の極め方が違います!
私はこの本をある種の奥義本だと思いました。その種目は“人生”。人生をひとくくりに種目化なんてできないですが、文章の小気味良さがすぐれてるせいか、最後はハツラツな感じて終わるせいか、読んでいると爽快でスポーツな感じを何故だか受けるんです。でも種目は“人生”だから試合内容が超ハード。普通なら尻込みするような試合ばかりなんです。そんな試合を積み重ねて人生に負けない必殺技というか、奥義をいろいろと見出していく。エッセイを綴る本気度がえらいこっちゃです。年代性別問わずオススメです。読みやすいので是非!
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次々と降りかかる困難にめげそうになりながら、家族を愛してる、その気持ちだけでがむしゃらに生きてきた奈美さん。そのがむしゃらさが、道を開いていく。自分はこんなふうにできなかったな、と、奈美さんを見て、自分のことを後悔する気持ちになった。
笑えて泣けるお話です。
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岸田奈美さんの顔ファンです。
面白いだけでなく泣けます。
この人は行動力とか努力とか、なんだか凄いなーと関心。自分も頑張ろう…
ドラマは本以上に面白い!
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久々にこんなに一気に引き込まれた。
読む度に心が軽くなった。自分が知らない世界、考え方が沢山ある。定期的に読み返したい。
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一気に読み終えた一冊
お父さんを亡くし
弟はダウン症
お母さんは ある日突然車椅子
自分も 生きづらいなかで
ユーモアたっぷりの文章
笑わせてくれたり
涙うるうるさせたり
忙しいエッセイだけど
読み終えた後の 爽快感
そして 私の悩みなんて ちっちゃいと感じさせてくれた。
今 辛いなと感じた方は ぜひ読んで欲しい
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文章が面白い!
なんだか読むとほっこりする。
自分の中の感情や思いをこんなにも言葉で表現されててすごいなーと思った。
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笑えるし泣ける。家族っていいな、こんな風に大切にしたいと思った。
「人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけ」
「自分を好きでいるためには、好きな自分でいられる人との関係性だけを、大切にしていく」
今まで家族や回りの人に大切にされた分、これから関わっていく人を大切にしたいと思った。
一緒にいて傷つく人との関係は無理して続ける必要なんてない。いつも笑顔で楽しくいられる人とだけ一緒にいたいと思った。
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岸田奈美さんの文章は、読むと元気になる。たいへんな状況にもかかわらず、岸田さんが書く文章は、ゲラゲラ笑えてしまう。
「もうあかんわ日記」に続き、2作目。
「倒れる時は前のめり」「死ぬこと以外かすり傷」
言うことは簡単だけど、それを実践している。岸田さんのまわりの状況を知って、この言葉を聞くと、なんて重たい言葉なのだろう。
とにもかくにも、一度ぜひ手にとって、読んでみてほしい。ホントにゲラゲラ笑えて、岸田さんの文章にハマってしまいます。
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岸田さんは文章が上手いなぁ。
インターネットのnoteで岸田さんのお家が水浸しになった話を途中まで読んで、面白かったからこの本を手に取った。
お父さんは中学生の時に亡くして、お母さんは大病をして車椅子、弟さんはダウン症で、それだけ聞いても大変そうで、普通の子のようにのんびりぼんやりしたり親に甘えたりてまきなかったんじゃないか、と思ってしまう。作中で「死なないように生きていた」と書いてあったからまさにそういった時もある、と思う。しかし作中では周りの人への優しさや感謝、そしてユーモラスさで明るく面白く描かれている。繊細で強い。人気なのもわかるな。
またこの人の文章が読みたいと思えた。
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自分の家族を重ねて、涙が出た。
私もきっと、家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だったんだと思う。
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表紙の絵が可愛いな〜って理由で手に取ったのですが、読むと元気になる本でした!
内容は超ハードなのに、岸田さんの書く文章はニヤニヤというかゲラゲラというか、、笑ってしまう。
何より岸田さんの家族に対する愛がたっぷり伝わってくる内容に心がほこほこ。
特に「母とわたし」の中の、“母に「死んでもいいよ」といった日”が1番印象に残ってるかな。
大丈夫じゃない日々を、岸田さんなりの考え方というか突破方法で切り開いていく様子が読み応えありました。
1度読んだら岸田さんの文章にハマってしまいますよ(*´꒳`*)
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心がふわっと軽くなって、自分と自分が大切に思う人を大切にしたいと改めて思う一冊。
心がしんどい時、ぜーんぶ自分のせいだと決めつけて勝手に落ち込んでた。
泣き言が言える人が周りにいたから頑張れた。
『サポートって相手に押しつけるものじゃなくて、相手を手伝うもの』
『がんって多くの人がかかっちゃう病気。がんにならないことを願うだけじゃなくて、がんになってしまったときに、そこからどうするかを考えられるように』
『自分によい影響を与える人の存在は、自分で選ぶことができる』
わたしも、大好きな自分でいるために、大好きな人たちといることを選ぶ!!
最後に…
サイズの合わないブラジャーは、お胸のお肉を背中へと集団疎開させてしまう、知らない間に開戦してしまう現実を知り、笑った。笑
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死ななければ、なんとかなっちゃう
悲観は気分、楽観は意思。
人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけ
自分が嫌いだと、他人に評価を求めようとする