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考えさせられる話が多く、面白かった。
特に『未来ドロボウ』は自分の限られた時間(寿命)について考えさせられた。限りある時間という資産をどのように使うかは自分次第。使い方次第で自分の未来は如何様にもなる。
以下『未来どろぼう』から引用
「若いということは想像以上にすばらしい。素晴らしすぎるんだ!!」
「世界中の富を持ってきてもつり合わないだろう。」
「ようするにこの取引は不公平だった。」
「ただ一ついえることは、これからの毎日を....、一日一日たいせつに、生きていってくれるだろうということだ。」
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前回読んだSFコンプリート・ワークスが面白かったので、気になり購入。
9話の短編が収録されています。
藤子・F・不二雄さんの絵でブラックユーモアが描かれているため、初めて読む方は、ギャップに驚くと思います。
収録されているお話の中で、気に入ったのは「未来ドロボウ」。何もかもうまくいかない中学生が、ひょんなことから億万長者の老人と入れ替わるというお話。よくある展開かもしれませんが、今から46年前に書かれたマンガだと思うと驚きがあります。人生の中で今この時が1番若く、それはお金にも代えられない価値のある物だと考えさせられる物語です。
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『ユメカゲロウ』
このお爺ちゃん、のび太のお爺ちゃんと同じデザインだ。
『考える足』
かなりユーモア寄りで良い。やりようによってはブラックにもなり得る題材だと思う。友好のための条約書いた足かわいすぎる、(特売品は不可)とか。
『老年期の終わり』
人類をひとつの個体と考え、青年期/老年期と分けるアイデアが面白い。いわゆる青年期である主人公と、老年期の中でも変わり者の女の子が2人で旅立つラストがワクワクする。王道で好き。
『うちの石炭紀』
めっちゃ面白い。こういう話って、ゴキブリが進化しすぎて滅びるとか、ゴキブリvs人類の構図になったりするとか考えられるけど、短編だしあくまで家の台所で完結しつつ冷蔵庫で旅立つ馬鹿馬鹿しいオチが好きだった。
『流血鬼』
吸血鬼の対比って流血鬼であってるのか?