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自分がやりたいことはなにか、それを達成するために小さく失敗して改善を積み上げていくお手本のような人だった。人生でどういうタイミングでやりたいことを見つけるかはわからないけどそのための準備はずっとしていないといけないなと思った。
あとは自分が信じているものを曲げないことによってビジョンが強化され没個性にならないようになったのかなと思った。
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面白くないではないが、根本的に性格が合わない感じがして、馴染めなかった
不思議なことに起業って社会貢献的な側面がないとうまくいかないような気がする
経営的にすごく面白いかというとそうとも感じなかった
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「辺境地で事業がうまくいった事例のノウハウを各意味はないと思うので私の心を記します」というなかなかインパクトのある始まり方をする本書。読み進めれば読み進めるほどその心の中を知ることができて、様々な事業を展開することになるもののその心の一貫性がよくわかる。ふつうとは? よき生活者とは? わざわざとは? 現地の関連施設を順番に回ってみたくなりました。
そして、事業が成功してる人(もしくはそう見える)って、成功も失敗も含めて本当に色んな体験をしていて、だからこそ事業の成功事例ってどれも汎用性ないよなぁ。汎用性あるのは失敗事例の方だから、失敗って大事だよなぁ。……と最近どこかで聞いて妙に納得したワードについて再認識することとなりました。
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「わざわざ」は今とても注目を浴びているけれどもそれまでに成功や失敗をたくさんしてきたエピソードはどれも自分の身を通して改めて考えさせられる。
「ひと もの かね の間にあるものは何ですか」はとてもシンプルだが深い問い。平田さんは自分の違和感と正直さを軸に常に選択をしている人だなと感じた。やはりいつか実店舗にも行ってみたい。
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残業があって普通
夜勤をして普通
いつも穏やかに接することが普通
何でもわかることが普通
間違えないことが普通
振り返ってみても何も言われないように、マニュアル通りに行うのが普通
自分の気持ちや心の声を二の次、三の次にするのが普通
保育園のお迎えが最後の方になってしまっても仕方ないのが普通
夜勤をしたくないと言えば迷惑な顔をされるのが普通
それが普通だから‥って、そう思ってなくてもそう思う努力をしていた。
心を壊してまで守るべき普通なんてない、本当にそうだよね。すでに、私って本当はどうしたいんだっけって思ってる。どう生きたいんだっけ。自分らしく生きるには時間が限られていることをよく知っているじゃないか。
ペーパードライバーの私。
本に入ってたチケットでクッキーを引き換えに、わざわざまで運転していくのが今の私の目標。
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20230701
都会でうまく生きられずに長野の地、山の上でパンと日用品のお店を営む平田さんのお話。
うまく生きることよりも、健やかでいられる方法を求め、実現されている。
パン屋は人間らしい生活を出来ない。
売上は長時間労働でカバーする。
利益を出すために人件費を削る。
お客様にNOと言えない。
成功のためにはヒエラルキーに従う。
そんなこれまで当たり前と思われているふつうなんて、心を犠牲にしてまで守るべきではない。
ひどく同感させれる。
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仕事を始めるにあたって選んだパンの仕事が企業になるまでって、自分の人格とは違うところで動いて行くんだろうなと思うが、やはり行動力が凄い。
成功する人は例外なく行動力がある人だと思う。
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タイトルに惹かれて読んでみたが、著者の半生が綴られており、面白かった。
著者は本の中で「普通」を多様するが、その普通とは社会一般的な普通ではなく、個人ひとりひとりが普通であると思うことで、他者と一致しなくても良いのだというメッセージが深かった。
僕から見ると、著者は普通ではないから成功したのだと思うが、それは僕の普通とは違うからいいのだと。
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先日このパン屋「わざわざ」に行ったこともあって、手に取った本。
オーナーさんが試行錯誤して、1人でパン屋を始めることになって年商3億となるまでの過程や、考え方がリアルに読めます。
オーナーさんのような生き方が正しいのだと思う。
自分が不快だったり、違和感を感じることはやらない。それだといわゆる普通の社会生活は送れないので、自分でやるしかなくなったらそれがベストだったといった感じ。
この方はかなり特殊な人だと思うけど、そういう心は持ちたい。なんのために生きてるのかからなくなるから。
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平田さんがどのようにして「わざわざの平田さん」になったのか。
わざわざと平田さん、つい私はイコールで考えがちだけれど、実際は「会社と、平田はる香さん個人」として別のもので。
平田さんのことと、わざわざのことと、わけて読むことができた。
「環境によいものを買っている、こだわりぬいた健康的な食材を買っている」という、
「買う」ということに満足感と優越感を抱いていた自分が恥ずかしくなりました。
もしかすると私は心からそうありたいのではなく、そう行動することで自分が「よいひと」であると錯覚して満足しているだけなのではないか?
もっと買うこと、つかうこと、生活のことについて、仕事のことについて、根っこを考えなければならない。身が引き締まる思いです。
私もよき生活者をめざして、自分だけの「よき」を探していきたい。
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『田舎のパン屋が見つけた腐る経済』と似ているところあり
【感想】
よく「違和感を大事に」とか「尖りをそのままに」と言われるけれど、まさにそれを体現した方。
「儲かればいい」「あるだけ稼ごう」という考えではなく、三方よしのような自分にとっても周りにとってもよい商売を考え、さまざまな変化に対応しながら生きていく姿に好感がもてる。
根源的なことをよくよく考え、自分の違和感を見過ごさない大切さを教えられる。れっきとした経営哲学をお持ちの方。
1人の主婦が「ふつう」に疑問をもち、自分の中に生まれる違和感を見過ごさなかったことからはじまった。
【心に残ったところ】
・できることはやりたいことになるのかもしれない
・何を売る?
→自分たちが使って心からよいと思う日用品と2種類のパン(食事パン)
きっかけ
甘いパンをまとめて買い、デザートに食べて太ってきたお客様を見て、体に悪いパンを焼くのをやめようと思った
⇩
はじめは2種類にしたことで売り上げが下がったが、やがて回復
⇩
パンだけでは売上に限界があったので、
パンを買うついでに自分たちが愛用しているものもお店に並べたらよいと考えた
(これがやりたいことだった)
・来た人のことを考えて商品選びをする
・うまく人と話せなくても、「お金」がコミュニケーションの道具として機能してくれる
・需要と供給のバランスが崩れたら購買体系に美しさを感じられなかった
(一瞬で売り切れたパンを見て)
・どんな業界でもお店がお客様にNOと言えることが普通になればいいと思う
★人間同士の付き合い方だとつい感謝や期待をしてしまう。どうしてこうしてくれないのかとか前はこんなだったとか。
でも、自分がお地蔵さんになれば、過度に気持ちに入り込んで傷つくこともない。自分ただ店を守り続けるお地蔵さんになり、参拝してくださるお客様を待つ。その距離感でいるのが1番だろう。
・ロス率と言う概念が好きではなかった。
パンを余らせずきちんと供給するための仕組み作りをつくる。
一定量焼き、一定量売る。販売する場所のみこちらで調整する。実店舗の繁忙期にはオンラインストアでの供給量を増やし、実店舗の閑散期にオンラインストアでの供給量増やす。
・個人から企業になるとは、個人とは別の人格を新たに持つということ
・必要に縛られると、買い物がパターン化する
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「やりたい」ことから「できる」ことへと変化させながら実現してきたという力強い人だと感じた。
どれも一緒でどれも普通であるよりも、ちょっと違っても必要としている人が、必ずいるという自信がなければ続けられないだろうと思った。
うまく生きることよりも、健やかでいられる方法を。
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・誰一になにをどこで売るか(5W1H)が結局大事
今回の場合、パンという武器があるので武器がある前提で場所を決められる強さ。逆に言えば今持っているものをアレンジして武器を作れば場所は一定どこでもなんとでもなる。市場から求められるかつ自分たちのこだわりを見つける。
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長野の山奥のパン屋さんのお話。著書の子供の頃の話から始まって、面白かった。
やりたいことを探すとうまくいかない。誰にも頼まれてないのにやってることがやりたいこと。
人気の菓子パンがあったのに、少しずつ太っていくお客様をみて作るのをやめた。
「来ないでください」のnote