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遥か彼方に忘れてきてしまった、神々との対話が描かれているような気持ちで読んでいます。「蟲」が人を伝って伝えることもあれば、人の心が憑かれた「蟲」によって見えることもある。
そんな、おばあちゃんから聞いたお話を聞いてるような気分になる心が震えるファンタジー。
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今回も四季が美しいです。このマンガの冬がとても好きだよ。最後の話、好きだけど、最後にこれってすごいなあ
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好きです。
この独特な雰囲気と世界観?っていうのかな。
アニメにもなったそうですけど、アニメはどうだったのかなー。
ギンコ好きです。
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作者の方もおっしゃってたが、この巻の最後に収録されている作品は後味が悪め。私の理解が足りてないのだけれど、山に帰れなかったのはおっさんなのか少年なのか。もしも少年なのならば、ほんっとうに!後味が悪い。けど、それも含めてあの世界なのだと思うので、とくに嫌いになることはないな。後味は悪いが。
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■いつもぼーっと読んで、少し考えてまた読み返す感じです。自然は厳しくても優しくても、ただそこにあるだけで善悪の区別はない、とゆー言葉を思い出しました。蟲もそーゆーもんだと思いました。…それにしてももう少しめくりやすい表紙にはならんもんでしょうか…?
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蟲という妖怪のようなものにまつわる、不思議な世界な話、切なかったり暖かかったり、しんみりいい話ばかりです。アニメも素敵な時間の流れを味わえます
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「虫師」の続き? もう喜び勇んで読みまくり。この方の描く、単行本の表紙のようなカラーの質感が相変わらずで素敵。「天辺の糸」に出てくる二人が可愛らしい、かも。
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いきなりギンコが行き倒れててびっくりした巻。『冬の底』が好きです。『泥の草』がかなり怖い!この巻の表紙絵がお気に入り。
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もう大好きです。
絵と話と世界観が絶妙にマッチしていて、切なかったり愛しかったり哀しかったりという、静かな感情が味わえます。ただそこに存在している「蟲」と、ただ存在しているだけではいられない「人」。どちらが良い・悪いではなく、「そういう存在」として受け入れ見つめている眼差しを感じるにつけ、「ホンマ好きやわ〜」と思うのです。
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ただ深々と静かに降り積もるように圧倒的に―水彩の美しさとどこか仄暗い世界観にきゅんきゅんします…!蟲と蟲師と人と―不思議な世界にどうぞごゆるりと
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人間も自然の一部、利用するだけでなく利用される側でもあるのです「冬の底」主が悟りの領域です 蟲師にしてはめずらしくホラーな話「泥の草」
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2007年3月に映画化した、人間と「蟲」という生き物の物語です。時代背景ははっきりしていないけれど、大昔の日本のような感じで、和の好きな人にとっては面白いマンガになると思います。
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潮わく谷(うしおわくたに)
冬の底(ふゆのそこ)
隠り江(こもりえ)
日照る雨(ひてるあめ)
泥の草(どろのくさ)
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“『……ヌシ どころか けもの一匹 いねぇ
しかし よく見れば あちこちに 山崩れの跡が あるな おそらく秋頃 台風に遭った 跡…… かなりの 規模だ
……その傷を 癒すため ヌシは 山を閉じて 山ごと冬眠 させているのか
……だが 弱った生物に とって 冬眠は そのまま 死んでしまう 事もある 賭け――
となりの山じゃ もう春 なのに まだ 息を吹き返さない という事は……
……もう この山は 死を待つのみ ――――』
「このままじゃ 俺も 巻き添えか」”
「潮わく谷」
「冬の底」
自然の深さとか。
「隠り江」
「日照る雨」
ちょっと辛いかと思ったけど、いいエンドだった。
「泥の草」
後味が、苦い。
“「ヒトとヒトの 意識の間には 見えない 通路が あると言う
ちょうど この町に 張り巡らされた 水路のように 裏庭で すべての水路は つながっていて
そこには 五識を補う モノ…… 我々の言う “妖質”というモノが 流れている
だが 水かさが 少ない所も多く おまけに 入り組んでいて 地図もない
それでも水路は つながって いるので 望む相手に 会える事も たまにある
すると お互い同時に 相手の事を 思い出すような 事……
いわゆる “虫の知らせ”が 起こるわけです」”
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植物でも動物でもない、この世のものともあの世のものとも定かではないもの、蟲。
蟲師ギンコがたどる蟲たちの話。
*潮わく谷
*冬の底
*隠り江
*日照る雨
*泥の草
「冬の底」のヌシさま、かっこよかったっすww
で、「日照る雨」が切ない。ギンコの言葉は、毎度重いですな。不幸なめぐり合わせは、往々にしてあることだ。けれどそれを、誰の責任、自分を責めることもなく、不幸なめぐり合わせだと受け入れることは、難しい。人は簡単に自分を見失ってしまうから、難しい。
うむ。ギンコは、片目を失うときに自分を見失いかけたからこそ、そうやって自分自身という地に足をつけていられるのだろうか。
と、「泥の草」……キモかった。
昔、夏に海で怪我をして、秋に病院いったら、膝の骨の内側にフジツボが生えてたという、話を聞いたことあるんだが(毎度思い出すと、鳥肌がたつ。うげげ)あれを思い出してしまった。うーーー。
次の巻は、1年後ですかね。待ち遠しいな。