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自分探しの冒険
夢への第一歩ってものすごく勇気がいるし、誰も知らないところに飛び込む覚悟、地道に練習を積む熱
今の自分には、その全てが欠けていて。
なんだか、新しいこと、今取り組んでいること、諦めたこと、なにかをひたむきに続けたいって前向きな気持ちになれた
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「心は自由だ。どこにでも行ける。僕の心は、いつだって自由なんだ。」
少年が目標を見つけ、そこを目指す熱意に何度も涙腺がくすぐられた。サーカス団員たちの暖かさにも救われる。
小川糸さんの紡ぐサーカスの描写に、読んでいるだけで心躍った。
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「世界で一番大事なおへそにいるかのようだった」
「ハングリーとアングリーというのは、根っこの部分では繋がっているんだ」
物語自体はどこの国かもわからない、ファンタジーのような印象を受けるけれど、そんな中でも主人公や周りの人たちのセリフはどこか今の自分にも響くセリフが多くて良かった。
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文芸書版を購入。
現実離れしているのに登場人物達の性格や生い立ちの解像度が高く、リアリティがあった。
ご飯の描写が特に好きです
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身長が伸びなくなる病に侵された少年がもっと小さな頃に見たサーカスに思いを馳せ ひとり家を出て街から離れたサーカス小屋にやってくる。
そこで働き始め 世の中の事情というものを学びながら
そこの一員になっていく。
シンプルに楽しく読めた。
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p20 「星の輝き1個1個から、勇気という名の透明な糸が僕をめがけて降りてきて、何か大切なものを体や心に優しく注いでくれたような気がしてならなかった。」
p202「海を見るのは夕暮れ時が一番だ。光がまぶたを閉じようとするほんの少し前、世界ははかなげな優しい色に縁どられる。僕の心と同じ色に染まる。」
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登場人物が魅力的で、みんな良い人。
主人公が、周りの人の支えで、少しずつ自分に自信をつけていく。何かに挑戦したくなるお話でした。
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日本でもない、ヨーロッパでもない、無国籍な不思議な街の場末のサーカスで、十歳から成長しない身体の主人公が、個性的なサーカスの団員たちに見守られ、生きる道を見出す物語
不思議な舞台で登場人物は個性的だけれど、思春期の成長を描く普遍的なお話
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サーカスって自分が思っていた以上に奥が深いんだなと思った。いつか生でサーカス見てみたいな。
それぞれのサーカスにかける思いが強く伝わってくる。体が成長しない少年が居場所を見つけ、自分の生きる道を探していく一生懸命な姿に心が洗われた。あと、コックが残り物を美味しい料理にまるで魔法のように変えるのが凄いし、美味しそう。
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大人のメルヘンのような物語。サーカスの世界にどっぷり浸れて、気づいたら読み終わっていた。少年が憧れのサーカス団に入って奮闘・成長するストーリー。グランマはじめ周りの大人達が温かくてほっこりした気持ちになる。所々に心に残るフレーズが散りばめられている。
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サーカスに憧れた男の子の話。おもしろかった。
心は自由だ。どこにでも行ける。僕の心は、いつだって自由なんだ。
自分の体も自分の心も、所有権は自分自身なんだから!
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小川糸さんの作品。かれこれ5作目?くらい。
大きくなれない少年が、サーカス団の一員になり、さまざまな人との触れ合い、愛情の中で成長していく。
人の生死の考え方は、食堂かたつむりやライオンのおやつからも一貫してるなと感じる。
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13歳の少年が一大決心しサーカスに向かって自転車で走り出すところから、14歳の誕生日を迎えるまでの1年間の物語。
少年の見ている世界の表現がすごい。ピュアで無垢で果てしなく広い。情景が頭の中に絵本のように広がっていく。
物語の舞台がどこなのか、日本のようでもあり、外国のようでもある。
いつの時代の話なのか、ずっと昔のようでもあり、現代のようでもある。
それさえも、この物語の中では自由で曖昧。でも、そんなことはどうでもよくて、それが多様性ということなのではないかと。
自由で曖昧なところがまた、少年の見ている夢のような世界と相まって、想像を掻き立てる。
サーカステントの骨組のてっぺんが、少年の特等席となる。少年は自分の病気を恨むけれど、もし少年の体が小さくなかったら、そこは特等席にできなかったかもしれない。少年だからこその役割があり、見えない世界がある。
少年は悟る。体は変えられないが、心は自分の意思で変えられる。
「運命と和解する」
自分の心を自由にするには、運命と和解する必要があるのだ。レインボーサーカスのみんなが、そのことを教えてくれる。
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「食堂カタツムリ」(ポプラ文庫)で評判になったころ、働いていた高等学校の図書館で高校生たちに受けていたのがずっと気になっていて、初めて読んだ小川糸の作品です。
ここ10年、いや、もっとかな?本屋大賞という賞がもてはやされていますが、本屋大賞的な作品だと思いました。読み終わると読み手自身が「いい人」になった気がする、「いいお話」ですね。
最近の書き手の方たちが、どうも、そのあたりを狙って書いていらっしゃるのではないかというの疑いがふと浮かびます。最近の映画とか、歌謡曲の歌詞(あんまり知りませんが)だとかにも感じられる、そういう書き方で「小説」ができてしまうことを書き手の方はどうお考えになっていらっしゃるのか、そんな感想を持ちました。で、まあ、「食堂カタツムリ」で確かめてみようかなと思っています。
ブログには、もう少しひどい悪口を書いています。覗いてみてください(笑)
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202301260000/
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祖母と暮らす小柄な少年は、幼少期の両親との思い出のサークスに魅了され、レインボーサーカス団に飛び込む。サーカス団の個性豊かな人たちとの関わりを通して、生きる道を切り開く物語。
素敵な話だとは思うけど、少し物足りなかった。
自分にはあまり合わなかった。