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炭鉱に住んでた方達の実話だと思って読んでたら
炭鉱町に暮らす少年や少女を主人公にした短編集
でもなんだか想像できる背景が浮かびながら読めた
恐竜の化石探しや、魚釣りや、幼馴染とのわかれ
とか、いろんなテーマの話
菊石というタイトルの山愛され動物との不思議な関係の特別な子が恋することによって山に愛されなくなる話が悲しかった
好きな人を助けるためにヒグマの被害に
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短編集ですが、主人公の設定はほぼ同一人物。
多分、主人公のモデルは著者本人かと思われます。北海道の空知地方の炭鉱町での炭鉱や化石発掘の物語(三笠市かな?)はノスタルジックで昭和の懐かしい感じを漂わせます。
大人の炭鉱での危険な仕事と、子どもののどかな生活が対照的。炭鉱内での事故や石炭の市場が衰退していくことでの子どもの暮らしも変わりゆく様子もなんだか切ない。
不思議な話、友情、恋心、親子の絆、化石への情熱。様々な情景がなんとも言えず良くて、今は無き炭鉱町を想像しながら読み、読み終わったあと、珍しく再度最初からもう一度読み返しました。
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最高です。
西山亮一さんに感謝。
しろがねの葉を読んで、炭鉱について興味が出たこの冬。
図書館に行くと、なんと炭鉱コーナーが\(ᯅ̈ )/
た、タイムリー !!⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
すかさず、3冊くらい手に取ったのですがもうたまりませんでした!
炭鉱町に暮らす少年少女が主人公の短編集
炭鉱町特有の物の名称、時代をまたいだ不思議な話、
炭鉱町での恋、友情、幼なじみ、あの日の思い出など..ちょっとゾクッとする話も
北海道が舞台なので、遠い北の大地に思いを馳せて読みました。
炭鉱町に住んでいた人の追体験ができ新鮮な読書タイムになりました。
炭鉱の話は仕事が命に直結するからか心に訴えるものがあります。
助一とヤマガラ
祖父に聞いた話
菊石
が特に好きだった
しろがねの葉では「血の道」の章と重なるんだけど、山に愛され、山に愛される子が恋をして、山に受け入れて貰えなくなったのは考えさせられた。やっぱり思春期って人が大きく変わる転換期なんだなぁと
普段見聞きしない、昆虫や釣りについても知識も増やせたのだε-(`・ω・´)