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普通の青春小説でした。。。白河三兎なのに。
ゲートボールが奥の深いゲームだと言うことは良く分かった。
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「神様は勝たせない」でも思ったけれども、白河三兎さんはスポーツがテーマの作品はその競技についてとても詳しく描写するだけではなく、プレーヤーの心理描写もすごくリアルで読む方もつい手に汗握ってしまう。あれ、自分もゲートボールやってみたいかもという気になってしまった。
モン美だのピン子だのなかなかなあだ名を付けられても孤高を貫きつつ、ちょっと不思議な愛情と共に過ごした話は彼女らの親よりも年上であろう自分でもいいなと思った。
モン美のお祖父ちゃんが余命わずかなのかと思わせつつ実はモン美が病を抱えていたというのは読んでいるうちに予想がつくのだけれども、それも作者は織り込み済みなのだろうな。それで結局この作品でもかみさまは勝たせないわけだけど、ちゃんとそれぞれの未来に繋がっていて読後感はとても良かった。最後の最後は最高に嬉しいサプライズで読んで良かったと思った。やはり自分は白河三兎作品が大好きみたいです。
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ゲートボールの青春小説。この小説の読者層でゲートボールになじみのある人は少ないと思う。戦術面ではもう少し図を交えて説明があってもよかったかも。
物語としては王道といって言い青春小説。中心となる3人が三者三様の困難を乗り越えて同じ目標に向かう。奇抜ではないですが、その分読みごたえはあります。
ゲートボールも面白いね。
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#読書記録 2023.8
#ひとすじの光を辿れ
#白河三兎
しゃべらなければ見た目は完璧モデル系美少女の沙都美は、#ちはやふる の千早を彷彿とさせる。それぞれの事情を抱えつつも、ゲートボールと互いの絆で成長していく主人公3人。キャラが立ったやり取りにクスッと笑ってしまった。つい応援したくなるよ。
#読書好きな人と繋がりたい
#読了
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ゲートボールで感動するとは思っていなかったので目から鱗の良い作品です。
ゲートボールの競技としての面白さと登場人物それぞれの抱えている問題などが上手に書かれていて一気に読めてしまうほど面白い作品になっています。
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Amazonの紹介より
女子高生(JK)×ゲートボール(GB)! 彼女と出会うまで、僕は、青春を知らなかった――。
皆が振り返る清楚系美人の沙都美。その中身はなんと口を開けばゲートボールのことしか話さないスポ根少女だった――。妙なきっかけから助っ人を引き受けた僕は、競技の魅力と、彼女のひたむきな思いに惹き込まれていく。でも、僕は未だ知らなかった、彼女の情熱の理由も、その胸に抱えた秘密も。ゴールへ向かう一条(ひとすじ)の光の軌跡に、青春のきらめきの全てをかける高校生たち熱い物語。
個人的に子供の頃、遊んでいたゲートボール。打つだけで試合はしていないのですが、まさか高校生達がやるとは。意外性とどんなストーリーなのか気になって読んでみました。
ゲートボールというと、高齢者がするスポーツであり、それを高校の部活で行うというのはどうなのかというのが正直思いました。そのせいもあってか、全然集まらず。いるのは女子高生2人。一人は昔から祖父の元で練習。もう一人は誘われただけ。
主人公は、女子高生ではなく、成り行きで部活に入ってしまった男子高校生の僕です。
物語の構成としては、昔どんなことが起きたのか、過去を振り返る形で綴られています。今は部の存在は無くなっていて、なぜそのようになったのかも描かれています。
特にミステリー要素はなく、ゲートボールに情熱を注いでいく3人の物語になっていて、青春の雰囲気が漂っていました。
ゲートボールのルールや戦略といった基礎知識も描かれているので、自分を含めて初心者にもわかりやすく書かれています。
ただ、試合のシーンは、なかなか文字だとわかりづらい部分もあって、映像あるいは図があったら、わかりやすいかなと思いました。
一見ルールが簡単そうかなと思っていたゲートボールでしたが、読み進めるにつれて、ここまで奥深いとは驚きと意外さがありました。
ゲートボールはチーム戦であり、チーム戦ならではでの駆け引きやそれを取りまとめるリーダーの指示などゲートボールならではの面白さや難しさもあって、楽しめました。それらも相まって、青春だなと感じました。
また、スポーツの面白さだけでなく、それぞれの登場人物が抱える苦悩も読み応えがありました。
進路や恋愛、病気などゲートボールの情熱だけでは避けては通れないものもあって、それもまた青春だなと思いました。
ただし、病気の描写は個人的に不要かなと思いました。
なんでここで難病なの?とツッコミを入れたくなるくらいでした。それよりかは現実にあり得そうな要素を入れて欲しかったなと思いました。
ゲートボールによる見方が変わりましたし、そこで巻き起こるリーダーによる頭脳戦が深く面白く、ちょっと変わった青春が味わえて楽しめました。
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初めての白河三兎作品。
ゲートボール部の高校生の青春を描いた作品。
なんか日常系ラノベっぽい。
背景はゲートボールだけれど、やってることはハーレム展開のラノベみたいな展開で文章としては読みやすく、登場人物の心境がきれいに描かれている。
ゲートボールに興味がわく。
無理難題はなさそうだし実写化できそう。
この作品でゲートボールが流行ったら面白い(笑)
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女子高生の青春ゲートボール物語
この要約した一文から受ける印象とは読後感がまったく異なるけどね
とりあえず、公式のあらすじ
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女子高生(JK)×ゲートボール(GB)! 彼女と出会うまで、僕は、青春を知らなかった――。
皆が振り返る清楚系美人の沙都美。
その中身はなんと口を開けばゲートボールのことしか話さないスポ根少女だった――。
妙なきっかけから助っ人を引き受けた僕は、競技の魅力と、彼女のひたむきな思いに惹き込まれていく。
でも、僕は未だ知らなかった、彼女の情熱の理由も、その胸に抱えた秘密も。
ゴールへ向かう一条(ひとすじ)の光の軌跡に、青春のきらめきの全てをかける高校生たち熱い物語。
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冒頭は2年生の男の子視点で始まり、本の表紙にもなっているゲートボール部のポスターについて過去を振り返る形で語られる
美人でスタイルもいいけど、口を開けばゲートボールの事しか語らずに部活に誘ってくる残念美人の沙都美
ついたあだ名はゲートボールが門球からモン美
このキャラ設定はちはやふるの千早を思い浮かべてしまう
金髪で安全ピンのようなピアスをしているピン子
ほとんどの人が敬遠するゲートボール部に敢えて入部したことから、棚ぼた狙いと揶揄されるタナボー
それぞれの登場人物のゲートボールへの向き合い方、そして抱える苦悩の物語
ゲートボールは祖父が一時期やっていたので、小学生の頃に練習について行ってやった事があるので基本ルールは知っていた
でも、ガチの人たちにとってはもの凄く先読みが必要な戦略性が必要というのは実感できていなかった
初めてゲートボールという競技を知る人にとってこの小説はどうなんですかね?
丁度いいのか、難しすぎるのかよくわからん
子供の頃の経験で言うなら、一番ゲートを通過させるのも容易ではなかったし
タッチするだけでも嬉しいし、スパーク打撃するだけで面白かったけどね
まぁ、ちゃんとルールをわかってたらもっと面白いだろうし、自分でそれを考えて理解してたらもっと面白いのはわかる
途中までは事情を抱えた子達の青春スポ根ものなんだけど
終盤はそれまでの青春物語とは趣が変わって様々なジャンルのクライマックスを詰め込んだ感じになっている
やたらと協力的なイケオジ校長、おじいちゃんが話していたという病気のこと
前の学校でのトラブル、過剰なまでの運命論者になった理由
子供の進路をやんわりと強制してくる親
過酷な状況にある登場人物達の人生の選択
色々と詰め込みすぎだろ……
ところで、主人公の名前を伏せておく必要あったのか?
名前を知ったところで「で?」という感想しか抱かなかったんだけど?
某有名な作品のマネをしたかったのか?