紙の本
シュールな読み方もできる
2023/07/06 19:14
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
コップとタオルが水泳をする話。水に慣れているはずのコップと、水を吸うタオル。さあ泳ぐとどうなるか。単にコップたちがかわいい絵本としても読めるが、いろいろ考えて読むと、実はシュールな一冊。
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我が家の長男も、最初の習い事はスイミング。
ニタニタしながら読み終えた。
シャワーを浴びる練習のタオルの情けない表情、こっちの力が抜ける(笑)
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水泳の世界選手権を見て自分もそこに出てみたいと、志高くスイミング教室にやって来たコップとタオル。
人間の子どもたちに混じってなぜか河童や恐竜も来ている何でもありのカオスな世界観。先生が全然動じてないのがスゴいw
プールでの宝探し懐かしかったなぁ。
最近スイミングの体験教室に行った5歳9ヶ月の息子にはタイムリーな内容で、プールの中を走って宝を探すコップに「もぐってさがせばいいじゃん!おれ、もぐれるよ」と謎の自信たっぷり発言w
割れやすい沈みやすいのハンデにくじけないコップとタオルのガッツに元気が出る。
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コップとタオルの性質が、水泳の上達に邪魔になってしまうところが、かわいい。
子どもは、気に入っていた。
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コップやタオルの物理的な性質を分かってないと理解が難しそうなところがあったけど、宝物探しは子供の食いつきも良く楽しそうだった。絵も可愛らしく親しみやすい絵本でした。
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なんと、朝倉世界一先生の絵本が! というので、水泳が始まる前の読み聞かせ用に購入。イラストがとぼけてて好き。ラストは小さな盛り上がりだけど、これくらいでいいのかも。