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ウチの息子が4年生のときに図書館で借りて読んだのに、また読みたいから買ってくれと言われて買った本。
クールな子だと思っていたのに、悲しんで、嘆いて、怒って… 我が家の愛犬をそれまで以上に愛おしく接する姿に 本の力を感じました。
読書感想文で賞をいただきました。
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こんな身勝手な人たちのせいで命がきえていくのがとても切ないと思いました。
どういうことが犬がすきなのか、猫がすきなのか改めて考えました。
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◆捨てられる命を1頭でも減らす社会へ◆
皆さんは保健所に対してどのようなイメージがあるでしょうか?「犬や猫を殺す怖い場所」という印象の方が多いと思います。しかし実際は、犬や猫のことを正しく理解してもらうための啓発運動も行っています。そして、殺しているのは保健所ではなく飼い主のエゴと無責任な行動なのです。捨てられる命のことをまずは知ることが大事だと、強く感じられる現実やメッセージが書かれています。
「動物が幸せな社会はきっと人間も幸せ」
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捨てられる命より、捨てられる命をなくすほうが、より幸せな社会が築けるはず。
現場で見ている人にしか、言えない、貴重な言葉。かわいいだけじゃ飼えない。
大人にこそ、読んでほしいいい本でした。
知らないことが、多く載っています。
日経新聞の児童書紹介で知り、読みました。
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夏休みの帰省中、小学生の姪の本を読みました。
保健所に収容された犬や猫たちがたどる運命が、愛媛県動物愛護センターの職員たちの眼を通して切実に書かれていました。リアルな保健所内の写真まで添えて…。
「もう家では飼えないから」とか「ご褒美のお金がほしいから野良犬の子犬を持ってきた」とか、人間性を疑うような理由で、主人を選べない犬や猫たちを保健所へ連れてくる人間たち。作者は、何回も記述します。
「犬たちはご主人が迎えに来るのを待っているのです」と。
職員たちが涙を隠して行う犬や猫をおくる所業を、簡単に「かわいそうだ」と責める人たちに、ここでこういうことをしなくては、生活している環境がどうなるのか、と順序正して答える職員の言葉も心に残ります。
「ここへ連れてくる飼い主さんのしつけ次第なのですよ」と。
自分勝手な人間たちの所業がすべて犬や猫たちにかぶさっているのが悲しい現実なのです。
故郷で過ごした自分の子供の頃のことが思い出されました。
捨てられていた野良犬をこっそりと空き地で飼っていました。毎日家からパンを持ち出し、夕方空き地まで運んでいたのですが、やはりある日突然、犬はいなくなりました。保健所へ連れて行かれたということで、おぼろげながら、もう会えないんだと悟りました。
捨てられていた猫を、小学校の遠足の帰りに見つけ、学校の許可を得て学校で保護していたこともあります。里親をみんなで探し、里親が見つかって猫を渡したときはほっとしました。
私も子供のころ、野良犬や野良猫とかかわっていたのです。その時に何ができたのでしょうか。大人に相談して里親を探せた猫はよかったけれど、自分だけで世話をしていた犬はかわいそうなことをしました。
生まれてきたからには人も動物も命にはかわりありません。小さな命、主人を待つことしかできない命を大切にしなければ、と思いました。
涙なしには読めない一冊です。
ぜひ、ハンカチのご用意をしてお読みください。
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この本を小学生の時に読んで、すごく心を打たれたました。
沢山泣いた後には、自分が飼ってる愛犬を一生大切に愛していこうと再度思えました。
私が本を読むようになったきっかけの本です。
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小学生の娘が誕生日のプレゼントてしてねだって来たのが仔犬。
犬を家族として受け入れるかどうか考えるために、この本を渡して読むように伝えた。
ペットショップや犬の本を見てもそこにあるのは、おもちゃとしてのかわいさしかない。しかし犬も猫も生き物である。一緒に暮らすと言う事は、幸せにしてあげる責任を背負う事だ。その為には糞や汚物の処理、躾、散歩などお世話する大変さ、怪我や病気、死など命を預かる事の辛さは知らなければならないと思う。
華やかなペットショップの裏では、無責任な飼い主などにより今も数千匹の犬が社会によって殺されている事を理解しないといけない。別にペットショップの犬が悪い訳じゃない、ただ保護された犬の価値とペットショップの犬の命価値は一緒だと言う事は忘れたくない。
今度、動物愛護センターか保護施設を見に行こうと思う。
全てを学んだ上で、娘に犬を飼いたいか聞きたいと思っている。少なくとも今産まれてきた命は一匹でも守りたい。
その為にも娘の覚悟を確認していきたい。
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動物愛護法の改正に伴って関心を持って手に取りました。ある親子の動物に対する心無い行動に、言葉がつまります。情けないなと。どんな思いで捨てられた犬は、あの親子を見つめていたんだろう。と。動物に優しい社会は、きっと人にも生やすい世界だと思うのです。どうか親子でこの本を手に取ってもらいたいです。
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「この命灰になるために生まれてきたんじゃない。」とてもインパクトの強い言葉から始まります。飼い主の動物への関わりひとつで尊い命を救うことができるのに、安易な気持ちで年間沢山の命が奪われてしまいます。「捨てられた命を一頭でも救う」から「捨てられる命を一頭でも減らす」社会。本当の幸せとは何か考える必要がありますね。
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この本には、施設に自らペットを持ち込む飼い主とのやり取りも載っています。「これは作り話じゃないの・・・!?」と思うような会話もあります。子供のエピソードも書かれていて、心から嘘だと思いたい!と思うものもあります。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2014/04/06/000000
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悲しい部分は隠してあまり話さない本もまぁまぁ多いけどこの本は包み隠さず全部話してくれて現実を知れた。
この本を色んな人に読んでもらっていつか殺処分がゼロになりますように…