投稿元:
レビューを見る
そう思うからそう思えるかもだが、「徳を積む」ことをしていると、ものごとがいい方向に進むことが多い気がする。「感謝」は「精神的な徳積み」、実践するための参考に読みたい
#小さな感謝
#鹿島しのぶ
23/6/15出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/43FJxFX
投稿元:
レビューを見る
「感謝力」っていい言葉だと思います。
「すみません」を「ありがとう」に変えるだけで、自分も相手も気分が良くなる。
相手にしたことは自分にも返ってくるのはすごく共感できる言葉でした。
以前に読んだ敬語の本もよかったので私はおすすめしたい著者のうちのひとりです。
投稿元:
レビューを見る
随所でハッさせられる内容でした。
「ありがとう」を言い合える生き方いいですよね。
ちょっとしたことへの感謝を意識することで日々の一つ一つの積み重ねへの見方が変わり、新しい発見にも繋がっていくと思うし。
それと単純に「すみません」より「ありがとう」の方が言われて嬉しい。
投稿元:
レビューを見る
感謝する心に目を向けると、「ないものねだり」は消えていく。
「自分に『ある』ものにしっかり目を向け、人と比べるのではなく、いまの自分、いまの状況に感謝すべき」という一文にハッとしました。
いろんな気づきのある本でした。
投稿元:
レビューを見る
他人が見逃すような「ささいなこと」に感謝できるようになれば、
人生はどんどん変わる、なぜなら、感謝は伝播するから……
というのが、本書の主たるメッセージ。
「いや、わかってますって。言うは易し、行うは難しなんですってば」
という人のために、きちんとその処方せんも書かれているのが
この本のすごいところ。
たとえば「身近な人への感謝」の伝え方。
「食事のときに必ず感謝の気持ちを込めながら手を合わせる」
「朝5分、感謝のシーンを思い浮かべながら瞑想する」
「一日一回は夫婦で〝ありがとう〟を言い合う」
著者によれば、これらは「形から入って心に至る」とのこと。
これ習慣にできれば、確かに人生変わるかも…。いやその前に、人間変わるかも。
投稿元:
レビューを見る
そうそう、なぜだか日本人は「ありがとう」ではなく「すみません」といいたがる。読んでいて納得ですが、自身含めネガティブ思考な人が周りにも多いなと。
少しでもハッピーな日々を過ごすために、マイナスなことばかりと向き合うより、しあわせに感じたことを考え、幸せを増やす活動をしていかねばと。その第一の行動が周りへ感謝の気持ちを伝えること。言われて嫌な気持ちになる人はいないし、自分もいい気分になれそうだ。
投稿元:
レビューを見る
小さな感謝 人生を好転させる一番簡単な方法 (単行本)
「感謝力」を磨くことが、人生を好転させる一番簡単な方法だ。私はそう思っています。
しかも「小さなこと」への感謝を忘れない。
それが何より大切だと思っています。
1章 この「小さな感謝」を忘れない
つい「小さな感謝」を忘れていませんか?
アイルランド生まれの教育学者、マーガレット・カズンズは、こんな言葉を残しています。
「感謝は一日を豊かにし、 人生を変えることさえあります。必要なのは、 それを言葉にしようとするあなたの意欲だけです」と。
カリフォルニア大学のロバート・エモンズ教授は、長年にわたって、「感謝の気持ち」が心理的幸福、身体的健康、そして他者との関係にうえる影郷を研究してきた人物です。
こんなにもすごい効果がなぜ表れるのでしょうか。エモンズ教授は、その理由について、次のように語っています。
理由①
感謝することで, いま得られる喜びが最大化されるから
理由②
感謝が、有害でネガティブな感情を排除するから
理由③
感謝する人はストレスに強いから
理由④
感謝する人は自尊心が高いから
アメリカの作家ウィリアム・アーサー・ウォードは 、こういっています。
「感謝の気持ちを感じたのにそれを伝えないことは、 プレゼントを包んだのにそれを渡さないようなものだ」と。
自分の脳のなかに感謝を見つけ、 それを実際に言葉にしたり、 感涝にもとづく行動に移したりするための〃動線〃をつくっていかなければなりません。そのために、まず一日一回は、今日の感謝を見つけるようにしましょう。
アメリカのメジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手は、実業家で思想家だった中村天風の著書を愛読しているそうですが、この章の終わりに、その中村天風の言葉を挙げておきましょう。
「感謝するに値するものがないのではない。感謝するに値するものを、 気がつかないでいるのだ」
2章 「喜ばれる存在」になる
自己肯定感とは、言葉を換えれば「自分の存在そのものを認め、好意的に受け止めることができる感覚」です。
自分が人と比べて、何を持っていて、何を持つていないか、あれこれ並べ立てて自分を評価するのではなく、そのままの自分を忍める心が大切だということでしょう。
『レ・ミゼラブル』の著者として知られるフランスの小説家ヴィクトル・ユーゴーは、こんな言葉を残しています。
「感謝の気持ちには翼があり、 正しい目的地まで飛んでいく」
精神科医だった斎藤茂太先生は、
「素敵な夫婦関係の決め手は、" ありがとう" のたつたひとことだ」
という言葉を残しています。
3章 仕事ができる人の「感謝力」
信じられないと思います。表情、態度、話しぶり、見せかけの「ありがとう」は必ず見透かされます。
感謝の気持ちの根底にあるのは、相手への敬意、リスペクトする心です。上下関係にとらわれず、性別や年齢に関係なく接すること、その姿勢が大切です。
「謝る」というのと「感謝する」というのは表裏一体です。「謝るカ」も、「感謝するカ」も、いずれも私たち人間にとっては欠かせないカです。それを身につけるには、ささいなことにも感謝するという習慣を積み重ね、徳を積んでいかなければなりません。
寛容とは、「心が広くて、よく人の含動を受け入れること。そして他人の罪や欠点などを厳しく責めないこと」を意味します。
「寛容カ」を身につけるためには、まず自分のなかに眠っているネガティブな感情を認識することが必要です。
繊細な人はなかなかネガティブな感情から抜け出すことができずに苦しむことが多いものですが、 図太い人はイヤなことから目を背けることが得意です。ときには、「まあいい。自分のネガティブな気持ちにふたをしてしまおう。時間が解決してくれるのを待とう」という図太い方法を取ってもいいでしょう。
4章 だからこの人は信頼される
正論をいうとき、自分の主張を伝えるとき、「感謝」の気持ちがべ— スにあるか、それはみんなのことを考えたうえでの論なのか。
自分のわがままを押し通すためだけの謗ではないのか。
口にする前に、まずそれをしっかり考えることが大切です。
「あとでいいや」は禁物です。そう思っているうちに、ついつい忘れてしまったり、タイミングを失ってしまったりして、そうこうしているうちに相手から「世話をしてあげたのに、お礼のひとこともないなんて」「なんのお礼もいってこないのか。なんて失礼なやつだ」と思われ、評価を下げてしまいます。
5章 「与える人」こそ恵まれる人
現在、地球にはおよそ八七〇万種の生物がいるといわれていますが、そもそも生命が誕生したのはおよそ四〇億年前のことだとされています。
その生物の遣伝子が受け継がれ、多くの生物種が诞生や滅亡を繰り返し、想像もできないほど長い時間を経た結果として人類が誕生しました。
私たちは、それらの生物すべての子孫であり、およそ70兆通りの染色体の組み合わせによって、独立した個として存在しているのだそうです。
アフリカのナイジェリアには、
「小さなものに感謝しなさい。そうすればあなたは多くのものを得るだろう」という、古くからのことわざがあるそうです。
アフリカでの献以的な区療活動で「密林の塑者」とも呼ばれたドイツの医師アルベルト・シュヴァイツァーは、「感謝を表現する言葉や行動からけっして逃れないよう自分自身を鍛錬しなさい」という言葉を残しています。
ダルビッシュ選手はメディアが「後輩にアドバイス」という表現を使うことに対し、アドバイスではなく「情報共有」だといい、自分も教えてもらうことがあるという姿勢を貫いていました。この感覚こそが若い力を引き出し、自らの原動力にもなっているのだと感じました。
「刻石流水」という言葉があります。これは、仏教の「懸情流水受恩刻石」、「情を懸けしは水に流し、 恩を受けしは石に刻むべし」という教えからきた言葉だそうですが、 なかなかすごみのある言葉ですよね。
樹木さんの「モノがあるとモノに追いかけられる」という言葉は胸に刺さります。「そんなことをしていると、本当の自分を見失いますよ」と教えてくれているような気がします。
モノを粗末にしたり、 乱暴に扱ったりしている人を見ると、なんだかその人の未成熟さや幼稚さを感じてしまうものです。それに対し、モノを大事にしている人に対しては成熟した人間性を感じるものです。
アメリカのノースイースタン大学とカルフォルニア大学の研究チームが、感謝の気持ちと経済的な決定の関係について調べたところ、「感謝する気持ちを持っている人は、一年後にもらえる150万円を選ぶ傾向が強い」というのです。
この結果が意味しているのは、「感謝の思いが薄い人は将来の不安を抱えているために持っていないものへの執着が強くて、せっかちに結果を求めがちなのに対し、感謝の思いの大きい人は将来への不安が少ないために、 いまあるものへの満足感が強く、せっかちにならずにいられる」ということです。
6章 「感謝」という幸福の種をまく
北アメリカの先住民族であるミンカス族の格言に、次のようなものがあるそうです。
「感謝する理由が見つからなければ、 落ち度はあなた自身にある」
アイヌに語り継がれる物語には、
「森羅万象に命があって、 人間が大事だと思うものはすべて神様。そのすべての神様が自分の行動を見ているから、誰から見られても恥ずかしくない行動をしなさい」という、神と自然と人問の関係についての教えがあります。
フランスの劇作家ジュール・ルナールは、このようにいっています。
「毎朝、 目を覚ますたびに、 お前はこう言ってもいいだろう— 目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。ありがたい! 人生は美しい」
具体的には、「フラットな心でいる」ようにすることです。
イヤなことがあっても、 いたずらに落ち込んでクヨクヨしたりせず、 反対にうれしいことがあっても、やたらに舞い上がったりしない。そのような精神状態でいる。そのために欠かせないのが、「感謝するカ」です。
感謝の気持ちを持って生活していれば、多少の出来事には動じなくなります。打たれ強くなります。それと同時に人にやさしくなれます。
自分が成長していくには、 自分に対しても寛容であるべきです。その第一歩として「感謝することができない自分を受け入れる」ことが大切です。
自分に感謝する習慣もぜひ身につけてほしいと思います。そうすれば、必ず幸せな人生への扉が開きます。
投稿元:
レビューを見る
言わずもがなかもしれないけど、感謝 大事!!
感謝本というと、話が一辺倒になりがちだけど、
この本は様々な角度から感謝とのつながりを気付かさせてくれる。
最後の方で逆説的なことを言っているようだけど、それもまた感謝力につながっている。
素晴らしい!
人間的にまだまだだけど、感謝の気持ちを持ち続けていきたい。
良書です。
ありがとうございました!
投稿元:
レビューを見る
【選定理由】
感謝の気持ちを言葉や態度に表すことができず、そもそも感謝の気持ちを持つことができない自分を変えたくてこの本を読みました。
【要約】
感謝力をベースにフラットな心を持ち安定感のある人は信頼され高い評価を得られる。それが自信につながり、達成感や充実感につながり、人生が楽しくなる。
【備忘】
・一日一回は今日の感謝を見つける。小さな感謝でも積極的に見つけることで、感謝できることを自らどんどん増やしていく。事あるごとに「ありがとう」を口にする
・徳のある人はポジティブでネガティブな感情を人に対してぶつけることがない。周囲の人はこの人は自分のことを大切にしてくれる、この人の側にいると心地いい、この人の役に立ちたいと思う。周囲の人を明るい気分にすることが自分自身の喜びに繋がる。
・自分にあるものに目を向けて人と比べるのではなく、いまの自分といまの状況に感謝するべき。何事も淡々とやり続けることができる、行動力は負けない、など自分が褒められた時のことを思い出すとないものねだりで苦しむことがなくなる。
・ありがとうを言えない人は変にプライドが高い。減点主義ではなく、いいところを数える加点主義で生きた方が感謝力が磨かれる。
・利他の心を持って多くの人との出会いの場を作ることでご縁の場を広げていくうちに人間関係も仕事も人生も好転する。感謝の心の上に築かれたご縁は運とチャンスの宝庫。