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武田綾乃さん、小説の方は読んだことがなく、このエッセイが初読みでした。文学YouTuberベルさんが度々紹介されているのを見て、いつか読みたいと思っていたのですが、このエッセイを読んでその思いが強くなりました。
読みやすい文体でユーモアもあり、等身大の言葉が書かれていると感じたので、武田さんがどんな風に学生や若者を描いているのか、興味深々です。
とりあえず、本屋で武田綾乃作品を探しにいってきます!
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はぁ。友達になりたいなぁと思いながら読み切った。一気に読んじゃうほど面白かったし、武田さんのお人柄がよくわかりさらに好きになった。
そしてはじめとおわりの猫のバロンの話。もう号泣しながら読んだので今も息苦しい。わたしも愛犬を亡くした経験、そして今は2匹の愛猫と暮らしているのでいつかまたその日が来る時まで大切に生きて、生かしていかなきゃなと。
あぁ…あ思い出したらまた涙が。またエッセイ書いて欲しい、そして金閣寺デビューする日も来てほしいです
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あなたが書いた「響け! ユーフォニアム」が私にとって、そういう存在になってますよ!これからもずっと。ずっとだ。
第一章のラスト、創作アイデンティティの最後の一文を読んで激しく思ったのだ。
うんうんと共感したり、それどうなん?と思わず突っ込んだり、笑ったり、感心したり。そして最後は泣いてしまった。ていうか泣くやん。。。
私が大好きな人は、なぜが猫好きなんだなあ。
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ゆるゆると日常の暮らしや出来事がつづられて、そうそう、わかる〜、みたいに共感できる。武田さんの人となりが見えてくる感じ。ちょっとしんみりのお話もあって、親しみがわきました。
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武田さんの初エッセイ。最初は堅苦しい感じに思えましたが、読んでいくうちにどんどんハマリ、気が付いたら読了していました。京都、猫、本。私の大好きな内容でした。京都に行く機会がありましたら、京番茶を買って帰ろうと心に決めました。
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読みやすいエッセイ集で、ユーモアも感じられて面白かったです。
恋愛に興味が無いと言っていたのに、結局結婚していたり、人生なにが起こるか分からない。
分からないなかでも、愛猫のバロンを大切にしたり、『特別』を育んでいたり、日々の生活で積み重ねている徳を感じました。
私もユーモアと徳を積んで、後悔のない人生にしていきたい。
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林真理子のエッセイの後に読んだからか…物足りない。わりとどうでも良いことを真面目なトーンで伝えられると、ああはい、で?というオチがない感じ。あまりエッセイ得意でないのかもしれません。
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以前読んだ著者の作品「愛されなくても別に」が私の中で好印象でした。実はアニメ化にもなっている「響け!ユーフォニアム」シリーズが著者の作品だと最近になって知り、著者を知りたくてエッセイを手に取りました。作品のカバーのイラストも可愛くて、目を惹きました。
著者が好きなあれこれを2年に渡りWebサイトに掲載されたエッセイのようですが、とにかく副題の「京都と猫と本のこと」以外にも著者の好きなことを中心に、作家になって思うことを素直に書かれたエッセイでした。
「私の心の引き出しの中には特別な作品がいくつかあり、いくら新しいコンテンツに触れようと特別枠で存在感を放っている。何年経っても、作品に触れた瞬間に感じた「好き」が色褪せることはない。」
本文より
著者の読書遍歴は幅広く、アラサーの著者と作家、ライトノベル、それらの作品が同じだったことはとても嬉しいです。
「興味深いことに何年か経ってから同じ本を読むと、つまらないと感じていた本がめちゃくちゃ面白かったりする。本を読んでどう感じるかということは、本そのものの魅力ももちろん重要だけれど、読み手の側がどういう状態であるかがかなりの比重を占めるのだと知った。それ以来、何かを「面白くない!」と言い切ってしまいそうになる時には、今の自分の精神状態はどんな時だろうと考えるようにしている」本文より
読者の立場と作家の立場、両方を経験する著者のこの言葉は、私の読書でも共感できるものだし、再読の面白さをうまく表現していると感心しました。
読みやすい文章で、猫好きにはたまらない著者の愛猫の様子も私の高評価のポイントでした。
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武田綾乃さんのエッセイ『なんやかんや日記: 京都と猫と本のこと』の感想になります。
タイトルから分かるように本当に武田綾乃さんの京都と猫と本に対する愛情が溢れたエッセイで、各エピソードの最後に小さく描かれたイラストの多くが愛猫のバロンをモチーフにしているのかなと感じるほどでした。
文豪の猫バロンとの出逢い、京都で産まれたからこそ分かる東京の違いなど、素敵な環境に恵まれた武田綾乃さんのお人柄を知れた作品でした。
ちなみに本作をサイン本で手に入れられたことに、ちょっと幸せな気分になれたマメムでした。
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オードリーが好きなところに共感したから、
私も武田さんに気が合う気がする。笑
一度読んだ本は、
内容を忘れたとしても
その人の人格を作る。
全く同じ話を友達としたことを思い出した。
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サクッと読めて楽しかった(*^▽^*)♪でも終章のバロンの話はアカンわ~。・(つд`。)・。「響け!ユーフォニアム」シリーズ途中で止まったままだから、なんとかしなきゃな( ̄▽ ̄;)
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「響け!ユーフォニアム」の作家さんが書いたエッセイ。今読んでも響かない小説は人生経験積んだら理解できるようになることがある。改めて挫折した本も読み返したいなと思う。ネコと京都が見たい人に。
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世代だから絶対好きだと思う!読んで!と強く勧められるままに読んだエッセイ
はい、見事に好きでした
見てるアニメや読んだ作品はなどがドンピシャでとても共感しながら読むことができた
犬を飼っている私は動物の話に弱い、猫は飼ったことがないけれどかわいいよな、と文を読むだけで思ったりした
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落ち込んでる時にも読めて、
たくさん共感できる本でした。
▽心に残った言葉
やはり好きになりすぎると
独りよがりな
理想の押し付けになってしまうのかもな、
と私はバタービールを飲みながら自省した。
口の中が甘かった。
「受験って大学や偏差値で考えがちやけど、
これから四年間、
自分がどういう環境にいたいかを
選ぶってことやねんで。
偏差値で学部を決めるのもええけど、
どんな人と一緒にいたいか、
どんな人にどんなことを学びたいかを考えたら、
選択を失敗することは少なくなるんちゃうかな」
どんな人と一緒に過ごしたいかと考えると、
やっぱり本や映画、漫画やゲームといった
カルチャーが好きな人たちがいい。
そうじゃなくても、
他人の好きなものを馬鹿にしない人たちがいい。
大人の友達関係って誰かが繋ぎ止めようとして
初めて成立するものなんだ。
皆が誰かから声を掛けられるのを待っていては、
縁というのは続かない。
自分から誰かを誘ったり、
社会人サークルやイベントのような
新しい何かがある場所に出向いたりして
縁の種を蒔いておかないと、
これまで構築した縁が
ただただ消えていくばかりになってしまう。
ちょっと気を抜くだけで、大人はすぐ孤独になる。
だからといって、
友達がいればいるほど幸せかというと
そういうわけでもない。
大勢の人間と一緒にいると
それはそれで新手の悩みも出てくるし、、、
楽しさと煩わしさは紙一重なので、
管理が非常に難しい。
幸せなことがあるのは素敵なことだ。
悲しいことがあるよりも、ずっと。
作品を作り続けなければ、作家は作家でいられない。
それが時折、無性に苦しい。
繊細だった十代の私と比べると、
もやしが大根になるくらいの精神的変化があった。