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見たことのない料理やそれにまつわる話が盛りだくさんで読んでて楽しい
「体験するには」の欄がちょっと旅の紹介みたいでそこもいい
牛の血のお菓子、昔うる星やつらで食べたがる子をだます口実で出てきてたけどホントにあるとは…
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世界中の美味・珍味集成。
どうしても珍味のほうに目が行ってしまう。
「ウジ虫入りペコリーノチーズ」
イタリア・カースマルツゥ
前編カラー写真なのでカラーで載ってます。カースマルツゥはサルデーニャ語で「腐ったチーズ」を意味する。ブルーチーズもあるので、作って日にちが経って味が変化するのを食する、という文化か。カースマルツゥ地方以外にもあるそうだ。
「マグロの心臓の塩漬け」
イタリア・クオーレ・ディ・トンノ
これは普通にありかも。作っている様子が写真に載っている。保存のための知恵。卵黄をのせた平たいパスタにすりおろして食べるのが定番。
「ボードグ」
モンゴル
モンゴルの野外バーベキュー。山羊やマーモットは自分の肉を腹に詰められ直火で焼かれた。・・でも同じ調理法でチキンは西洋料理では定番。チキンはお尻から詰め物をするが、これは首から。写真がのっている。大きいし野外だし、ワイルド。
「ブレンのホワイトストロベリー」
チリ
最近日本でも白いイチゴが出ているが、このチリのは、米国バージニア州のイチゴとチリの山間の村プレンのイチゴが18世紀のフランスの庭園で高配されて生まれたとある。
日本からは、「流しそうめん」と「鉄道駅のごちそう」=駅弁 、「飴細工」、「ふなずし」、「日本海軍のカレー」、<世界の移民料理>として「洋食」~日本生まれの西洋料理 、「干し柿」「日本の高級フルーツ」・・日本の贈答文化としての高級フルーツ、 「ちゃんこ鍋」
日本の取り上げられたものを見ると、各国で取り上げられているものの位置というか視点が少し見えるか。著者の感覚ってとこ。
2023.5.29第1版第1刷 図書館
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いろんな話題が盛りだくさんで面白かった。
でも日本の項目で察するように、
まだまだ面白いものや美味しいものは
世界に溢れてるんだろうな。
行きたいな、食べたいな。
本がとにかく重いのが難点だった…
まぁ仕方ないけど
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買ってからかなり時間をかけてようやく読み切った!世界中の面白い食べ物・飲み物や、一風変わったレストランがたくさん出てくる本。なかには衛生面とかで「それ大丈夫なの?」って思うものもあるが、食に対する好奇心旺盛な人なら「食べてみたい!」って思うものがたくさん見つかると思う。流通面などで現地に行かないと絶対に食べられないものも多いので、面白い食べ物を目指して旅を企画するのもいいと思った。私は自分の旅行用メモに書き留めながら読んだのでそれで余計に時間がかかったってのもある。
1項目半〜2ページぐらいなので隙間時間に少しずつ読み進めるのに向いているが、とにかく本が重い。私は自炊して持ち歩いたけど、特にフォーマットにこだわりのない人ならKindle版を買ってタブレット持ち歩いて読む方がいいかもね…。