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陽気でおかしな強盗たち。
会話がすき。
伊坂幸太郎はセンスがいい。
1回目(08/04/12):すごい、かっこいい!
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いわゆるコン・ゲーム、のジャンルにはいるだろうか。銀行強盗のチームを主人公に、強盗をするのだけれどそのメンバーがおもしろい。キャラが独特だし現実にそれが可能かどうか、ということをあまり考えずに楽しめる(笑)
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79点。
ウソを見抜く・スリ・演説・体内時計という特技を持つ4人組みの強盗。ある日、仕組まれて盗んだ金を盗まれた。
すごくテンポがよくて、タイトル通りずーっと陽気なテンションだった。伏せんを回収しながら痛快に事が運んでいくので、暇つぶしに読むのにちょうどいい。
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いやァ、とにかく「陽気なギャングが地球を回す」は面白かった。面白かったことを直接には表現したくないので、ぐだぐだと言ってしまう。嫌な性格かもしれない。「銀行強盗は四人いる」のだそうだ。一応、名前を挙げておくと、「成瀬」、「久遠」、「饗野」、「雪子」の四人である。但し、タダシ、慎一、祥子も外野席にいる。ギャングもので言うのも変だが、悪役の名は「神崎」(わざわざ書いても、他意はございません、笑)。
彼らは「『今自分たちの目の前を駆け抜けていったのは、強盗だったのだろうか、それとも喧騒だらけの好景気だったのかしら』と悩むくらいに素早く、鮮やかに」しなくてはならないそうだ(そうなんだなァ、バブルは○○関係や○○家など善からぬ輩たちが企んだ強盗だったと銀行員も早く気が付きゃよかったのに)。実に手際よくお仕事してますよ。「現金輸送車を襲うなんていうのは、陰鬱で、じめじめとした、暗くて残酷な、金の稼ぎ方なんだ。…ショベルカーでATMを根こそぎ持っていく奴らだって一緒だな。こそこそして姑息なだけだ」と云うことで、ロマンなんだそうだ。ア、誤解しないで下さいよ。私も元銀行員。銀行強盗がロマンだなんてこれっぽっちも思っていませんからね(笑)。
色々と単語の解説も付いてます。これは読んで頂いた方がいいとは思うのですが、特別に一つだけサービス。「うち-あわせ【打ち合わせ】…④会社員の労働時間の大部分を占める作業。…(もっと書いてあるのですが、この辺りで止めときましょう)」てな具合ですかね。さて、ギャングは地球を回すのか、単に地球は回っているのか、後は読んでのお楽しみ。ドジもたまにはあるかもしれません。
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今年映画化される伊坂氏のライトノベル。さらっと読めるし、ルパン3世的な展開は万人にお勧めしやすいので、これの映画化はなるほどなーと思う訳でねー。続編が読みたいなー!
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伊坂さんの十八番『伏線』となると弱い気がするけど、キャラクターや設定はやはり良い。
『強盗をすることになった理由』からして(良い意味で)「なんだそりゃ!?」
続編も楽しみ!
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伊坂幸太郎だ。とにかく。実写映画化ということで文庫が出たのかな。嘘を百パーセント見抜ける男、演説好きな男、スリの名手、体内時計が秒単位で正確な女。この四人が銀行強盗をするという話しだが、ほかにも強盗がいて、からんで騙し合いして・・・というすったもんだの話。変なキャラなのに、それをじっくり味わう暇もなく物語はスピーディーに進む。まぁしかし、相変わらず複線のきもちいい話だった。適当な会話だと思ったら最後に全部つながりやがる。複線の統合を最後に持ってこないので、その後にたるむ感じはするけど、それだって味のような気がしてきた。
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いっや〜ほんとに面白かった!
ほんとにいい。ゾンビズシリなみにツボにはまった本。
キャラテンポストーリーすべてが最高に気持ちがいい。
だいすきな作者の1人になりました。伊坂さんで最初に読んだほんがこれでほんとよかった!!
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伊坂幸太郎にしては少し展開が見やすかったので、三ツ星ということで。やっぱ『ラッシュ・ライフ』がすごいかな。
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最高に面白い一時間半のエンターテーメント映画を楽しんで読める。キャラが濃いのがまた!完璧だけど、まだまだ続きを読みたいので。
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5月に映画公開されます。
http://www.yo-gang.com/
活字だと面白いんだけど、映画にしたらつまらなそうっていう小説が結構あります。
でもこれは、活字でも面白いし、映画にしても面白そうっていう小説です。
人の付いている嘘を見破れる男と、スリの名人と、体内時計を持つ女と、やたらに弁が立つ人間が、
陽気に銀行強盗をします。
伏線がざとらしくて先がちょろっとよめちゃうけど、
問題なしな感じです。
テンポよく楽しく読めました。
たぶん、巧妙な伏線で最後にどんでん返し!っていうのを狙った小説でもないと思し。
あと、
章の最初にある辞書のような体裁の、言葉の説明がおもしろい。
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(20060330)
伊坂さんらしい手法で書かれていて・・しかもいままでの作品の中で一番ポップなかんじでした。
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映画化されると聞いて買ってみた。
若干分かり難い会話のつなぎ等はあったけど、まぁまぁ面白いんじゃないの。センスあるよ、って偉そうですが続きが出るなら読んでみたいわ。
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――実に個性的なキャラクター
――張り巡らせられた付箋の数々
――引用の巧みさ
まるで映画を見ているように、物語の情景が思い浮かんだ。
4人の銀行強盗、もといコミカルなギャングたち(?)が事件を起こしたり巻き込んだり巻き込まれたり。
いっき読みをオススメしたい本です!
・・・あ、本当に映画化するらしいですね。
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「ロマンはどこだ」
この言葉を合言葉に銀行強盗をする4人組。
軽快なストーリー展開にそれぞれ強い個性を持った登場人物。そして、彼らが語る洗練された台詞から生まれる物語。すっかり伊坂幸太郎のファンになってしまった一冊。もはやサスペンスの枠を飛び越えてしまった作品です。