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直木賞を取ったのがシリーズ第3作とのことだったので、初めから読もうと手に取った疫病神シリーズ。どっちが疫病神なの?と思っていたらお互いがお互いの疫病神といった感じなのね。しかもお互いに、やばくなったらほったらかしにして逃げるし、だいたいみんな大阪弁で罵り合うからごちゃごちゃしてる。まあシリーズだし、もう少し読んでみてもいいかな。
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建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原のコンビシリーズ第1弾。
建設廃材最終処分場の設立をめぐるハードボイルド。
主人公を含め金を欲するくせのある奴らが複雑に絡み合います。
産廃処分場設立の複雑さにもまして、物語上の組織や人間の関係も複雑で、ちょっと混乱しました。
思いっきりハードボイルド調なんですが、死者が出ないというのと、主人公はあくまで堅気であるということで、事件後も爽快な感じが残りました。
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人気シリーズらしかったので、まずは第1作目を読んでみよう、と手に取りました。
読後感の良い、人情ハードボイルド(ハードってほどでもないかもw)でした♪
最初は、主人公の二宮が頼りなさ過ぎて、相棒の桑原だけが疫病神なのかと思ってましたが、後半戦に入ると主人公のしぶとさ(生命力?)がハンパなく、桑原にとっても二宮が疫病神に思えてくる、という展開が楽しい♪
産廃業界の利権の裏側を探るところはちょっと複雑でとっつきにくいかも、ですが、すべては 読後感 が予想外に爽やかだったので、細かい点は気にならなくなりましたw
もう5作くらいあるのかな? とりあえず、第2弾も読んでみようかと思います。
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直木賞受賞作「破門」を読んで見ようと
まずはシリーズ第一作を読んでみた。
建設コンサルタントの二宮と二蝶会の桑原が
産廃処理場の造成に絡んだ狸たちの思惑に巻き込まれていく話。
二宮と桑原の会話がテンポよく、次々起こる厄介ごとを
見捨てたり見捨てられたりして、お互いが疫病神になりながらも
前に突き進んでいく姿がおもしろく、目が離せなかった。
続編も読んでみたいと思う。
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デフォルメはされてるんだろうが、かなり取材したと思われる。カネの匂いに敏感な悪党どもが図太くしたたかに生きる様子が痛快。
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お互いを疫病神扱いしながらも奇妙な縁で繋がっている相棒の関係性が良い。決して馴れ合わないし、すきあらば出しぬかれる様な間柄であるが、なんとも漢を見せてくれる。
複雑に絡み合った産廃利権を巡る展開も読み応えがあり素晴らしい。
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この前、破門読んでシリーズだとしって本書を読んだ。
ダイハードやな。
インコはいつ出てくるのかな!?
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2014年12月12日 面白かった!
直木賞作品『破門』を読んでからの読破。文句なしに面白い。好き嫌いは分かれると思うが、無駄な場面が一切ないのが大好きです。ただ、登場人物が多く、頭の中で整理するのが大変でした・・・。
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関西弁の二人の会話のテンポが好き。
わたしの知らないアウトローな世界を垣間見るのがとってもドキドキした26.12.25
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このシリーズの「破門」がドラマ化されるってので、北村一樹、浜田岳が主人公と知った日、たまたまラジオで著者が黒木瞳と著者の新作「後妻業」について話してたのを耳にし、どーしても読みたくなって手にした次第。
舞台が大阪。
会話は大阪弁でんねん。
けっこう登場人物が多く、誰のなんの繋がりだか考えるのがけっこう面倒。
主人公2人のキャラが濃厚で、人物相関図が若干あやふやなままでも勢いで終盤まで行った。
フィリップ・マーロウの台詞を日本判で言ったら、きっとこんな感じちゃうんかなあ・・・と桑原の会話を読んでて思った(・∀・)
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産業廃棄物処理場の利権に群がるゼネコンとヤクザのお話。直木賞候補にもなり、主人公の二宮・桑原コンビは「シリーズ疫病神」として後日続編でも登場する。まさに黒川さんの出世作といってもいい本作、Amazonのレビューでも絶賛の嵐である。
読んでみてまず目を引いたのは相当リアルな関西弁である。これは『悪果』を読んだ時も感じたのだが、関西弁というやつは悪い奴らの会話と非常に相性がいい(関西のみなさんすみません)。二宮・桑原の凸凹コンビの掛け合いも漫才のようで面白い。また、市井の人があまり知らない産業廃棄物問題の裏側を描いているあたりもなかなか興味深い。
前述の通り魅力はそれなりにあるのだが、本作の最大の難点は背後関係の分かりにくさである。同じような組織、同じようなヤクザが多数登場するため、情けないことに読んでいる途中で混乱した。そのせいで、肝心の物語が今一つ私の脳の中で咀嚼できず、消化不良気味となってしまったことが大変残念である。未読の方は、登場人物の相関図を書きながら読み進められることを勧めたい。
シリーズ疫病神の次作『国境』は傑作との評判である。今度は気合を入れて読んでみたい。
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ドラマのCMで気になったので。昨年の後半は恋愛もの?女性が主人公の話が多かったからこんなに男くさい本久しぶり。それもドンパチ系で!色々な組が出てきて話を追うだけで大変だったけど読み応えのある話で面白かった。たまにはこういうコテコテなのもいいね。
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出てくるやつほぼ全部悪人。
だからみんなやりたい放題だが、それが面白い。
二宮がどんどん肝っ玉座っていって、
それがなかなか痛快だった。
でも、このあと二宮はこの業界で生きていけるのだろうか。
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実際の極道は、桑原みたいではないんだろうなあと思いつつも、楽しめながら読めた。大阪では、極道もボケとツッコミののりなんだなあと感じた。
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産廃処分地の建設のため、危ない連中が暗闘を繰り広げる。スケールが大きく、アンダーグランドの世界に目をみはった。テンポがよく、前のめりになり読んでしまった!