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おもしろい
映画化しそうな感じのストーリー
どんでん返しというか、そうだったのね!という感じ。結末が分かった上でもう一度読みたくなる
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トリック?オチ?は途中でわかってしまいましたが、彼女をどうやって助けるのか、作中で巧みに描写される緊迫感のおかげで最後までわくわくしながら読めました。
主人公の内面描写(?)は好き嫌いが分かれると思います。深いような感じで書かれていましたが個人的にはあまり刺さらなかったので、なるほどという感じでした。
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ラスト良かった!ミステリー要素も面白くて、なるほどと思ったし、感動した。
でも、助ける側の視点しかない為か、いまいち緊迫感がないというか。もっとハラハラしながら、要救助者の気持ちになって読みたいとも思った。
充分楽しませてもらったけれど、期待して読んだ分、全体的にあっさりだな!?と少し拍子抜けしてしまった…
映像でみてみたいかも。
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ハラハラドキドキの救出劇で、次の展開が気になりどんどん読み進めました。
夢の中でのお兄さんとの会話がウルっときました。
最後は驚きと感動でした!
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高木春生は調査用のドローン、アリアドネを動かせる技師です。WANOKUNIプロジェクトを進めています。
そこへ令和のヘレン・ケラーと呼ばれる県知事の姪で障がい者(見えない、聞こえない、話せない)中川博美がやってきます。
その時、WANOKUNIを震度6強の地震が襲います。
そしてその時要救助者は、地下に閉じ込められた中川博美でした。
春生たちは博美をドローンで救助しようとします。
しかし、博美の行動を遠隔操作で眺めると、彼女の目が見えているのではないかと思われる奇怪な行動に春生たちは気づきます。
春生たちは彼女が知事の姪であることから選挙戦で有利になるように盛っているのではないかという疑いを持ちます。
生きるか死ぬかの瀬戸際で我が身を危険に晒すほどの完璧な演技ができるのか…?
また春生の高校の同級生の韮沢の妹の碧もまた、要介助者となります。
春生はドローンを一機、碧の方へ回そうと言い出しますが、やはり反対者がいて…。
字が大きく読みやすい本でした。
私も博美への疑念がわきました。
でも最後の結末まで読んでよかったと思える、すっきりわかりやすいお話でした。
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【あらすじ】
救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。
崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。
【個人的な感想】
終始ハラハラドキドキで息つく暇もなかった。
心温まるラストに感動した。
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ドローンを使った救助なんて初めてで、次から次に起こる困難に惹きつけられた作品。
でもこんな大規模災害で、地下に取り残されたのがたった1人なんてどんな状況なんだろう?って言うのは気になった。
公園で妹が地下に落ちたというところからもしかして!とは思っていたけど、最後まで読み応えがあって面白かった!
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ドローンを使った救出劇に今っぽくて新鮮さを感じ、ハラハラしながら読みました。
ドローンの細かい操作とハプニングが次から次へと出てきて緊張感があり、サクサクページが進みました。
ラストは想像できなかった展開でいい感じにスッキリ!
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地下に取り残された盲ろうの女性をドローンで救え!
困難な状況下で主人公の青年は女性を助けられるのか?のストーリーではあるのですが、最後はそれだけでなく、救いの物語でもあり。こんな結末...‼︎
文体は軽く、あっという間に読み終えました。
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最後の数頁でまさか泣かされるとは思わなかった…!
見えない、聞こえない、喋れない、三重障害を抱えた女性が災害で地下に取り残されたとき、どうやって自分は助けることができるのか。
無理だと思ったら、そこが限界。
物語だしこの展開だし最後には助かるはず!と思いつつも要所要所で待ち受けるアクシデントにハラハラした。
最後の展開は今までで気づけるポイントはあったのに全くわからなかった。たぶん障害者は人から助けられることはあっても助ける側に回ることはないと思ってたんだろうな…
健常者の自分だって誰かの命を助けられたことなんてないのになんて傲慢な思い込みなんだろう。
ただミステリーではないよなあとは思った。
思ったけど、ハルオが兄の死によって自分は無理をしてでも頑張らなきゃいけないと必死になっていたところで、中川博美さんによって無理を知ることを学び一歩前へ進めたこと、それがこの救出劇を描きながらハルオの成長を感じられてとてもよかったので迷ったすえ⭐︎5
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常に先が気になる展開。
ハラハラしながらノンストップで読める。
救出ドラマだと思ったらちゃんとミステリーで面白かった。
これは見破れなかった〜
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地下に取り残された盲ろう者を救助できるか… 責任と挑戦、そして成長が胸に熱い物語 #アリアドネの声
■あらすじ
災害が発生し、盲ろう者が地下の街に閉じ込められてしまった。直接救助にも行けない環境のため、ドローンをつかって避難所へ誘導する救助作戦が決行される。ドローンドライバーである主人公高木は、決死の覚悟でミッションに挑むのだった。
■きっと読みたくなるレビュー
井上先生、技ありの作品。ウマい。
いままで井上真偽先生の本は何冊か読んできましたが、本作は普段ゲームや動画コンテンツを趣味としている人にもイイ感じで楽しめるようにバランスが取れてますね。主人公の一人称+ドローン視点で常に臨場感があるし、ハラハラドキドキの危機感の展開や演出も見事。文章も会話も丁寧だし、柔らかく、そして謎解きとしてもお話としても大変綺麗でした。
本作の一番の推しどころは、主人公高木が過去の自分と向き合い、価値観に葛藤する部分ですね。
私も若かりし頃、会社の先輩に言われたことがあります。
「『できない』と言ったら、二度とお前に仕事はこない。」
それ以来『できない』と言わないようにしてましたが、最近は自己管理ができないことのほうが会社にとって害悪なので、できないときはむしろ速めに言うようにしてます。自分にできないことは、他人にやってもらったほうが、みんなのために合理的です、はい。
とは言え、本作の主人公はよく頑張った。挑戦する、責任を持つというのはやっぱり大事ですね。成長した彼を、これからも応援したくなりました。
■きっと共感できる書評
私や家族たちは、いわゆる五体満足に生きています。体や心に大きな障害もなく日常を過ごせるのは、とてもありがたいことですね。
かつて発達障害のある子を持つご家族に、お話を伺ったことがある。家族はとても大切でいつも一緒にいたいけど、一日にほんの少しの時間でも気が休める時間が欲しいとのこと。
世の中には騒ぎ立てたり、正論を振りかざす奴らもいる。忘れてはならないのは、本人やその家族にとってはそれが「毎日」であり「日常」なんです。口先だけであるべき論を振りかざされても、なんの説得力もありません。
勘違いしてはならないのは、弱いものを助けてあげたり、優遇してあげてほしいと言っているわけではありません。ただ、人と人は支えあうべきであると信じているのです。
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地震による崩落事故で地下の暗闇の中に閉じ込められてしまったら。そこにはもう絶望しかないのではないか。
けれどその被災者が見えない聞こえないしゃべれないという重複障がいを持った人であったら。
救助隊が入れないなか、ドローンで彼女を安全な場所に誘導する使命をおったのは、幼い時に目の前の海難事故で兄を喪った青年。兄への贖罪と兄が残した言葉を支えに「無理」と「諦め」を乗り越えようと奮闘する姿に心を打たれる。打たれるのだけど、そのドローンを使ったタイムリミット救助の間に生まれる疑惑に心がざわつく。
だって井上真偽小説ですよ、このまま単なる「感動」で終わるわけがない、と汚れたオトナの心を抑えつつも、先へ先へとページをめくる手が止まらない。
迫る火と水の恐怖の中、彼女を救えるのか、救った先に待ってるのは純粋なる賞賛か。
いやいやいやいや、これはやられました。
冒頭の、喪った兄とのやりとりですでに熱くなっていた目頭が、最後の最後に大崩壊。
アリアドネの声が予想外の方向から届いた。あの場面で大きく空を仰いだ(室内だったけど
あー、という声を思わず漏らす。そうか。そうだったのか。井上真偽のフェアさに脱帽。
サスペンス好き、ミステリ好きのみならず、全身で小説を堪能したい全ての人に読んで欲しい一冊だ。
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巨大地震で崩落し、水没も迫る場所に1人残された、視覚も聴覚も言葉も発せない博美。それをドローンを使って必死に誘導するハルオ。途中、目が見えているのでは?と障害を詐称疑惑せざるを得ない博美の行動。限界なのかとハラハラドキドキ、そして最後の「そうだったかぁ!」。近未来に起こり得そうなドローン救助とトラウマと成長と面白かった。でもこれは言いたい。おい韮沢!ハルオに謝れ!2回も妹から目をはなすなよっっ!
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スマートシティにてドローンによる災害弱者救出の話。主人公の過去設定はそんなに前面に出さなくても…と思ったが、とにかくラストに驚いた。若干できすぎ感はあるが、なるほどって感心