紙の本
著者の誠実さ
2023/08/23 05:47
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nikobuch - この投稿者のレビュー一覧を見る
入手してあっという間に読了。
ページをめくる手が止まりません。
面白いし、著者の誠実さと三浦氏の主張のズレに笑います。
もし著者が三浦氏のツイートをスルーしていれば
第三者の私は
「その当時、旦那さんの方も気持ちを切り替えて先に進んでいらして
件のツイートに何も思わなかったんだろう」と思っていたかも。
そうではなかった、傷ついた、知られたくなかったし、そっとしておいてほしかった…。
ということが伝わってきた。
声をあげるって大切なことなんだな。
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自分語り物にあまり好きな本は無いけどこれは違った
読みながら色々な想いがどんどん溢れてくる
それにしても嫌な世の中になったもんだ
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木村草太氏の意見書に対する反論方法が目から鱗だった
。
週刊ポストを訴えてもよさそうだが、事実だから止めたのか。
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本書には裁判書類も記載されているが、三浦氏側から提出された書類の内容には終始イライラさせられた。なぜプライバシーを侵害してまで西脇さんの私生活を公にする必要があったのか、それが最後まで語られず見えてこなかったからだ。
西脇さんが一貫してプライバシーの侵害を訴えているのに、不倫報道は女性の方が大々的に取り上げられがちだとか、上記のツイートは男女同権を訴え社会に問題提起したものだと主張して論点をずらしてくる。何名かの有名人の名前を挙げながら、彼らも自分と同意見だと主張した文章にいたっては、イライラを通り越して呆れてしまった。
もう何が何でも西脇さんの勝訴という判決をひっくり返してやる!という姿勢ばかりが目立つものだから、第一審後の声明には「判決は真摯に受け止めます」とあったはずだけど、本当に真摯に受け止めているのだろうかと疑問に思った。
離婚訴訟中に相手の不倫をスクープされることだけでも辛いのに、そういう論点ずらしの書面に一々証拠を集めて反論しなければならなかった西脇さんの心労は、想像を絶するものだったと思う。それでもめげずに独りで1345日も闘い抜いた西脇さんを、心から尊敬しているし、本当に本当にお疲れさまでしたと申し上げたい。
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孤軍奮闘、お疲れ様。三浦瑠麗さん、とにかく謝れって思った。腹立つわー。どう考えても悪いだろー。木村草太先生にはがっかりだ。瑠璃さんの美貌にやられたんちゃうか?瑠璃さんのテレビとかの発言、文字にすると意味不明。木村草太先生とか古市さんとか出してくるあたり竹田恒泰と通じるものがある。悪いやっちゃ。
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凄い本だった。一人の男性が経験した絶望と孤独、怒りと闘いと葛藤を、裁判の行方と共に記したハードボイルド風のドキュメントだ。有名人という特異な権力者達と真っ向勝負し、勝利した著者に、心から拍手を送りたい。それにしても、被告擁護で意見書を出した著名な憲法学者の奇妙な主張には驚き呆れた。この学者の件は特に広く読まれるべきだと思う。
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人を巻き込み、人のプライバシーをネタにただただ自己主張をし、それを認めさせたい、認めさせるためには、他人を巻き込む。
他人を巻き込んでしまったとは思っていないのだろう、
しかし、妻側から、テレビにコメンテーターとして出演している自分に相談したら、ツィートされても文句は言わないと黙示されているという主張は、屁理屈だろうな。屁理屈こ瑠璃。
しかし、他人の結婚生活におけるプライバシーは、妻側に同意を受けたとして、結婚は一人でするものではなし、まさか私は夫、妻がいないのに、結婚していると言うのは、それは私が狂っている人になる。
夫のプライバシーは?無視。
ただ素直に配慮が足りなかったって、謝ればいいことを。
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勝ったのか…?
最初からプライバシー侵害の点は勝てるという評価だった気もしてましたが。なんで一審でやめなかったんだろう。三浦氏側の本も出してほしい(期待薄)。
色々読んでて、日本のメディア畑の方は物語調子な書き方をするので興味深いです。
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まず初めに「一Qさん(以下甲)の夫婦関係が破綻しているのは周知の事実であるので、ひまわりめろん(以下乙)が、乙のレビュー及びコメント欄に於いて本件について触れてもプライバシーの侵害にはあたらない」ことを明記しておきたいと思います
では、改めまして西脇亨輔さん著『孤闘〜三浦瑠麗裁判1345日〜』のレビューです
本作は西脇亨輔さん(テレビ朝日社員)が、不倫報道により番組を休養させられた村上祐子記者の扱いは不当だとした三浦瑠麗さんのツイートの中で夫(当時)である西脇さんのプライバシーを侵害しているとして争われ、西脇さんが勝訴した裁判の記録です
まずちょっと申し訳ないんだが、「読み物」として非常に面白かったです
西脇さんの身悶えする苦悩の日々や、(西脇さん側から見て)とんちんかんな三浦さんの反論
もう小説か!ってくらいです
そして、実は…ってほどでもないんだけど、わい三浦瑠麗さん好きなんよね
なんか、かっちょいいじゃん(浅い理由)
でもってこの三浦瑠麗さんの『朝生』での発言なんかもリアルタイムで見てたんよね(『朝生』も好きなんよ)
で、そんとき思ったのは「今それ言う?」だったのを思い出しました
村上祐子さんの扱い(興味のある人は自分で調べなさいよ!)については三浦瑠麗さんの主張に一定の理はあると思うが、西脇さんの「そのためにわしのプライバシー暴露する必要ある?」ってのも全くその通りだ
この本を読んでみてひとつだけどうしても書いておきたいのは、有名人でもある三浦瑠麗さんの主張に引っ張られてしまうのはしょうがないとしても、今もって「あくまで西脇亨輔さん側から見た話だよね」と言った意見については警鐘を鳴らしたい
いやいやいや、裁判で争われて「事実」として認定されたことなんでね
100%ではないにしても西脇さんの言ってることのほうが概ね正しいという判決が確定している以上そこは尊重しようよ
って思うのよね〜
やっぱり安易にツイートして他人を傷つけることがないようにしようよ!ってところに行こうよ