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ハイデガーって、『存在と時間』の解説はけっこうあるんだけど、後期の著作を含めて整合的に理解できる解説ってほとんどないんだけど、これはかなり理解しやすい形でまとめられている。ただ、ナチに関してはちょっとハイデガーに好意的すぎない?! というのと、最後半の「主体性」をめぐって「その"主体性"の"主体"は誰?」「ひとつに収斂しないのはなぜで、その違いは何?」という疑問がぬぐえなかった。またいつか読んでみての感想が自分でも楽しみ。
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ハイデガーが何をもってナチスと紐付けられるのか知りたくて読んだ。
ちょっと難しくて理解に苦しみながら、4章まで読んで一旦読了とした。
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https://scrapbox.io/ne-sachirou/%E8%BD%9F%E5%AD%9D%E5%A4%AB%E3%80%8C%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%B8_%E3%80%8E%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%A8%E6%99%82%E9%96%92%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%80%9D%E7%B4%A2%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%8D2023%2F6%2F20
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書き手である轟氏の持つ個人的な問題意識に強引に誘導しようという「臭み」を感じさせない清潔さ/フェアネスを感じる。ハイデガー『存在と時間』をいま読むということ。どんなスノッブ/ファッショナブルな先駆者の言葉の引用も行わず、轟氏は徒手空拳でこの未完の大著と取り組み内在する「可能性の中心」に迫っていく。ただ、ぼくの理解力では「そうか、『存在』は神秘なんだ」という程度の読みにとどまりそこから考えが止まってしまった。轟氏の態度を見習い『存在と時間』そのものと取り組み、ハイデガーが照らす「道」を通って自分を見つけたい