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まさに推しの素晴らしさを語りたいのに語彙力が少ないと悩んでいたところだったのでとても勉強になりました。
気持ちを細分化するということ心がけてみようと思います。
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このSNS時代に炎上しない・誤解されない程度の文章力を手に入れたいオタクは是非読んでくれ。
文章術としてはごくあたりまえのことが書かれているけれど、"ごく当たり前の文章術"を身につける機会ってなかなかない。国語の授業をただ聞き流しても身につかない。「読書感想文が上手く書けない」とか「話が分かりにくいって言われる」とかがある人には覿面に効果がありそうなことが沢山書かれている
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・他人の言葉に支配されず、自分だけの感想を言葉にする。
・工夫しようとする志が大切。
・読解力や観察力ではなく妄想力が必要。
・言語化に必要なのは細分化。
など、なるほどな〜〜って思うことが、繰り返し表現を変えて紡がれるので、濃度が高い訳ではないのだけど、表現の工夫ってこういうのも含まれるのかなって思える本になってた。
相手との情報格差の観点は、抜けがちなのでちゃんと忘れないようにしたい。
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とても読みやすく、面白かったです。
とくに「好きを言葉で保存する」という部分は
凄く納得で、自分がいつも本能のようにSNSやblogを書いていたのはこういう理由もあったのかと気づきました。
他にも、ファンレターやレビューなど、修正を何度も繰り返して、伝えたいポイントをなんども確認するところなど、普段の自分のやり方を肯定してもらえるようで少し自信が持てました。
これからも出来るだけ面倒がらず、納得するまで研鑽したいと思います。
わたしはネガティブなことは発信すべきでない、と常々思っているので、発信しているひとの心理はこうなのか、と勉強にもなりました。
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私は感想を書き残すのが好きな人間なのでだけど、このSNS隆盛時代だからこそ、筆(というか実際今は入力作業なのだが)が止まってしまうことが多かった。
そのモヤモヤそして対策がすべて書かれていると言っても過言ではないのかしら!
そう、こういうのを誰かに教えて欲しかった!
気持ちをわかりやすく表現する、というコミュニケーションのノウハウ本としても、文章を書くための指南本としてもとてもわかりやすく面白い実用書。何より推しの良さを伝える、というめちゃくちゃ明確な目的にフューチャーしてるので愛もあって読んでて楽しいのだ。
読書感想文が書けずに悩んでた学生の頃の自分にそっと手渡してあげたい…!
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具体的で分かりやすい
文章を書く必要に迫られて取っ掛かりとして読んでみたが
「やばい」をもっと細分化して考えてみることが大切なのだと分かった
文章の一節を提示して分析したり分かりやすく書いてくれていたと思う
日常での出来事や推しについて、その場で気持ちが動かされても
日々忘れていってしまうし、いざ口にしてみようとすると思ったように伝えられないと
もどかしい気持ちになることがよくあるけど
人に伝えるにも、自分のためにも感情を言葉にしていきたいなと思った
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語彙力がないので読んでみました。
一見文章術のようでありますが、メインは自己啓発に近い気がしました。
「推し」を語るのであれば徹底的に自分を深堀りする必要があると受け取りました。
まず、「推し」を語るためには、推しの何が良かったのか、を深堀する必要があります。
推しの衣装が良かったのか、コメントが良かったのか、推しを輝かせている舞台装置・演出が良かったのか。
自分は何に感動して、他人に何の良さを伝えたいのかが分からないと、言葉は出てこない!
自分に影響を与えた”何か”を知るためには、少なくとも自分の好みがわからないと行きつかないんですよね。
自分の好みが明確になると、今まで言語化できなかった「推し」の感動ポイントが増えていく、だから言葉が出てくるようになる。言語化の循環が出来てくるのだと思います。(コレが著者の言うところの妄想力かと。下記抜粋参照)
”この「よかった」という地点から、自分の思考を展開させる力が、妄想力なんです。”(抜粋)
上記は著者の言葉ですが、妄想力を鍛えるためには少なくとも自分がわかっていないと難しいのです。
一見、「推し」を語るというのは他人のことを語っているようでいて、実は自分を深堀する作業でもあるのです。
本では文章の構成や好きな作家の文章を真似るといった文章術についても書かれていますが、それは二の次でいいかと思った所存です。
それらは自分から湧き出た感情を伝える手段にすぎません。(まずは「ヤバイ!」以外の言葉が出てくるようになろう!)
しつこいようですが、自分の伝えたいことは何なのか?人に伝えるためにはどんな言葉が適切なのか。
これらを徹底して訓練をしていくことで、「ヤバイ!」以外の言葉が出てくるようになるのではないでしょうか。
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書くことや説明することに対して、現実的に前向きになれそうな一冊だった。
推し布教だけでなく、自分のことを知らない面接官に魅力をアピールする就活にも使えそう(実際作中でも触れてた)
自身がオタク気質で、好きなものを発信したいタイプながら、伝え方が下手だなあと感じていたので読み始めた。
古語でも「あはれなり」という言葉で、感情が振り切れる気持ちを表現していたんだから、「やばい」って表現してもいいでしょう、という内容から、重い腰があがった。
中でも、自分と相手の情報格差を埋めるというのが目から鱗。
私の場合、それを意識しすぎて長くなってしまうことも多いので、ここは意識していきたい。
同じく今後取り入れたいのは、自分の感想を書く前に人の感想を読んでしまわないこと。
自分の感想のつもりが、他人の意見になってるなあとここ最近思うところがあったので、これを機に見直そう。
修正をしていくことはまだ気が進まないけど、修正された自分の文章と見比べてモチベーションを上げつつ、取り組みたい。
作中の言い換えが上手いところも見習いたい。
手元に持っておきたい一冊になった。
以下 読みながらのメモ
「よかった」理由を考えるとき、思考を転がしていく妄想力が必要
昔好きだったものを引っ張り出して妄想を広げると、感想のネタはできやすい
言語化は細分化
よかったところの具体例も悪かったところもあげていい
どんな感情をどこでどうして抱いたのか
ポジティブ→自分の体験との共通点を探す
好きなものとの共通点を探す
どこが新しいのかを考える
ネガティブ→不快なのか退屈なのか考える
一般論ではなく自分の気持ち
みんなの言葉を代弁しようとせず、まずは自分の言葉をつくることに専念する
相手と自分の情報格差を埋めてから、話したいことを話す
聞いている人をどこに連れていくか決める
書く場合は、読者と伝えたいポイントを決める
書き出しはサビであるべき
なんでもいいから書き始めて、書き終えた後に一番いいパートを書き出しに持ってきてもよい
「最高」「やばい」「考えさせられる」などのクリシェで書きたい時、「どういうところが」と細分化して本当に伝えたいことに近い言葉を使ってみる
きれいにまとめるのではなく、具体的に自分の感情や考えたことを言葉にする
書き終えられない時、書き出しがおかしくないかチェック。
とくに広がりのない論点を無理に広げてしまっているとか、本当はあまり書く気にならない要素を書いてしまっているとか
もう一度推しに触れて新しい発見をしてみたり、自分の好きな文章を読み返す
何度も理想の文章を読んでいると、その文章のテンポや言葉の使い方が、なんとなく自分の体に沁み込んでくる感じがします
文章は何度でも書き直すもの
別人になったつもりで読み返す
文章の順番を変えた���、いらない文章を削ったり、見出しをつける
自分の書きたい内容を、自分が好きな書き方をする人の文体や構成で書くなら、どう書くか想像して書くのもよい
好きだと思った理由ではなく、エピソードで話すのも良い