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「恋愛」というキーワードから、美術家の作風や人生に焦点を当てるという試みの本書。
紹介されているのは、カミーユ・クローデル、レオナルド・ダ・ヴィンチ、マリー・ローランサン、ジョージア・オキーフ、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、藤田嗣治、ジャクソン・ポロック、クロード・モネ、ミケランジェロ・ブオナローティ、アルベルト・ジャコメッティ。
美術には詳しくないので、初めてお名前を知った方もいますが、みなさん、人生が濃いです。
そして、自由!
たくさんたくさん、苦しんだのだろうし、周りに迷惑をかけまくったのでもあろうけど、後世の私に、こんな人生もあるんだ、というある種の安心感を与えてくれる。
息苦しい社会に風穴を開けてくれるのが芸術だとすると、彼ら彼女らの人生も芸術なのだろう。
閉じた人生は一冊の本ですね。
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おもしろかった!!
才能に溢れた美術家たちもこんなにこじれていたのかと、なんというか励まされるというか、元気が出る。
モネの睡蓮見るたびに「愛人とその子どもたちと同居して妻の看病をさせ、その後再婚したのか….睡蓮とかひたすら描き続けて生活費稼いだんだな…」と人生模様も想起するなど。
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人物も作品も ナカムラクニオさんの
イラストで描かれていて
とてもよく特徴は出てるんですが
やはり癖はあるので
好き嫌いがあったり
いまいちピンとこないものもありますが
そこは深追いしていくのが
楽しみって言うことですね
とても簡素な解説本なんですが
特徴を抑えていて 面白い本でした
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人間は醜い生き物ですが、その醜い生き物による創造や営みは何故か美しい。恋愛も同じく、醜くもあり、美しくもあるのかなと思いました。