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私の理解が悪く、考察見て何となく、、で、結果よく意味がわかりませんでした…
気味の悪い文章を延々と読んだ、というのが率直な感想です。
人によりかなり好み別れるんじゃないかと思います。
ホラー、ミステリー系のゾクゾク感やこういうことかっていう割とスムーズに答えがイメージできるような作品ではない気がします。
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・6月28日から読み終え、7月2日に読み終えました。
・や~なの。
・前作の『かわいそ笑』同様、書籍という媒体を活用しててすごい。すごい嫌。怖いというより"嫌"が勝つなー梨の話って…… キモくて嫌。キモ嫌です。
・どれもこれも嫌であんまり書くことないかも(なんなんだ)。怖さで言ったら4話が一番怖かったかな~。動画の文字起こしって普通の文章より想像がしやすいから…… 緩急で言うならやっぱり3話だな。今回画像だったりテキストでの怖がらせ?がないなと思ってたけどしっかり仕込んでてよかった(嫌)。1P前でもう透けてたのもだいぶ嫌でよかったな。
・テキストのギミックは組版で大きく使われてるよね。上が不自然に空いたレイアウトってたぶんサブタイトルに「six」がないこととかかってるよなあ。
・あと珍しく、答え合わせがあったな~と思った。梨さんはじめ、最近の怪談(?)の流行りって「なんだかわかんない」って要素が大きいと思ってたから新鮮だった。まあ全部を明かすような感じじゃなくて、話の流れに合った上品な明かし方だと感じたな。
・それもあって、(散々嫌だのキモいだの言っておいてこれ言うのもおかしいかなと思うんだけど)なんだかきれいにまとまってるな~って思った。種苗のガイドラインが顕著なんだけど、言葉の選び方が丁寧というか、言葉遣いがやさしい。相手に対して丁寧に教示するときの綺麗さ……
・いやー、でもよかったな、おもしろかった。画像やギミックに怯えるため、ネット上で長文の怪談読むの向いてないから、こうやって書籍で出してくれるのはシンプルに助かる。また新作出たら読みたいのう。
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6をテーマにしたホラー短編集という体裁の、何か嫌な気分にさせるもの。作者お得意の「読者を読者の立場で終わらせない」感が伝わってきており、その中で読み進めていくと「ホラー映画にありがちな絶対悪い方向に進むと分かっているのに引き返さないモブ(そして痛い目にあう)」になったような読書体験になり、誰かに笑われてるような感覚になる。怖いかどうかは人によると思うが、とにかくとても嫌な気分になる本
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5篇の短編が最後の一編で繋がる短編集。
不条理ホラー?
六道輪廻の棚の中で、気づいてしまったことによるもがきというか、仮定と妄想の上に成り立った救いを求める行動が何の意味もなく只々首だけを絞めていくという、答え合わせを一気に見せられるという恐怖。
人って勝手な生き物ね。が大元なのか、悪ってなんだろうが大元なのか、であるならば、今自分がいるここはどこで、何をしたら良いのだろうか。
死を救いとしたことで救いで亡くなり、それを諦めても死を選ぶ。
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輪廻転生、なんとなく聞いたことあったけどほぼやな階層なんや、、、という学び
遊園地で急に音が静まるのなんか想像したことあるよね、あるあるなんだな
マルチの手引きみたいなのが普通に「おお、こういうやり口…」と勉強になったし、次のページに指かけた時に心臓跳ね上がった、あれ、なに、誰が何を間違ったん?????
日常にありそうなんだけど、わりと説明というか因果はあるので怖さ後引きはしない
なんで編集者は地獄堕ちちゃったんやろな
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作家さんには申し訳ないのですが恐怖も何もなく逆に怖さを感じた。この内容を映像で視ると怖さというか背中にゾワっとするような感覚を持つのかもしれないのですが、文字で読むとなんか中途半端というか何を言いたいのかも解らず、挙げ句の果て4話目の最後に赤文字で落書きぽいのはあるし。想像で恐怖を想起させるような文章を期待していただけに、ファンの方には怒られるかもしれませんが本当にごめんなさい、私には合いませんでした。
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すごく怖いというわけではないのだが、ふと思い出して不気味に感じるお話が多かった。
特に最初の屋上遊園地の話は、最近好きなアーティストさんが屋上遊園地に関する曲を出してそれを聞く度に思い出すようになってしまって、良くも悪くも記憶に残る物だなと思った。
カルトじみたマルチの勧誘方法を載せている話の最後、突然現れた手書きの赤文字は昼間に読んでいたのに普通にドキッとした。
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3、4、5話目が特に好みだった
全体を通してかなり思想が強いというか、独特な死生観を通して死を見る話だった。難しかった。
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生きていても死んだ後もどうせ地獄。
1話目は特に文章の書き方がすごくまどろっこしい。なかなか話が見えてこないし、頭に入ってこない。
大仰な言い方をすれば・しかしそれは等つなぎの言葉を変えて延ばす流れがとても多い…例えも多い。
本当に失礼なことを書いてるのは承知なのだけど、物語の怖さより、読み辛さが気になる。なんだろ…自分の読むペースが、序盤からすごく遅い。それも助長してるのかな。
私には全部が苦痛じゃなくて、1.4話目以外はサクサク進んだ。面白い話(3.5話)もありました。
『ROOFy』
月に2回もデパートに連れて行ってくれる家族だから、裕福な家庭なのかなと思ったら所持している絵本は子供向けにしては怖いし、子供は捻くれてるし。。両親・子どものどちらがズレているのか。
ラストの扉が開いて両親と会えたシーン…「全部お前にも起こるからな」のセリフより、知っているはずの両親が、急に人形のように変わり果てた姿になって登場した方が怖かった。擬似家族、もしくは入れ替わり家族とでもいうのだろうか…
『FIVE by five』
伏せ字で使われている◾️ですが、p.45の箇所だけ真ん中に白い線が薄く引かれていました。これにも意味があるのか…?
石塔は誰かが意図的に石を寄集めて作ったものじゃなくて、元は人ではないものが崩れた後だったってこと?結局拠点A.Bはなんなんだ?!!
『FOURierists』
一番読みやすかったし、惹き込まれながら読めた!この短編の終盤になるにつれて、どんどん方向が捻れていき面白かった。グロい怖さはないけれど、絶対首を突っ込みたくない&引き返せない怖さが滲み出ていた。ティーン向けホラー映画でよくある、茶化しに行ったら痛い目見る系のやつ…アレ。
初めは男性2人の会話から始まって、あんな風に終わるなんて読み始めた時は思わなかったよ…
20:42 ラジオで女の人が、お釣りの返却口にコックリさんで使用した10円を入れて意図的に男性2人に渡るように仕向けたのがゾッとした。てかスタッフいるんだ…誰?高原くん?カップルの男の方?
フェンスの向こうにあった、白い建物の存在気になるよね。誰がどんな目的で建てたのか。
しかしチェーンメールみたいに、ヤツらは他人を巻きこませずにはいられないのかな。
元凶はカップルの男でいいんだよね?女も被害者っぽいぞ。。
『THREE times three』
洗脳する側のプロセス公開処刑
胡散臭い宗教勧誘の説明を受けているみたい。頭痛がするレベルで気持ち悪かった…
p.137 の " 残念ながら離れたご友人も少なくはないでしょう〜〜周りを見てください。〜苦楽を共にした、新世界の仲間がいるのです。"
↑これってもう、周りには同じ思想を植え付けられた人間しか残ってないじゃん…悲惨で怖すぎる…
導入の受付で氏名と連絡先を書かされるから、受け入れるまで勧誘が続くの地獄過ぎ。
p.165 " 最初は事実や経験に即して話していた彼らも、回答をやり直し続けることで超自然的な本心を萌芽させるようになります。超自然的で非現実的な体験、すなわち自分が実際には経験していない罪を、自分のものとして差し出すようになっていく "
↑この文も誘導的な流れが前にあって怖すぎる。
もう集められた人たちは、マウスかモルモット等の実験体だよ( ; ; )
この話だけ読まなくてもいいかも。。
『TWOnk』
曾祖母の聞いていたラジオがあのミニFMとは…ここに繋がってくるのかとドキドキした笑
"わたし"が家を引き渡す相手は、例の「愛の新世界」の人たちなのかなと勝手に想像したけど違いましたね。良かった良かった。
語っていた相手は、地区開発に携わる人だろうけど、それは同業者に伝えてなかったのね。何故?
曾祖母の部屋で見た、首を吊った男の子の姿。
p.194 「死んだ姿で現れている幽霊なのではなく、ただ霊として死んでいる。〜直接的に言い方をすれば、彼は、生きているように振る舞う霊として存在していたが、明確な意思によって霊としての死を選んだ。だから、「死体の霊」ではなく「霊の死体」がそこにあり、それは霊としての死を選んだ」
↑曾祖母にだけ見えていた男の子(幽霊ならざるもの)は、曾祖母の部屋で首を吊った。彼女と共に居たかったのかな。でも外から中へ現れた時は怖いよね。家外の門は結界みたいなイメージだから、それを破られたらもう手立てないもん。
『ONE』
登場人物がまた変わって、それぞれの各話のまとめ?が書かれていた…?わたしが要領悪くてあんま飲み込め無ず、消化不良だった(/ _ ; )
『FIVE by five』に出てきた筆者も出てくる。ラストに書かれていた一行、「うちのマンションにエレベーターガールはいない」の意味がここで分かる。
一度エレベーターに閉じ込められて、こんな異空間の様な説明受けたら誰でもトラウマになりそう…
この本を読んでいる読者(私たち)は、各階が修羅や畜生、餓鬼といったワードがあっても今までの話の流れからそんな意味があるのね〜と感じられるけど、この友人はそれまでを全く知らない中で、エレベーターガール?の声を淡々と聞いている。消えたライターの彼もそうだ。いきなり訳のわからないことを、さも当たり前ですというように拘束され語られる。こんなん怖すぎるわ。
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なんだろう…悪い夢を見ていたような読後感。
最後まで読んでもなんだかよくわからなかったけど、生きるのも地獄死んでも地獄ってことなのかな…なんという救いのなさ。ひたすら厭な感じの本でした。
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ひとつずつの話は怖い、かつとても厭な話。そして通して読むとさらにさらに厭な話。すべての意味がきちんとわかるわけではない、理不尽さが個人的に好きです。
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1話目からビジュアルイメージの描写が素晴らしく、大変気持ちが悪い。そこから次は違う話か?と思いきや同僚の失踪というミステリー的な話が入る。よく分からないまま読み進め、一気読みするつもりは無かったがもやもやと嫌な感じがずっとあって、むしろ戻れない、止められない、と思いながら読み進めた。なんなの、、?ってのが結構あるのでもう一度元気になったら読みたいと思う。いやだなあ、、
あと、以前梨さんが手がけてる映像作品を見たので映像が頭に思い浮かんだ。そういうの好きだよねー、って。そして個人的な話、村田沙耶香と今村夏子好きな人は好き。似たような要素が多いので。(地球星人、星の子など)
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かぁーーっ!!
生きても地獄なら死んでも地獄ってか!!
やってらんねぇよなぁ!!
(ストロングゼ◯を飲み干す)
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何ともじめっとする恐怖が続き、自分は今どこにいるのか彷徨うような感覚の中、行き着く先は地獄だった。という不思議な作品。直接的な恐怖はなくても終始嫌な震えに悩まされる。
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魂の輪廻転生・天上界から地獄までの6階層を、6階建てのマンションに見立て、怪談風味で仕上げた連作集。
死んでも次の地獄の階層に生まれ変わり、苦しみは続くというのは「驚愕の曠野」に通じるものがあるか。
ただ、思わせぶりな文章が続き、ちょっと食傷気味。