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日清食品創業者、安藤百福氏の麺ロードを辿る旅行記&食レポ。
伝承料理研究家の奥村彪生氏も同行。レシピ有り。
社長退任後に中国全土を巡り、300種類以上の麺を食べたという、
その旅行記&食レポは、70歳代の頃・・・なんてパワフル!
しかも、30年前(1988年)の著作ですから、
当時の中国は移動も滞在も、制限があり、
大変だったことでしょう。
実は、20年ほど前に読んだ本で、久々の再読。
中国13か所での麺料理は、当時、中国に行きたい自分に、
なんと多くの種類があるのかと、驚きを与えてくれました。
中国は広い・・・“麺”の定義と共に、各地の麺の多様さ・・・
今読んでも楽しいです(^^♪
現在日本でも、青梗菜・上海蟹・マコモ等の食材は、入手可能。
担担麺や刀削麺なども、食べられる店が増えています。
だけど、掲載された美味しそうな麺料理、店、
各地の庶民の姿は、過去の中国の様子を画像に残し、
ノスタルジックな想いにもかき立てられました。