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とてもシンプルで分かりやすかったが、自己肯定感を高める方法論としては見たことある話ばかりで新鮮さや発見は無かった。
内的報酬が大事で、外的報酬は内的報酬を壊してしまう。人助けはそれ自体が報酬、ということは覚えておこうと思った。
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子育て中の保護者ならだいたい頭の中で理解してることを言語化した感じ。声かけなど具体例はあまりなかったです。
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まとまっており、読みやすかった。つい忘れがちなことを再認識できたり、試してみたくなる方法もあったし、後読感が良いと思える本。
〇人間のやる気の根源・人とのつながり(関係性)、自分が何かできるかという感覚(有能感)、自分が決断したことを自分の意思に沿ってやっているという感覚(自律性)、これら「心の三大欲求」が満たされると、心が満たされる。
〇二種類のやる気・「内発的やる気」何かをやること自体に動機つけられている状態のこと、「外発的やる気」何かをやることから発生する報酬や罰などによる動機づけ⇒持つべきは「内発的やる気」、外発的やる気は、内発的やる気を壊してしまう⇒ということは「トークンエコノミー」はやらないほうがいいということ?あまり報酬に頼った方法では、成長の妨げになるのかと感じたが・・・、
〇子どもをコントロールしない、コントロール型の子育て「ああしろ」「こうしろ」と指図してしまえば、心の三大欲求の一つである「自分から感」をかき消すことになってしまう。
そうなった時の子どものパターン①我慢して従う・・・不安症やうつ病のリスク、②拒否する・・・子どもの感情のコントロールが難しくなり反社会的な行動をとる。
〇子どもが間違えた時の声掛け
①間違ったその瞬間にこそ脳が効果的に学べることを伝える
②チャレンジしたことをほめる
③ネガティブな主観を表さず、間違いを客観的に説明する
④問題が子どもの学習進度合っているかどうか考える。
⑤やり直しの場合は、やり方の方向性をアドバイスする。
〇子どもを総合的に伸ばす「自律性」
子どもをのびのびとサポート型の子育てにする、「自律性」は「心の三大欲求」の一つ。「自分から感」を持てるようにサポートすることで、子どもの心が安定し、やる気や自信につながり、その結果、パフォーマンスも良くなり「できる感」にもつながる。
〇スマホ、動画・・・①使わない時は遠くに隔離する
②テクノロジーブレイクを使う(休憩時に使う)③親がロールモデルになる
〇子どもに教えたたいメンタル術
・自分の気持ちとうまく距離を置くディスタンシング
・気持ちを落ち着けるPERT呼吸法
「チーン」などと長めに鳴るベルか音叉
・Three Good Things
・人にや優しくする、親切な行いをする
週に1回、親切の日
どんな親切をしたか、誰のためになったのか、その行動をして、自分がどんな気持ちになったか、相手のためになる行動はあるか
〇子育てのストレスは親自身にだけでなく、子どもにもよからぬ影響を及ぼす
〇子育ての同じような悩みを持った仲間を見つけること
・子どもが感情的になったら「コネクト&リダイレクト」
コネクト・・・子どもの心とつながる、気持ちを理解する
リダイレクト・・・子どもの気持ちを向き直す
落ち着いてから、丁寧にやるべきことや、やってはいけないことを説明、子どもが自分の気持ちを落ち着かせるスキルにもなる
・子どもの脳を育てる最もシンプルで効果的な方法「サーブ&リター��」
子どもからの「サーブ」に目を凝らして、しっかり「リターン」を返すこと。「サーブ」に気づかなかったり、無視したらい、身勝手に返したり返さなかったりするとベストなサポートにならない。
・成績を伸ばそうと考えるなあら、勉強ばかりしているのは効果的ではない。友達と笑ったり泣いたり、成功や挫折を経験したり、運動やアート、異文化を楽しんだり。多様な体験を通じて、脳が包括的に成長すること、結果として、最も効率的に成績が伸ばせる。
・新しい習慣を身につけようとするときは、一気に変えず、ちょっとずつ習慣を変えていくのが理にかなっている
・子どもが間違えたとき「間違えたから脳が学ぶ最高のチャンスだ」と思えるようにサポート
・「成長マインドセット」、才能・能力はトレーニング私大で伸びていくというイメージ、子どもがこれを持てるようになる
・結果ではなく、努力を誉める
・おだててやる気にさせない
・「甘やかし型」の子育て3つの要素「同感」「身代わり」「回避措置」にならないように。
子どもが何かと嫌がっている時には優しい口調で「嫌なんだね」「そうだよね」と伝え、でもやるべきことはやすべきだという気もぢを忘れずに、「説明」と「自己決定」のプロセスに入る。
・甘やかさないことと、感情的に怒鳴りつけることは違う、子どもの感情を受け入れた上で、理性的にやるべきことを説明する「自律サポート型」子育ての基本を意識する。
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子育てする時にもう一度サラッと読みたいような本。
すらすらと読みやすかったし、
自己肯定感や挑戦的な部分では
今の自分でも使えることがありそう。
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良かった!子育てにも使えるし、自分向けにも使えそう!
■覚えておきたいこと
・子どもの感情が昂っている時は、寄り添ってリラックスさせてから、やってほしいことを説明する。
・子どもの問いかけや表情に対して、反応することが、コミュニケーション能力や心理的安全性を向上させて自己肯定感が上がる。
・能力や才能は成長するものということを脳科学的に伝える。努力できる子になる。
・つながり、できる感、自分から感を大事にする。心の三大欲求である。ドーパミンがでる。この環境づくりをしてあげる。
・内的動機を大事にする。報酬や罰で動かそうとするのは短期的に効くが長期的に心身の活力を奪う。
・良い褒め方は、真実味がある、結果より努力を褒める、褒めて釣ろうとしない、比較しない、レッテルを貼らない。
・子供が間違えた時は、最高の学習機会であることを伝える、チャレンジしたことを褒める、ネガティブな主観を出さずに間違いを客観的に伝える、その挑戦の難易度が良いか考える、やり直しの場合はやり方の方向性をアドバイスする。
・しつけで、罰やプレッシャーや罪悪感でコントロールしてないけない。自発的な子にならず心身に悪影響。
・自律サポート型子育ては良いことが多い。幸福感や自己肯定感が上がる、好奇心とやる気が強くなる、健全な社会性が育まれる。それは、自律性サポート型は心の三大欲求を満たすから。
・自律サポート型の基本は共感、説明、自己決定です。
・子どもが嫌なことでも選択肢を与えて自己決定感をだして内発的やる気を引き出す。
・自律サポート型を甘やかし型にしてはいけない。甘やかし型は、同感、身代わり、回避措置である。
・自律サポート型を突き放し型にしてはいけない。突き放し型は、過小評価、批判、拒否といった、子供への共感が疎かになっている状態である。
・自己肯定感は、成功体験によって上げるのではなく、ありのままの自分を受け入れること。
・ナルシストは他者との比較によ外部的報酬に依存して自己肯定しようとしている状態。自己需要による自己肯定感はナルシストにならない。
・メンタルを良くするためにディスタンシングというスキルがある。自分の気持ちと距離を置いて、ふと我に返ること。最近のつらいことや悲しかったことや怒ったことをもとに、いつどこで誰と何があってどう感じたのか話してもらう。俯瞰したイメージ、例えば壁にいる虫になった気持ちで、自分はどう感じたか話してもらう。
・親切な行動は心の三大欲求を満たすのでやるといい。
・子育てで親側のストレスを溜めないようにすることも大事。
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科学でも証明されているのに、なかなかできない。
わかっているのに、なんでできないのか。
ここに人間らしさが現れる。
まずは、やってみる。言ってみる。聞いてみる。
共感、受容、自己選択など、さまざまな方法があるが、子どもを変えようとせず、自分が変わる。
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確かに書いてあることは目から鱗なことではないので、そんなのもう知ってるよ、と思う人も多いのかもしれない。わんぱくな3歳男児を育てる上で、ここはバシッと伝えて無理にでも辞めさせるべきか、多めに見て気持ちに寄り添うべきか、正解がわからないと感じることが多々あり、結果的にどちらかというとコントロール型の子育てをしています。仕事が大変だったり、自分がストレスを抱えている時ほど感情的に怒ることもよくあり、このままではいけないなと思っていたところ手に取った一冊だったので、この本との出会いをきっかけに子育ての仕方を変えないといけないなと自分に喝が入りました。科学的に実証されている、という点も自分中とってすっと入ってきました。
一つ言えるのは、現代において正しいとされている子育てをするには、親自身の人間力が高く、精神的にも安定している必要があるということ。子育て、といいつつ、自分自身のメンタル、忍耐力、総じて人間力を育てていく必要があるということを最近痛感します。
本書に書いてあったエクササイズを取り入れて、親子共々自己肯定感を上げられたらと!
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★3.5の4
実践できるかは分からないが子育てで必須スキル
【実践する】
とにかくコネクトを心がける!
【学び、気付き】
・コネクト&リダイレクト
・知覚能力は5歳がピークだが言語や高度な認知機能をサポートする脳の発達は12歳がピーク
・信頼できる大人が1人でもいればメンタルがさ強さが身につく
・ダメことベース→バランスベース
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理論的で明快な内容。色々な育児書に書いてある内容もありつつ、最新の研究に基づく目新しい内容もあってバランスが良いと思う。「TGT」「親切の日」などは子供と絶対にやりたい!