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ものの見方を変える本!
「仏像のひみつ」(2006年出版)のころに、一旦、仏像であるということをおいておいて、素直にかたちをみる。
みんな同じに見えていた仏像。厳密に言えば違うというのはわかっていたし、この姿は好きとかきらいとか、でもそれ以上のなにもなかった。
でも、この本の内容を初めて知ったときの衝撃。材料、製法、技法による変化、またそれらによる表現の進化を、シンプルな言葉で明確に示される。「シンプルな言葉」で示されることにより、どこの何をみるのか?ということを知る。今まで漫然と異なるかたちとしか思っていなかったものが、にわかに生き生きと浮き出て見えてくる。
この段階を経て、歴史がまた面白くなってくるわけで・・・・
何度読んでも面白く読める本。
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仏像のひみつを楽しくわかりやすく知ることができ、とても充実した読書の時間となりました。
著者様のあとがきにもホロリしました。
もっと仏像の事が知りたくなりました(^ ^)
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「仏像のひみつ」と「続仏像のひみつ」を合わせた内容に新たに2章(渡来仏、仏師)を加えて「完本」として出版された本。柔らかい語り口で仏像の種類や仏像の作り方や素材、仏像を作る仏師の話まで、仏像にまつわるあれこれを解説。本書1冊で仏像についての初歩的な知識が身につきます。イラストもとても素敵。読むとお寺や仏像展に行きたくなります。
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今まで読んだ仏像関係の本の中で一番わかりやすかった。図書館から借りたのだけれど、自分で手元に持っていたい本だ。
10のひみつがあるのだが、その1仏像たちにもソシキがある その5仏像ソシキのまわりにも誰かいる その6仏像の着物にはソデがない その9仏像は国際派 は内容も面白く今まで知っていたことも再整理できて、うれしいし、楽しい。
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うーん、微妙‥
タイトルから想像していた中身とあまりにも違い過ぎた。
仏像へのリスペクトがあるようには感じられなかった。
お寺や仏像の持つ神秘性のかけらも感じなかった。
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バラカンさんのポッドキャストを遡って聞いてたら、ゲストの山本勉先生のお話が面白かったので、読んでみた。
如来と菩薩と明王と天の違いなんて、基礎の基礎だけど、全くもって分かっていなかったから、それが分かっただけでもちょっと楽しい。身につけているもののことも知らなかったことばかり。素材のこと、どうやって造られているのか、姿形の変遷から歴史や世界が見えたりするのも面白い。
こうやって知識があったら、仏像を見るの、おもしろそうだから、お寺や博物館に行くときは、これで予習をしていきたい。