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コミックの『LOVE MY LIFE』は凄く良い作品なのに、映画化されたそれは、なんか違うなぁ〜と思っていたけれど、その違和感をことごとく書いてくれている!
「おっさんずラブ」の映画版になんか満足しなかった理由も書いてある!
読んでて、そうそう!それそれ!そこやねん!と同調できて痛快でした。
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わかったつもりで発した言葉が相手を傷つけることがあるのだとつくづく思った。実際に自分の周りにLGBTを公言している人がいない、テレビで見るような人しか知らないからどうしても偏ってしまう。こうなんだろうなと勝手に想像してしまう。しかもそれは異性愛者の目線だったりする。
この本で紹介されている本や映画はほぼ見たこと読んだことないのだけれど、機会があったら読んでみよう。
そして「何が(what)描かれているか/いないか」だけでなく、「どう(how)描かれているか」を考えてみたい。
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大学のレポートのために参考書として読んだ。
私は深く考えるのが本当に苦手だな、とつくづく思った。当事者てあることよりも想像力の大切さを訴えてられる中、自分の想像力の乏しさを痛感。
そんななか、対話形式を取られているから、レズビアンリーディングやホモフォビアやミソジニーなど専門用語がすっと入ってくのが個人的には助かった。
2023.1.8
6
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色々な読み取り方あるんだと。
深く読み取ることも大切なんだと思う。
気になってた映画もあったので、見てみたいと思う。
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同性愛者に焦点を当てた作品の批評を書いた本作は、非常に理知的な表現が多く、言語化がとても上手な先生だな、と思いながら読み進めた。
インパクトのあるタイトルに面食らいつつ、対談形式で描かれる一つ一つの作品批評には作者なりの「愛」を感じる。相当細かく作品を読み込まないとでない感想や言葉ばかりだったからだ。また深いジェンダーへの理解と歴史を知るからこそ、この作品をかけたのだと随所で感じた。
印象的だったのはカミングアウトについて。自分からビアン、ゲイとカミングアウトすると眉を曇らす人に対し、異性愛者は会話の中で無意識に毎日カミングアウトしている、との考えは目からウロコだった。
理解し、認めるだけでいい。その為にも知識はアップデートしていくべきだし、他者のプライベートな性別、性的嗜好を尊重することが大切だと思う。
また、つくたべの恋愛ものになったから読むのをやめた、の発言に対して無頓着と切り捨てたところも同感だ。自分もモヤモヤしていただけにしっかり言語化してくれて嬉しくなった。
自分の好きな「つくたべ」や気になっていた「ポーの一族」「おっさんずラブ」等の話も話題に出ていて興味深く読めた。細かいところまでは自分なりに考察しきれなかったので改めてまた読みたい。
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恐らくハードルの高いテーマと視点だけれど、あっこ先生ともえの対話の形を取っているため読みやすい。一通り二人の対話を通して自分でも考えた後に、文章として整理された批評文を読む形になるので理解しやすくなってると思う。
個人的によく思考を巡らせるトピックなのでとても興味深く読み応えがあった。
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入門というだけあって、こういうことが書いてあるんだろうなあと思ったら想像通りのことが書いていた
私がわりかし日頃からBL愛好者として映画や漫画やアニメにジェンダー的観点から批判したり感想を言ったりしているからだと思う
特筆すべきは透明化されがちなレズビアンコンテンツについてかなりの量が割かれていること。BL研究者というからBLコンテンツ、もといゲイコンテンツの話が多いのかと思ったけれどレズビアンもかなりの割合で扱っている。批評と同時に良質なコンテンツガイドでもあるので、レズビアンの映画や漫画を知りたいけどよく知らないという人はそういう目的でも読んでみてもいいかもしれない
ただやや著者の偏見っぽいものが垣間見える瞬間もあり、そこに引っかかりを覚えた