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【あらすじ】
人類がエサとして幸福に生きる世界――。天沢は、その支配者・天人の驚くべき実像の撮影に成功。この映像を国民に流し、世界を破壊するのが辻の宿願であった!だが警視総監にして万智音の父、榊が率いる最強の管理者たちが立ちはだかる。そして死闘の先に明かされるのは、さらに残酷な真実であった――。突きつけられた選択を、天沢、万智音、そして帆秋はいかに選び取るのか。衝撃の大ヒット作「食糧人類」の待望の続編、シリーズを通じた謎がすべて繋がり、堂々完結を迎える第7巻!
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グロさは前シリーズよりも若干抑え目ですが、相変わらず「こんな気持ち悪い造形の生き物をよく思い描けるな」と思うぐらいのインパクトはあります。
「天人様に食われることが最高の幸せ」という考えが常識になっている世界に疑問を抱いたことにより、世界を大きく動かすことになった主人公。今私たちが生きている世界での「当たり前」も、実は大きな落とし穴が隠されているのでは…?とか思ったり思わなかったり。