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派手さは無いけれど、捜査員達の静かな執念を感じる。昔に聞いた「魂を静かに燃やす」という表現がぴったりだと思う本だった。
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公安モノは苦手なのですが、このシリーズ(親世代含む)は捜査モノと並行してストーリーが進むので、読みやすく感じます。そして、警察組織の中での友情?もクドく無く、アッサリし過ぎず、ちょうど良い塩梅で盛り込まれています。
本筋の部分の東大安保から30年後の当事者たちというテーマは、令和の読者にはピンと来ない部分かなぁとも思いますが、浅間山荘事件などを何となく記憶している世代には、面白く読めると思います。
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(2023年11月17日から21日にかけて読破)
海外逃亡していたはずの極左の最高幹部が突然、宮城県仙台市に現れ、衝撃が走った公安一課。身柄の移送を担当した海老沢だが、警察官人生最大の痛恨の失敗を犯してしまう(容疑者に自殺された…??)
一方、捜査一課の高峰は、目黒の空き家で殺害された、元代議士秘書の身辺を探っていた。被害者の経歴には、6年間の不自然な空白がー。不自然な空白の意味は?
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同僚でもコンビでも無いこの2人の関係性が絶妙に良い。もうひと世代繋がるかは微妙なところだけど立場も変わればまた新たな展開があるかもしれない。
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「鷹の系譜」の高峰・海老沢の捜査一課・公安コンビの続編。舞台は昭和・平成の狭間から約10年後のミレニアム時期。前作が少し荒唐無稽感強かったが、本作はプロット云々よりも70年代の極左組織残党の30年後を上手く描いていて、かつオウム検挙で失敗が相次いだ後の変わりつつある公安の姿も上手く吸収していて、読み応えあった。若い人にはピンとこない内容ばかりだが、現在50代以上の読者には納得感ある内容だと思う。
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「鷹の系譜」の続編。時代は2002年。親の代からだとシリーズ5作目だが、どうもこのシリーズはイマイチなんだよな・・・
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移送中に岩井と云う1人の男が自殺を図るそこから事件が始まる部署の違う海老沢と高嶺この2人の関係が面白い
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戦前から続くシリーズ。
親子二代にわたる刑事の物語。
刑事と特高警察。刑事と公安。
仕事内容が違う二人の親子それぞれの「犯罪」へ対する取り組む方の違い。
今回は戦前、戦後から続く思想犯たちとの軋轢なのかなぁ。
戦後は遠くなったけれど、物語の作中だとまだ戦後を背負った人たちが「世界を変える」「社会を変える」という考えで暴力的な行為をしちゃっていたんだな。
少しずつでも形を変えてそういう運動は続いているし世界に目を向ければ最悪の形でそういうことが行われている。
いろいろ考えてしまう。少しでも犯罪の芽を摘む公安の仕事は見えない。
秘密が多いからこそ不気味なのだけれど。
形を変え治安を守っていてくれていると良いな。と思いました。
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シリーズ物とは知らなくて読み始めた
話にも入っていけた
後半になるにつれて だんだんと面白くなってきた
他のシリーズも読んでみたくなった