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泣ける、、、泣けるか?というものもあり、泣けるって書いておけば手にとってもらえるなんて、読者バカにしちゃいけねーぜ、と、思った。
冒頭の『ごん狐』新美南吉は、分かるんだけど、次の『注文の多い料理店』宮沢賢治は、違うような。
しかし、南吉の『ごん狐』は何度読んでも泣いてしまう。
何なら今でもちょっと目が潤んでるのを自覚してる。
「ゴン!、、、ザレスがね、、、」と、言われただけでも、涙腺決壊しそう。
いろいろ考えると泣き出すので次。
『注文の多い料理店』は、教科書で読んで好きだった。
『かわいそうなぞう』は、絵本で読んで号泣。
『やまなし』は、いつ読んでも心が豊かになるような気がする。
『手袋を買いに』は、瑞々しい情景描写と、ラストのおかあさん狐の台詞が刺さる。
『百羽のツル』は、短いながらも迫力がある。
『野ばら』は、大好き。
他にも、芥川龍之介、菊池寛、あまんきみこ、アンブローズ・ビアス、フランク・R・ストックタン、椋鳩十、斎藤隆介。
ほとんどのものが、動物や子供の姿を借りて、ヒューマニズムを謳った作品が多いことに気がついた。
教科書を読む子どもに共感してもらいやすくするためなのかもしれない。