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新生物の脅威に立ち向かう登山家達のSFパニック小説。
このミスシリーズの作品ではある物のミステリーの要素は少なく、どうやって新生物に立ち向かっていくのかというパニック小説の部類と役人と民間人の攻防による人間ドラマ、そして今回の3人の調査人の家族との濃密なやりとりの家族ドラマの軸で描かれている。
新生物の生態の生々しさやそれに襲われ人が亡くなっていく様子がとても怖かったです。その原因になったのも人間の開発というのも現代の問題に繋がってるように感じました。そんな殺伐とした中にも甲斐家の家族仲がゆっくりと修復されていくのはとても読んでいて面白かったです。母親の死をきっかけに気まずくなってしまった関係が少しずつ直っていくのがとても良かったです。
様々な軸が物語を面白くしていて、読み応えがあるので是非読んでみてください。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
甲斐浩一:諏訪部順一
丹羽香澄:種崎敦美
上條常雄:鳥海浩輔
中山誠司:田中秀幸
織田武彦:山路和弘
宮崎:茶風林
村上:千葉繁
甲斐健人:山下大輝
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ネタバレになるので詳しくは書きませんが、人類滅亡の危機を描いた小説です。温暖化が一つの引き金となりますが、リアルでもどんどん融けてる永久凍土かとかから何が出てくるかわからないので、まったくの絵空事ではないと思います。
登山家、研究者、政治家、自衛隊員、そしてそれぞれの家族。それぞれに責任があり、譲れないものがある。そういった人間ドラマも読みごたえがあります。
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ラノベ風のライトな文章がちょっと苦手な私には、すごく好きな書き方の小説だった。
そして地球環境について勉強になる。とにかくなる笑。
淡々とした語り口、短いセリフだけど、大切な人への言葉と思いがぎゅっと凝縮されている。親が子を思う気持ちの描写に、涙がじわじわ滲んだ。
個人的に織田政務官が大好きだったんだけど…!涙
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地球は人類だけのための星ではない。地球に住む生き物たちを我が物顔に破壊しつくそうとしている人類を見過ごすわけがないと感じている。
こんな方法で人類を滅ぼそうとするのかもしれないと同意してしまいそうになる。未知の生き物は生きようとし増えようとしているだけにすぎないのに
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スピード感あり、緊張感あり、社会的問題あり面白かったが、ロケーションを広げすぎて回収できていない様な印象も感じた。
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温暖化によって、古代の生物が生き返った。
奴らは、人の体に侵入し、食い殺す。
奴らに対抗する手段は⁈
パニックサスペンス。ドキドキと、人類を救おうとする人々の人生の向き合い方に感動。
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構想は『塩の街』と同じ。
ただ、こちらはよりリアリティーがあり、臨場感がともなう。
『塩の街』三部作も大変人気のあるシリーズですが、有川浩さんらしいドラマティックな視点が多いのに比べ、本作品はいい意味で、みんなが男前に成長していくところがすきでした。
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筆者はゼロ三部作の安生正氏。タイトルにゼロはついていないが、本作も同じようなパニックミステリー。世界のあちこちで惨殺される人達。犯人は?人間や獣ではなく、地球温暖化のために目覚めた古生物であった。それは小さなクマムシのような生物で、人の体内に侵入し、内臓を食い破ってしまう。これに対抗するのが、たった三人の日本人というのは、ちょっと苦しい設定かな。
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やっぱり未知の生物?っていうか、自分のよく知らない生きもの?って、怖いな…。
いや、何よりももっとものを知るべきだよな、私たちは…。人間として…。
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久しぶりに予備知識無しでタイトル買いしてみました。買った後で気づいたんですが、昔読んだ「生存者ゼロ」の作者さんでしたわ。
てことで嫌な予感しましたが、やはり…。「バグ」ってそっちのバグかい!しかも今回キモさマシマシ。虫嫌いな人はやめた方がいいです。
セカオワ系は好きなので、その点では楽しめましたが、海外の都市が崩壊していく様がどうも淡白というかあっさりすぎ。
あと解決までトントン拍子すぎてなんか拍子抜けでした。
地球温暖化に警鐘鳴らしたさみたいなのも透けて見えてなんかなぁ、という気持ち。
しかし、死ぬならこんな最期は絶対嫌ですね…。
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パニックものとして、未曾有の事態に主人公達がどう立ち向かうか読む手が止まらなかった。
人間ドラマのほうは登場人物達のやり取りが少し淡々としていたためか、あっさり過ぎていたかもしれない……。
ひとりひとりの想いはとても尊いのだけど、そこは少し風呂敷を広げ過ぎた感はあるかも。
ラストは……!
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地球規模の壮大なスケールのミステリー。中東とかグリーンランドだったりの秘境が舞台だったので新鮮で、話に入り込みました。地球温暖化、SDGS の先に待ち受けているものとは、、、。
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体表面を食い散らかせまるで内側から爆発されたような遺体が散らばる。いったいなにが!
結局このタイプの話しって、ネタがわかってしまうとその時点から惰性というか義務で読まされてしまう。話があちこち飛ぶのも集中を削ぎ地名が出てくる度にその土地の歴史を読まされスピード感が鈍る。小説を読んでるはずだったのに説明文を無理矢理読まされてる。残念でした。
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表紙の絵。
なんで手前は雪が積もっているのに、遠くの山々は積もっていないのか?
と思ったら…。
地球環境の変化は、もしかしたら本当にこの小説のような事態をまねくのかも!?しれません…。
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安生正といえばパニックもの。ゴジラみたいなSF感ではなく、下手したらホントに起きるんじゃないかと思わせる自然の脅威。それぞれの信念を貫く登場人物たち。面白かった。