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アニメ1期2期・劇場版(2作)と小説(次回劇場版と3期)を読破しての最新作の本書(短編とアニメ分もほゞ読了)なので、夏紀の視点からの火薬庫南中の4人組物語がある事で解像度があがり、作中のシーンの背景が見えてきて嬉しい
作家さんがニヤニヤ作る裏設定を作品にしたようなもので、料理で言えば「賄い」だろうけど、美味しいことは間違いないから
リズと青い鳥で嫌いになった希美については、改めてのぞみに嫉妬する部分が書かれているので自分の感覚が正解だったと再確認する(絶対に感情移入できない)
一年生大量退部事件は考えるほど空しくなる(´・ω・`)
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夏紀の視点での、卒業間近の物語。本編ではわからなかった夏紀の人となりが、瑞々しく描かれてる。矛盾や葛藤、悩みや考えが等身大で、人と接することでのリアルな想いが伝わってくる。シーンの描写もキレイで、息づかいが感じられて、さわやかな映画を観てるみたい。
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夏紀が本当にいいキャラ
1番人気なのも分かる気がします
優子の好感度も上がります
4人とも魅力的なキャラクター
それぞれの心情がよく描かれています
響け!ユーホニアムを読んだり見たりした後の方が楽しさが倍増します!
これもぜひ映像化してほしいな
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映画への導入も兼ねて。ハードカバー発売から2年半、文庫になるのを待ってました。夏紀の代の関係性や、大量退部のときの当事者たちの心情が理解できた。そんな時代のことを知ると、久美子1年生のときの各メンバーの思いがより胸に刺さる。吹部引退後の夏紀の代が、バンドやったりカラオケ行ったりしていて(普通の女子高生していて)微笑ましい。コンクールが終わったら物語から退場じゃなくてこの後の人生も続いていくんだろうなと思えて安心しました。ハードカバー版の表紙イラストで夏紀一人だったのに対して、文庫版では優子との背中合わせのツーショットになっていてエモい。
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女子高生のアオハル。
それぞれに長所と短所もあって、チグハグに見えるのに上手く補い合って、絶妙な四重奏を紡ぐ4人が素敵でした。
言葉にしなくても感じること、コツコツと積み上げてきた信頼関係が、多感な時期だけでなく大人になるまで続いて、いつまでも尊い思い出の伴奏者だったなと回想出来たら素敵なことだと感じます。
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夏紀さんの物語だった! 今までの外伝みたいに、短編集で1話1話、視点が違うのかな、と思ってたら、今回はずーっと夏紀さん視点だった! 夏紀さん主人公の一冊だった! 夏紀さんが好きな人は喜びそう! わたしは夏紀さんは普通な感じだったから、こういう考え方もあるんだ、なるほど、なるほど、と、あんまり感情移入しないで読んでたかな。久美子ちゃん視点の方が感情移入しやすかった! でも、夏紀さんの視点も、わたしのしない考えたをするから、目新しくて読んでて楽しかった! 卒業後にこの4人がどうなったのかが気になる!
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実は本編ではそんなにちゃんと内面が描かれて来なかった、南中組の心情がたっぷり描かれていて、その特殊な関係性も含めて、尊かった。ひねくれているとこも含めて愛しいし、共感できる。
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黄前久美子の一つ上のユーフォパートの先輩、中川夏紀が主人公の作品。彼女にも一年の時があって、様々な問題がかつてあって、それで二年生につながっていくんですね。響け!ユーフォニアムの奥行きが広がる作品でした。
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夏紀先輩の後悔がしっかり書かれていた。止めなかったのではなく、背中を押してしまったことへの後悔。
アニメと比較してみんなよく喋る、みぞれはそのまま。
卒業していくことへの感慨、部活への複雑な思い、夏紀はよく考えている、自分もこれぐらい考えていた?
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響けユーフォニアムのアニメで一番好きな人は中川夏紀先輩です。
そんな先輩が主人公のこの作品は、夏紀の心情が丁寧に描かれていて、もっと好きになりました。