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世界各地で行われている「廃材の再利用」について、数々の事例を紹介している本です。タイトルを一見しただけでは、個人の表現行為にとどまる再利用をイメージしてしまいそうですが、まったく違います。
というのも、そこにはさまざまな人が関わっているのです。たとえば、廃材を組み合わせ作品を作ることに目を輝かせる子どもや大人たち、廃材を立派な日用品やインテリア(実用のための!)に生まれ変わらせる人たち、企業や工場を回って廃材を調達する人たちなど。廃材を通じて多くの人びとを結ぶクリエイティブリユースの取り組みは、ときに社会的弱者とされる人びとにも社会参加を促す場となるようです。
「エマウス」の事例のように、日用品も提供し一般の人びとに浸透している事例も多くありました。アートやビジネス、市などによる公的サービス、いろいろなかたちはありますが、あくまで楽しみながらリユースを進めてゆく。消費(=廃棄)社会に対する一つの答え、そして「個人の表現行為」とはべつの再利用のかたちをみることができました。
個人的には、市の教育制度に採り入れられ幼児教育との連携を図るレミダの事例がとくに面白いと思いました。
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世界各地の事例が興味深い。どこかを訪れるときに、またこの本で確認してみたい。(けど、全部の事例を読むのはちょっと途中で疲れた) greenz.jpでの紹介記事も素敵♪
http://greenz.jp/2014/07/17/idea_r_lab/
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世界各国の様々な活用事例から廃材に対する価値観やクリエイティブリユースの考え方を詳細に知ることができます。
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なかなかない実例調査、論考。
10年も前か、今はどうなっているのだろう、日を追うごとにこの考えはどの街にも必要だと思っていたら最近増補版が出たらしい。