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ルキだけ生存
2023/11/08 07:25
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
2029年、小惑星衝突は免れましたが、シェルター用の実験地底都市が作られ、実験期間10年を、被験者たちはそこで暮らします。
彼らには十年後、報酬が約束されています。ところが、あまりこの暮らしは書かれず、唯一の生存者ルキの話に。
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地下三千メートルの実験地底都市ヘルメス、原因不明の通信途絶から十八年――。ただ一人の生き残りが語るのは人類の希望か、絶望か。
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序盤から中盤までは非常に面白く、ワクワクしながら読んだ。後半はちょっと話しについて行けない展開もあってやや失速した感じ。
ただSFだけど非常に読みやすく、印象に残るシーンや考えさせられる部分も多くあり、内容のあるいい話だと思った。
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先が気になって仕方ないストーリー。
なぜ瀬良はヘルメスに留まったのか、そこで何があったのか、ルキは何を見たのか、そして小惑星は地球に激突するのか…。解決するのは最後の点だけだけど、それに至る過程はとても面白い。
また、報われない生活への不満を持つレンと咲の交流が最後までレンの中で大事な記憶になっていたことは嬉しかった。
欲を言えば、瀬良(兄)のヘルメスでの話をもう少し知りたかったなあ。
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100年法がおもしろくてSF苦手なのについ買っちゃった
設定がおもしろくて、第二章までぐんぐん読んだ。
が、アバターみたいなのが出始めてから、
リアルSFというよりファンタジーSF要素が強くなり、ハイハイハイという気持ちで読了。
続きは気になるものの、
気になったものは全てうそか本当かよくわかやないファンタジー要素で回収されて、なんやねんみたいな
やっぱりsfてすきじゃないし、奇跡みたいなのは自分に起きない限り超しらける
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近未来もの。SF。
実験地底都市、〈eUC3〉→ヘルメス。
小惑星が近づいてきて、人類は恐怖する。
地球の生物はみんな死んでしまう!と。
不安、怯え、困惑、恐怖。
でも小惑星は落下しなかった。
その時の教訓として、地下都市を建築する。
地下3000メートル。
地下で生活をしても支障がないのか?
実験として10年間データを取るために
住人を募る。
地下での生活を10年間続けてヘルメスの住人は任期を終えても地上には出たがらなかった。2年延期して欲しいと願い出る。
地上に出るのが怖い。
小惑星が落下して死んでしまうという恐怖から、逃れられない人達。
まるでカルト集団のように。
場面が変わり地上の様子。
実験住人ではなく、医療スタッフの家族の様子など。
任期を終えて報酬をもらい、戻ってきて欲しい。
しかし、戻ってきたのはたった1人。
ヘルメスで誕生したルキ。
地上に生還したルキは短命だった。
ストーリーはそこで終わりでも良かったのでは?と思うが、
その場面は中盤で、まだまだ先が長かった。
再び地球に接近する小惑星。
世界が滅びて欲しいと願う若者たちと
生き延びたいと願う若者たちの衝突。
第2の月の誕生。壮大な世界観。
そしてアメリカでは?
繰り返す恐怖。
すごい話だった!
学校図書館 ◯
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小惑星衝突危機をギリギリ免れた近未来。
壮大な話ではあるが、ノストラダムスの大予言や震災原発事故後の放射能騒ぎ、ワクチンの是非など様々なパニックや価値観の違いにふりまわされた記憶とマッチ。
謎のままな部分も多いが、実際そんなもんだよね。
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薄っぺらーい!新人作家かな?と思ったらベテランだった。
近未来の話なのに科学的技術的なディテールがお粗末で、地下3,000mシェルターの説得力皆無。
連ドラの脚本かと思わせるほど場面転換と視点変更の嵐。落ち着け。
そして終末思想的厨二たちの浅い展開に爆笑。
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装丁が
アニメPSYCHO-PASSの狡噛っぽいな
という第一印象から読み始めました
第一部の終わり方で引き込まれ
どうなってくの!?
とワクワクしたが、
これほど尻つぼみな作品はないな
一部の終わり以外にも面白くなりそうな要素は
たくさんあったのに
岐路があるたびに
そっちじゃないんじゃない
と間違った選択肢を選び続けた印象
ルキとか匂わせも結構あったのに
あれ、なんやったんや
無念、残念だ!!
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ヘルメスで何が起きたのか、ルキは何者なのかという謎もあり、小惑星は地球に衝突するのかというドキドキハラハラもあり最後まで楽しめた。
小惑星は地球に衝突しないだろうという予想は当たってたけど、小惑星が地球の周回軌道に入り、アメリカの地底都市が第二のヘルメス状態になるという終わり方は予想外。
ヘルメスでの出来事が曖昧なまま終わってしまったのが残念。真相が知りたかった。
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著者お得意の近未来SF系ストーリーは同氏の著作である人類滅亡小説に似た雰囲気だったり集団思想や宗教的な考えみたいなのも他の作品で既視感あった
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2029年小惑星衝突の危機をきっかけにシェルターとして実験地底都市が建造された。実験期間の10年を目前にして被験者たちは地上に出ることを拒む…。『百年法』を彷彿させる展開にワクワクしながらページを繰ったが途中で失速。残念!
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何を信じるか。信じないか。揺らぐ気持ち、揺らがない気持ち。強い人ばかりではない。自分を信じて、精一杯生きるしかないのに。一日一日を大切に生きること。やり尽くす。
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時代を3部にわたり描いたSF。
いろんなSF作品を組み合わせたイメージは否めないが、最後のオチが秀悦であった。
「百年法」の記憶があるので期待したせいもあるが、内容としては少し若者向けを意識した?感じがした。
もう少し2部を膨らませることで、また違った印象になった気もする。
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ドキドキ、ハラハラしながら一気読み。「人の心は矛盾の塊」ホントに人というものは、荒唐無稽だと理性ではわかっていても、何かにすがらなければ生きていけない弱い生き物…。最期の審判が下される、その瞬間まで平常心で暮らしたいものだけど…その時を迎えてみないと…。でも「いい人生だった」と言えるようにはしたい。