発達障害かと思ったら統合失調症の一部でした みんなのレビュー

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精神的に疲れてる人にはこのわかりやすくてシンプルなコマ割りとキャラクター、背景の描き込みの少なさがだいぶ読みやすく感じるだろうなと思いました。
集中できない症状がある人はこの耳栓おすすめ、とか児童で受診したい・させたいならここに相談するといいよって話があったりストレスケアの方法がけっこう書かれてたりありがたいと思う点が多いです。
「小学生の頃は成績が良かったが、中学生になったら成績が落ちてきた。子供の頃から様々な症状は出ていたので、集中力や読解力の点で症状が学習の邪魔をしていた可能性もあった」みたいな話は初めて聞いたのでそういう人多そうだよなという気もする。統合失調症って若い頃発症する例多いらしいし。
何より救われたのは、発達障害当事者のエッセイなんかもそうなんですが、統合失調症ってやはりまだ厄介な病気というイメージがあるので、こうして病気の名前を明かしてもつながってくれる人がいること、この話を本にしましょう出版しましょう！と尽力してくれる人もたくさんいるんだなというところでした。作者さんの人柄や努力ももちろんあるんだろうなとは思いますが。

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漫画形式なので読みやすかったです。ただ導入から内容そのものがフワフワしていると言うか……まとめとして「気になる人は病院に行ってみてね！」的なニュアンスなので、現時点で既に統合失調症やうつ等の診断がついていたり、症状に悩んで居る人の役に立つ本では無いです。
パントー先生とのQ&Aは文章が長過ぎて……実際に読んだ感想としては正直「この程度の内容か…」と言う感覚でした。