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仲間達の時間稼ぎにより遂に突破口を見出したフリーレンは頼もしい。…けど、だからってあっという間にマハトを倒せるというわけではない点は敵が強大な存在なのだと理解させられるね
七崩賢マハト、大魔族ソリテール。魔王を倒したフリーレンと宮廷魔法使いのデンケン。両者ともに弱くはないが強大な相手を圧倒できる程ではない。だからこそどちらが勝つか判らない勝負が展開されるわけだ
巧みに言葉を操り戦う相手を惑わせようとするソリテールは恐ろしい相手。魔族は人の言葉は喋るけど、人の情は理解していないのが常だった
なのに彼女は長い対話によりどのような言葉を使えば人を動揺させられるか学んだのか
魔族との対戦経験が豊富なフリーレンだからどうにか平静で居られる強者
それでも彼女が微妙に揺らぐのがフェルン達の死を告げられた瞬間か
元は前衛に出るタイプではないからこそ、ソリテールとの直接対決は彼女に不向き。それでも足掻き続けたのはかつてのヒンメルのように仲間を愚かなまでに信じてみたくなったからなのかも
だからか、フェルンが生存していなければ成立しない作戦に一点賭けして勝利できたのは何処か勇者っぽさを感じてしまうね
一方で唯の強者同士の対決とは別の感情が沸き起こるのがデンケンとマハトの対決か
元は師弟、けれど今はデンケンの故郷ヴァイゼを封じる魔族。マハトは倒されなければならない敵であるのは確かだけど、フリーレンに相手を代わって貰ったように、デンケンは憎しみで彼と闘うわけではない
対決前に語られたようにマハトに正しく報いを受けさせるのが目的の対決。それはただマハトを倒せば良いというものではなくなるわけだ
だからデンケンがマハトを倒す技は彼から教わった戦い方になる。それこそがマハトに報いを与えられる
そしてもう一つの報いがグリュックとの対話かな
人間の友を裏切って半世紀も街を封じても判らなかった探し求めた感情
それでも、彼が最期に「…近づけばこの男を殺す…」と敢えて言ったのは彼が人間との共存の中で唯一手に入れられた「何か」であったように思えたよ……
再開された旅は本作らしいノリに
動き続けるゴーレムに空から落ちてくる木の実。どちらも過去から連綿と続く諸々が現代に影響を持った代物
それらと長い時を生きるフリーレンが接するのだから印象深い話が展開されるというもの
そうやって過去を意識させる話が挟まれたからこそ107話の展開は本当に驚かされたよ!
巻頭ページではフリーレンだけが色付き、他は色を失うというのが本作の特徴だった。だから切り替わった瞬間に全体が色付くのは納得の描写で
過去を踏まえて現代を生きる本作が運命の悪戯で辿り着いてしまった過去の世界
これはフリーレンに何をさせようというのだろうね
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黄金郷のマハト戦のクライマックスがこれほどまでに盛り上がるとは。
すばらしい展開でした。
これ以上のストーリーがどこに続くのか?と不安になっていたら、勇者編へと。
楽しみでもあるが、今のメンバーが出てこなくなるのは寂しい。
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後日譚というか、今まさに、世界の存亡をかけたバトルが行われている訳だけど、そんなことはさておき、面白かった。この大魔法使いのおじいさんが、こんなに強くて、こんな凄い見せ場を貰えるキャラとは思ってなかったけど、回想シーンが適切に挿入されることにより、違和感なく読み進められる。そしていよいよ、勇者の物語が展開される?
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私、自分は魔族ではないかと思っている。
魔力はないけれど。
仲良くしたいと思って他人に近付くけれど、結局分かりあえず壊してしまう。
殺人はしないけれど。
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マハト編完。
今のところマハト編が本作で一番のお気に入り。
キャラはデンケンが一番好きなので彼の人生を書ききってくれてよかった。(まだ死んでないけど)
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この終わり方って……。ちょっとちょっと、まて。先が楽しみじゃないか。アニメ化も楽しみなのにもっと楽しめと?
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漫画喫茶で読みました。
「万物を黄金に変える魔法」の解析が終わってデンケンを元に戻し反撃開始。
デンケン vs. マハト戦
フリーレン vs. ソリテール戦
ヴァイゼの黄金化を解除して、
マハトとソリテールを倒して、
北部高原エルンスト地方でゴーレム討伐したり、
北部高原ヴィッセン山脈で天脈竜の背中に登ったり、
北部高原キーノ峠で女神の石碑を見つけて次回は過去編。
アニメも始まるっていうのに、最近になって評判が芳しくないね。
特に次巻以降で描かれるであろう過去編が。
人間と共存しようとした魔族は2体目。
1体目は魔王だろうなぁって思ったら魔王だった。
北部高原ヴァイゼ地方:
ようやく抜けられたヴァイゼ地方。
マハトの黄金って加工は出来ないけどマハト自身は砕くことが可能なのか。
デンケンはマハトがヴァイゼの黄金化解除に気を取られてなければ勝ててないよね。
戦闘中の黄金化の解除はフリーレンがソリテールの裏をかいてフェルンに討たせるために行ったのだろうから完全に運だよね。
まぁ、そもそもマハトの隙を狙っていなければ成立してない勝利ではあるんだけど。
街に『暗黒竜の角』とかいうヤバげなモノが売ってると後半の街だなぁって感じがするね。
コレで残りの七崩賢は残り二体かな?
ちなみに「反射神経」という名称の神経は存在しない。
北部高原エルンスト地方:
統一帝国時代の調理用ゴーレムが暴走していましたとさ。
昔、とある宇宙のプラントで農業用ロボットが物資の不足によって肥料が足りなくなっても作業に従事するために人間を殺して肥料にするってアニメがあって、それを思い出してた。
(そのアニメ自体は肉体を溶かす未知のウィルスへの対処法を探しに宇宙へ出るという内容だった。)
「紙飛行機を遠くに飛ばす魔法」は風を起こす魔法でも代用できそうだ。
北部高原ヴィッセン山脈:
天脈竜の背中に森林があって、別の生態系があるって、まぁ、そこまで斬新な設定でもない。
そもそも『天空の城ラピュタ』を竜に置き換えただけともいえる。
ただ、そんな巨大な竜があのサイズで見えるって、どんだけ高高度を飛んでいるのか。
そして寿命で地上に落ちるらしいけど、そんな巨大質量が、そんな高度から落ちてきたら最早災害レベル。
もっとハッキリとした言い伝えが残ってても不思議じゃないと思うのだけど。
北部高原キーノ峠:
帝国領との関所のある場所。
マハトのせいで陸路がほぼ死んでいたけど、マハトが討たれたことにより急に活気づいたために人手不足という。
手続きに3週間かかるから女神の石碑を読みに行こう!って感じ。
「フィアラトール」が過去へ飛ばされたキーワードなんだろうか?
そして過去編は単行本でもカラーページという豪華仕様。
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アニメ始まりますね。
今巻はマハト、ソリテールとの戦いの決着。
ぼろぼろのフリーレンの切り札はなんなのか?
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黄金都市編は前のストーリーの記憶が曖昧で前の巻を読み返したくなった。終わり方としてはとても好み。
小さいエピソードと大きいエピソードの配分もちょうど良くて読んでて飽きない。
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黄金郷編?はとりあえず終了。
インターミッション的なエピソードを挟んで話は新章へ。
マハトやソリテールらとの理解しあえそうだが決して理解しあうことができない関係というのが面白いが、フリーレンもまた旅の過程で変わってきたように、魔族と人との関係もこの先の展開で変わっていくのかもしれない。というかそういう展開を期待する。
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ヴァイゼ一件落着。
ソリテールと戦いながら黄金郷の解析してるフリーレンかっこいい♡♡
そんなかっこいいフリーレンが微妙な顔でぼりぼり硬いパン食べてたり紙飛行機飛ばしてむふーってなってるの可愛いんじゃあ。
あと、天脈竜の勇者一行回想からの石碑解析で皆に出会うのすご……すき……。カラー、はちゃめちゃに美しい♡
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なんだろう…七崩賢マハトと領主グリュックの
彼らの間にしか存在しなかったであろう
この不思議な関係性は。
わかりあうことだけが最善ではなく
わからないままで共存はできないのか。
簡単に答えの出るような問いではないね。
そしてまた新たな旅路の途中。
報酬が紙飛行機を遠くに飛ばす魔法って
どういう意図で作ったんだ、そんな魔法(笑)
次の街への足止め喰らってタイムリープ!?
過去の冒険者一行と再会。
フリーレンだけ見た目変わんないからなぁ〜。
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アニメ始まったな~
ということで
読むの忘れていた最新刊を早速読みました
終わり方が気になりすぎる!!
見た目より更に内面イケメンな
勇者ヒンメルの活躍がみたい
評価は、
この巻というより
この巻までの総合評価にしてしまいました
ヒンメルパーティのカッコよさを
皆に伝えたい
これが伝説というものか
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ヴァイゼでの長かった戦いも終わり次なる旅路へ。結局今も昔も、魔族が負けた理由は人間を甘く見すぎていたと言うことでしょうかね。南の勇者の時のように全てが全てそうではないんでしょうが。そして…こんなラストの引きで止めることある!?
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黄金郷編の完結。
マハトとデンケン、フリーレンとソリテールの戦い。
迫力があって凄かったです!黄金になっていた人も街も元に戻ってよかったです。
"不死なるベーゼ。お前は結界を破ったフリーレンばかりを警戒していた。僕達のことなんて眼中になかったんだ。お前にとっての最大の誤算は人間を甘く見たことだ。人間を舐めるな。"
回想シーンのヒンメルの言葉には重く深みがあって最高です。
巻末はカラーになっています。次巻はヒンメルたち勇者一行の物語のようなので楽しみです!!